今さら聞けない「Vポイント」とは?ため方・使い方・対象店舗で最大20%還元に必要な条件を紹介

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今さら聞けない「Vポイント」とは?ため方・使い方・対象店舗で最大20%還元に必要な条件を紹介

Vポイントは、三井住友銀行のキャンペーンや三井住友カードの利用などでたまるSMBCグループのポイントです。

2024年4月22日より、Tポイントと統合して新しい「Vポイント」に生まれ変わりました。

この記事では、そんなVポイントのため方・使い方や最大20%還元に必要な条件を紹介します。

Vポイントのため方

Vポイントをためるには、主に下記の2つの方法があります。

Vポイントのため方

  • 1)三井住友銀行のキャンペーン
  • 2)三井住友カードの利用

1)三井住友銀行の利用・キャンペーンでためる

Vポイントをためる方法には、三井住友銀行の利用やキャンペーンに参加してためる方法があります。

利用でためる

三井住友銀行の利用でためる方法には、「SMBCダイレクトにログインすると5ポイント(月1回まで)」「本支店ATMの入出金1回につき10ポイント(月3回まで)」があります。

キャンペーンでためる

キャンペーンには、「インターネットバンキングへのログイン」や「紙通帳からWeb通帳への切替」などがあります。

※最新のキャンペーン情報は公式サイトで確認しましょう。

利用やキャンペーンで継続してVポイントをためるのが難しい場合は、三井住友カードの利用が便利です。

2)三井住友カードの利用でためる(メイン)

三井住友カードを使えば、いつものショッピングでVポイントをためられます。

なお、三井住友カード発行の一部の提携カード(Visa LINE Payクレジットなど)では、Vポイントがたまらないので注意しましょう。

Vポイントがたまるカードの一つに「三井住友カード(NL)」があります。

出典:三井住友カード
発行ブランド Visa・Mastercard
年会費 永年無料
ポイント還元率 【メイン】主なポイント還元

  • ①「基本還元率」0.5%(税込200円につき1ポイント)
  • ②「対象のコンビニ・飲食店等」最大7%(条件達成で20%も可能)
  • ③「選択した3店」+0.5%
  • ④「Visaプリぺなどへのチャージ」0.25%
【サブ】条件達成がやや難しいポイント還元

  • ①「Vポイントアッププログラム」最大+8%
  • ②「家族ポイント」最大+5%
【学生】学生専用のポイント還元(学生ポイント)

  • 「サブスク」+9.5%
  • 「携帯料金」+1.5%
  • 「QRコード決済」+2.5%
付帯サービス 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
入会対象者 満18歳以上(高校生は除く)

「三井住友カード(NL)」には、メインとなる3つのポイント還元があります。

①基本還元率が「0.5%」

いつものショッピングを「三井住友カード(NL)」にすることで、利用金額の0.5%がポイント還元されます(税込200円につき1ポイント)。

②対象のコンビニ・飲食店等で最大7%還元

「対象のコンビニ・飲食店等」で利用すると、基本還元率(0.5%)と合わせて7%還元にすることができます。

カード自体のタッチ決済の場合は5%還元ですが、スマホのタッチ決済を利用すると7%還元です。また条件を達成することで最大20%も可能です(後述)。

スマホのタッチ決済とは、三井住友カードをApple PayやGoogle Payに設定し、Visaのタッチ決済やMastercardタッチ決済を使えるようにすることで、Vpassアプリから設定できます。

なお、「Google Pay」ではMastercardタッチ決済を利用できず、iDやカード差込はポイント還元対象外となるので注意が必要です。

主な「対象のコンビニ・飲食店」は下記のとおりです(2024年1月時点)。

「セブンイレブン」「マクドナルド」「サイゼリヤ」「すき家」など、人気のコンビニや飲食店が対象となっています。なお、商業施設内などの一部店舗は対象外となっています。

