LINEアプリは、バーチャルカードを発行して、Google PayやApple Payを連携することで、iD決済が使えます。
「バーチャルカードってなに?」と身構えてしまいますが、ここでいうバーチャルカードは電子的に発行したプリペイドカードのことです。
支払い元は、LINE Pay残高に紐づけられるので、商品が残高以上になると購入できません。
以下からバーチャルカードの詳細、ポイント還元率、連携方法について紹介します。
目次
バーチャルカード(Visa LINE Payプリペイドカード)とは?
バーチャルカードは、プラスチックカードのような物理的なものとは違い、電子的に発行した仮想カードのことで、このページでいうバーチャルカードとは「Visa LINE Payプリペイドカード」のことです。
Visa LINE Payプリペイドカードの特長
Visa LINE Payプリペイドカードは、iD機能(またはVisaタッチ決済)付きの電子プリペイドカード(バーチャルカード)で、発行手数料や年会費は無料で利用できます。
16桁のカード番号が発行され、Visa加盟店のオンライン決済でクレジットカードと同じように決済でき、iDやVisaタッチ決済が使える店舗でタッチ決済ができます。
支払い元はLINE Pay残高に紐づけられるので、残高以上の買い物はできません(チャージ&ペイは使えません)。
LINE Payよりもポイント還元率が高くなるキャンペーン
LINE Payのチャージ&ペイより、ポイント還元率が高くなる方法があります。
「Visa LINE Payプリペイドカード」のキャンペーンを使ってiD決済(まはたVisaタッチ決済)する方法です。
2%ポイント還元キャンペーン開催中!
2022/7/1以降、下記のキャンペーンを開催中です。
キャンペーンは下記のとおりです。
支払い方法 | 期間 | 対象 | ポイント還元率 |
タッチ決済 | 2022/7/1(金)~ 終了日未定 |
Visa LINE Payプリペイドカードでタッチ支払い | 利用額の2%ポイント還元 |
ポイント付与上限は、一人5,000ポイント/月のため、タッチ決済で250,000円/月の利用までならポイント還元があります。
ポイント進呈時期は、毎月1日~末日の確定金額に応じ、翌月10日頃に進呈されます。
キャンペーンの対象となる支払い方法は下記のとおり。
2%還元対象
- Visa LINE PayプリペイドカードをApple Pay・Google Payに設定し、iD加盟店もしくはVisaのタッチ決済加盟店でタッチ支払い
Visa LINE Payプリペイドカードを設定してタッチ決済を使う2%ポイント還元となるのでお得です。
LINE PayにGoogle Payを登録して使う方法
Visa LINE Payプリペイドカード(バーチャルカード)は、Google Payに登録する過程で発行されるので、事前に発行する必要はありません。
Google Payに登録する方法
下記の手順でバーチャルカードを発行してGoogle Payに登録します。
Google Payに登録する方法
- LINEアプリ下部メニューの「ウォレット」をタップ後、アプリ上部の「Google Pay」アイコンをタップ
- 支払い方法で「iD」をタップ
- Googleアカウントを指定して「Google Payに登録」をタップ
- バーチャルカード発行画面で「確認」をタップ
- 利用規約を確認し「同意します」をタップ
- Google Payの案内画面で「続行」をタップ
- iDの案内画面で「続行」をタップ
- おサイフケータイアプリのリクエストを許可
- 「iDでお支払いができます」と表示されたら完了
また、カードの暗証番号を設定しましょう。
LINEアプリの「ウォレット」からLINE Payを立ち上げ、LINE Payメニューから「プリペイドカード」をタップし「カードの暗証番号」から4桁の暗証番号を登録します。
このVisa LINE Payプリペイドカードの画面では、LINEポイントの使用やカードの利用停止・解約なども行えます。
Google Payで支払う方法
Google Payで支払う場合は、「iD払い」と伝え、非接触型リーダーにかざして決済音がなれば支払い完了です。
一部の端末(Google Pixelなど)では、支払い時に画面ロック解除が必要です。
Google Payで支払う時の注意点