5%還元の対象コンビニ・飲食店等

  • セイコーマート(タイエー、ハマナスクラブ、ハセガワストアも対象)
  • セブンイレブン
  • ポプラ(生活彩家も対象)
  • ミニストップ
  • ローソン(ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフも対象)
  • マクドナルド
  • モスバーガー
  • サイゼリヤ
  • ガスト
  • バーミヤン
  • しゃぶ葉
  • ジョナサン
  • 夢庵
  • その他すかいらーくグループ飲食店(ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象)
  • すき家
  • はま寿司
  • ココス
  • ドトールコーヒーショップ
  • エクセルシオールカフェ
  • かっぱ寿司

なお、店舗によってはタッチ決済(またはコンタクトレス)が使えない店舗や、1万円以上をタッチ決済する場合はカードリーダーに差し込まないと決済ができないことがあり、この場合は、対象外となってしまうので注意が必要です。

③選択した3店で「+0.5%」

三井住友カードのサイトにログインし、対象店舗をあらかじめ3つ登録しておくことで0.5%のポイント還元が加算され、基本還元率と合わせて1%還元になります。

対象のお店は「コンビニ」「スーパー」「ドラッグストア」「カフェ・ファストフード」から選択できます。

④Visaプリぺなどへのチャージ

スマートフォンアプリ「Vポイント」「Visaプリぺ」「かぞくのおさいふ」へのチャージでVポイントが0.25%還元されます。

チャージしたプリペイドを利用すると0.25%のポイント還元があります。下記のページで加算対象のプリペイドカード一覧の確認が可能です。

3)三井住友カードの利用でためる(サブ)

三井住友カードの利用では、メインの3つ以外にも還元率がアップしたり、ポイントがもらえたりする方法があります。

サブのポイントアップ方法

  • ①Vポイントアッププログラム
  • ②家族ポイント

①Vポイントアッププログラム

Vポイントアッププログラムは、条件を達成することで、ポイント還元率をアップさせることができる仕組みです。

下記のサービスに契約したり、登録したりすることで、対象店舗でVポイントが加算されます。

対象サービス 還元率 達成条件
①アプリログイン +1% Oliveアカウントを契約し、三井住友銀行アプリもしくはVpassアプリへ月に1回以上ログイン
②選べる特典 +1% Oliveアカウントの選べる特典にて「Vポイントアッププログラム+1%」を選択
③SBI証券 最大+2% SBI証券の「Vポイントサービス」に登録し、対象の取引を実施
④住友生命加入 最大+2% 住友生命の「Vitalityスマート for Vポイント」に加入し、Vitality健康プログラムを実施
⑤外貨預金取引 最大+2% Oliveアカウントを契約し、三井住友銀行で外貨の取引を実施
⑥住宅ローン契約 +1% Oliveアカウントを契約し、三井住友銀行で住宅ローンを契約
⑦SMBCモビット利用 最大+1% SMBCモビットの返済口座にOliveアカウントを登録し利用

一部、Oliveアカウントの契約が必要となるため、Oliveフレキシブルペイなどのサービスへの加入が必要になります。

Vポイントアッププログラムのポイント加算対象店舗は、Visaのタッチ決済でポイント還元率がアップする「コンビニ・飲食店」と同じです(対象店舗は変更となる可能性があるので、最新情報は公式サイトで確認が必要)。

※Vポイントアッププログラムにおける1か月あたりのVポイント付与上限は、1カードあたり50,000ポイントとなっています。

②家族ポイント

家族ポイントは、三井住友カードの対象カード(家族カードは不可)を利用している家族をVpass上で家族登録すると、ポイント還元率を最大+5%までアップできるサービスです。

1人登録するごとに、ポイント還元率が+1%アップし、最大5人まで登録できます。

家族ポイントのポイント加算対象店舗は、Visaのタッチ決済でポイント還元率がアップする「コンビニ・飲食店」と同じです。

※家族ポイントにおける1か月あたりのVポイント付与上限は、1カードあたり50,000ポイントとなっています。

4)三井住友カードの利用でためる(学生)

学生ポイントの対象会員は、対象サービスの支払いに三井住友カードを利用するとポイント還元率が大幅にアップします。

学生ポイントの対象会員条件は、下記のとおりです。対象期間は、卒業予定年の12月末日までとなっています。

学生ポイントの対象会員条件

  • 対象カードを本会員として保有
  • 職業を「学生」と申告している人

学生ポイントでポイント還元率がアップする対象サービスはこちら。

対象サービス 還元率 詳細
サブスク +9.5%
  • Amazonオーディブル
  • Amazonプライム(Amazonプライム会費、Prime Student会費どちらも対象)
  • DAZN(DAZN for docomoも対象)
  • dアニメストア
  • Leminoプレミアム
  • Hulu
  • U-NEXT
  • LINE MUSIC(LINE Payアカウントに対象カードを登録し、支払い時に選択)
携帯料金 +1.5%
  • au
  • povo
  • UQ mobile
  • docomo
  • ahamo
  • SoftBank
  • LINEMO
  • Y!mobile
  • LINEモバイル
  • y.u mobile
QRコード決済 +2.5% LINE Payに対象の三井住友カードを登録し、チャージ&ペイで支払い

※サブスク、携帯料金、QRコード決済(LINE Payのチャージ&ペイ)の利用によるポイント加算は、毎月合計で1カードあたり30,000ポイントが上限となります。

最大20%還元に必要な条件

三井住友カードでは「対象コンビニ・飲食店」でのポイント還元率を最大20%にすることができます。

「対象コンビニ・飲食店等店舗でのタッチ決済利用」「家族ポイント」「Vポイントアッププログラム」の3つのポイントアップサービスの条件を全て達成すれば、ポイント還元率が最大20%になります。

※一部の人は、カード種別や入会時期により、「Vポイントアッププログラム」の還元率が最大+8%を超える場合があります。

たまったVポイントの使い方

たまったVポイントは、1ポイント1円として利用可能です。使い方には、下記のものがあります。

たまったVポイントの使い方

  • 1)VポイントPayアプリでプリペイドにチャージ
  • 2)クレジットカードの支払い金額へのキャッシュバック
  • 3)投資信託の買付に利用
  • 4)他社ポイントに交換
  • 5)その他

1)VポイントPayアプリでプリペイドにチャージ

VポイントPayアプリ

「VポイントPayアプリ」とは、たまったVポイントをお買い物に使えるようにするためのバーチャルプリペイドアプリです。

たまったVポイントを残高にチャージすることで、タッチ決済対応の店舗やオンラインショッピングで利用できます。

Vポイントは、1ポイント1円として、1円単位で利用可能です。

2024年4月22日(月)以降、スマートフォンアプリ「Vポイント」から「VポイントPayアプリ」に名称を変更しています。
支払い方法
  • Visaのタッチ決済
  • iD(タッチ決済)
ポイントチャージ
  • Vポイント
  • VポイントPayギフト
  • クレジットカード
  • 銀行口座
ポイント利用 1ポイント1円として、1円単位で利用可能

VポイントPayアプリのダウンロード・インストールはこちら

VポイントPayアプリの使い方

VポイントPayアプリを使って、Vポイントでお買い物をするには、「初期設定」、「残高チャージ」、さらに「支払い設定」の3つが必要です。

初期設定手順

まずは、初期設定です。

アプリのダウンロード&インストールの他に、SMS認証などの初期登録も必要です。なお、初期登録完了まで数日かかる場合があります。

  • アプリをダウンロード&インストール
  • SMS認証を行う

残高チャージ手順

次に、VポイントPayアプリにVポイントをチャージします。

  • アプリ下部の「Vポイントをお買い物に使いましょう」ボタンをタップ
  • 「Vpass IDで連携」をタップ
  • Vポイントが表示されたら「チャージ」をタップ
  • 「ポイント移行」をタップ
  • チャージするポイント数を入力して「チャージする」をタップ
  • ホーム画面に戻って残高が増えていれば完了