LINE Payクーポンや特典クーポンは、Google Payで支払う時は使えません(対応予定)。
また、チャージ&ペイは利用できないので、LINE Pay残高が不足しないように事前にチャージが必要です。
LINE PayにApple Payを登録して使う方法
Apple Payの場合もGoogle Payと同様に登録する過程でVisa LINE Payプリペイドカード(バーチャルカード)が発行されます。
Apple Payに登録する方法
下記の手順でバーチャルカードを発行するとApple Payに登録できます。
※Apple PayはiDやVisaタッチ決済の選択はありません。
Apple Payに登録する方法
- LINEアプリ下部メニューの「ウォレット」をタップ後、アプリ上部の「Apple Pay」アイコンをタップ
- 「はじめる」をタップ
- バーチャルカード発行画面で「確認」をタップ
- 利用規約を確認し「同意します」をタップ
- Apple Payの案内画面で「続行」をタップ
- Apple Payにカードを追加
- 「Apple Payでお支払いができます」と表示されたら完了
完了したら、下記の方法でカードの暗証番号も設定しましょう。
LINEアプリの「ウォレット」からLINE Payを立ち上げ、LINE Payメニューから「プリペイドカード」をタップし「カードの暗証番号」から4桁の暗証番号を登録します。
このVisa LINE Payプリペイドカードの画面では、LINEポイントの使用やカードの利用停止・解約なども行えます。
Apple Payで支払う方法
Apple Payで支払う場合は、「iD(またはVisaタッチ)払い」と伝え、LINEアプリから「ウォレット」>「Apple Payのアイコン」>「Apple Payで支払う」をタップします。
サイドボタンを2回クリックして、非接触型リーダーにかざして決済音がすれば支払い完了です。
Apple Payで支払う時の注意点
LINE Payクーポンや特典クーポンは、Apple Payで支払う時は使えません(対応予定)。
また、チャージ&ペイは利用できないので、LINE Pay残高が不足しないように事前にチャージが必要です。
LINEのカードはいろいろあってまぎらわしい!
LINEのカードにはいろいろな種類があってまぎらわしいのですが、特に下記のカードはまぎらわしいので注意が必要です。
名称 | 概要 |
Visa LINE Payクレジットカード | Visaのクレジットカード。 「LINEクレカ」ともいわれます。 |
LINE Payカード | JCBのクレジットカード。 「Visa LINE Payクレジットカード」以前はこのクレカが使われていました。 ※新規発行は終了しています。 |
Visa LINE Payプリペイドカード | 電子版プリペイドカード。 Visaのオンライン加盟店などで使えます。 |
LINEプリペイドカード | コンビニなどで購入できるプリペイド式カード。 LINE STOREでチャージをすると「LINEクレジット」になります。 ※スタンプやLINEマンガなどに使えます。 |
バーチャルカード | バーチャルカードは、プラスチックカードのような物理的なものとは違い、電子的に発行した仮想カードのことです。 主に電子発行したクレジットカードのことを指しますが、バーチャルプリペイドカードもバーチャルカードの一種です。 |
【まとめ】Google PayとApple PayをLINE Payに連携して決済すればお得
LINE Pay残高払いはポイント還元なし、チャージ&ペイはVisa LINE Payクレジットカードの設定が必要ですが、Visa LINE Payプリペイドカードを発行して使えば、クレカ不要でポイント還元率をアップできます。
Visa LINE Payプリペイドカード新規発行者の5%ポイント還元キャンペーンは2022/6/30までですが、2022/7/1以降はタッチ支払いで2%ポイント還元キャンペーンがスタートします。
Google PayとApple Payは、LINE Payクーポン・特典クーポンの利用はできませんが2022年7月以降は高水準の2%ポイント還元率になり、通常利用ならお得です。
※おサイフケータイやGoogle Pay、Apple Payが利用できる端末でもVisa LINE Payプリペイドカードで決済ができないことがあるようです。