支払い設定手順

次に、支払い設定を以下の手順で設定します。

Androidの場合 iPhoneの場合
Google Payの設定が必要 Apple Payの設定が必要
  • ホーム画面の「Google Payを設定・確認」をタップ
  • 次の画面で「設定する」をタップ
  • メールアドレスを入力して認証する
  • 認証後にアプリに戻って「Google Payに追加」をタップ
  • 手順にそって「続行」をタップ
  • 「メインカードに設定」をタップすれば完了
  • ホーム画面の「Apple Payをはじめる」をタップ
  • 次の画面で「設定する」をタップ
  • メールアドレスを入力して認証する
  • 認証後にアプリに戻って「Apple Payを設定」をタップ
  • 手順にそって「次へ」をタップ
  • 「メインカードとして使用」をタップすれば完了

支払い方法

設定したスマートフォンを使って支払う時は、次のように伝えます。

Androidの場合 iPhoneの場合
「Visaのタッチ決済で」と伝えて、読み取り機にスマートフォンをかざします。 「Visaのタッチ決済で」または「iD(アイディー)で」と伝えて、読み取り機にスマートフォンをかざします。

VポイントPayアプリの使い方を動画で確認

動画で確認したい場合はこちら。


VpassとVポイントPayアプリの違い

Vポイントを利用するためのアプリは「VポイントPayアプリ」です。

三井住友カードには「Vpassアプリ」もあり、間違えやすいので、2つのアプリの違いを紹介しておきます。

VポイントPayアプリ
Vpassアプリ VポイントPayアプリ
三井住友カードの利用明細などを確認するアプリ たまったVポイントをチャージして利用できる電子マネーのような機能が付いているアプリ

独自ポイントを提供している提携カード(Visa LINE Payクレジットカードなど)を利用している場合は「Vpassアプリ」のみでも十分ですが、Vポイントがたまるカードを持っている場合は「VポイントPayアプリ」もインストールしておくと便利です。

2)クレジットカードの支払い金額へのキャッシュバック

キャッシュバックとは、1ポイント1円として、クレジットカードの支払い金額に充当できるサービスです。

3)投資信託の買付に利用

SBI証券Vポイントサービスに登録することで、投資信託の金額買付で利用できます。

投資信託の口数買付・積立買付・つみたてNISA買付や国内・海外株式では利用できません。

4)他社ポイントに交換

Vポイントは他社ポイントに交換可能です。

2024年4月時点、交換可能なポイントには以下のものがあります。

  • nanacoポイント
  • ヨドバシゴールドポイント
  • ジョーシンポイント
  • スターバックスカード
  • タリーズカード
  • ビックポイント
  • PiTaPaショップdeポイント
  • Suica
  • OZポイント
  • 夢なびポイント
  • WAONポイント
  • JAF継続年会費
  • ソニーポイント
  • Exポイント
  • Amazonギフトカード
  • Google Playギフトコード
  • Appleギフトカード
  • ANAマイレージ
  • ANA以外のマイレージ

交換レートはポイントによって異なりますが、「Vポイント1ポイント=交換先ポイント0.8ポイント」が多く、交換に必要なポイントは500ポイントからの場合が多いようです。

等価交換ではないため、Vポイントのまま利用した方がお得です。

5)その他

Vポイントは、三井住友銀行の振込手数料の割引に利用したり、景品交換(TOHOシネマズ映画観賞券、VJAギフトカード、USJスタジオパスなど)に利用したりすることもできます。

なお、景品がない場合もあります。

まとめ:Vポイントのため方・使い方

以上、Vポイントについて紹介しました。

Vポイントは、下記の方法でためることができ、継続してためるのであれば三井住友カードの利用が便利です。

  • 三井住友銀行の利用・キャンペーン
  • 三井住友カードの利用

対象コンビニ・飲食店等店舗で、対象カードを設定して「スマホのタッチ決済」を使うと、最大7%ポイント還元になります。

また、条件を達成すれば最大20%還元にもできるので、上手に活用してポイ活しましょう。

※2024年1月時点の情報を参考にしています。