イオンで使える支払い方法には、クレジットカードの「イオンカード」や電子マネーの「WAON」があります。
イオンカードと電子マネーWAONの違いや、ポイント還元率やキャンペーンなどを比較して、お得な使い方を紹介します。
目次
イオンカードとWAONの違いは?
イオンカードは、イオンが発行する年会費無料のクレジットカードで、利用すると基本的に「WAON POINT」がたまります。
※2021/9/11利用分からときめきポイントからWAON POINTに変わりました。また、イオンJMBカードは「WAON POINT」の代わりにJALマイルがたまります。
また、電子マネーWAONを利用しても「WAON POINT(または電子マネーWAONポイント)」がたまります。
ポイントに関しては違いがなさそうですが、一覧にしてみると下記の部分がちがいます。
イオンカード | 電子マネーWAON | |
基本還元率 | 0.5% ※200円(税込)で1ポイント |
0.5% ※200円(税込)で1ポイント |
イオングループでの還元率 | 1.0% ※200円(税込)で2ポイント |
1.0% ※200円(税込)で2ポイント ※会員登録が完了した電子マネーWAONを使う |
チャージ | - | 0.5%還元 ※イオンカードセレクトでオートチャージした場合 |
お客さまわくわくデー | 1.0% ※200円(税込)で2ポイント |
1.0% ※200円(税込)で2ポイント |
ありが10デー | 2.5% ※200円(税込)で5ポイント |
2.5% ※200円(税込)で5ポイント |
お客さま感謝デー | 5%オフ | 5%オフ |
G.G感謝デー | 5%オフ ※G.Gマークのついたクレジットでの払い |
5%オフ ※G.G WAON・ゆうゆうワオンでの支払い |
0のつく日はお得 | 2.5% ※200円(税込)で5ポイント |
2.5% ※200円(税込)で5ポイント |
その他 | イオンシネマ割引など | ボーナスポイントなど |
※「WAON POINT」と「電子マネーWAONポイント」の違いは下記の記事を参照。
イオンカードとWAONの基本還元率の違い
イオンカードと電子マネーWAONの「基本還元率は0.5%(200円ごと1ポイント)」です。
イオングループの対象店舗であれば、どちらでも「還元率は1%(200円ごとに2ポイント)」になります。
ただし、電子マネーWAONの場合は、smart WAONウェブサイトから、あらかじめ会員登録が必要です。
イオンカードとWAONのキャンペーンやイベントによる違い
2つが対象になっているキャンペーンやイベントには、下記のものがあります。
キャンペーンやイベント
- お客さまわくわくデー
- ありが10デー
- お客さま感謝デー
- G.G感謝デー
- 0のつく日はお得
キャンペーンやイベントでは、イオンカードとWAONのどちらを利用しても、ポイント還元率や割引率は同じです。
各キャンペーンやイベントの開催日、ポイント還元率、割引率を紹介します。
「お客さまわくわくデー」
「お客さまわくわくデー」は、毎月5日・15日・25日に開催され、対象店舗にてイオンカードや電子マネーWAONを使って支払うとWAON POINTが2倍の「200円(税込)で2ポイント」たまります。
※イオンJMBカード・JMB WAONカード・モバイルJMB WAON・BIC CAMERA JMB WAONカードでの支払いの場合はJALのマイルが2倍となります。
「ありが10デー」
毎月10日に開催される「ありが10デー」では、対象店舗にてイオンカードや電子マネーWAONを使って支払うと「200円(税込)ごとに5ポイント」たまります。
※各種JMB WAONでの支払いの場合はJALのマイルが5倍となります。
「お客さま感謝デー」
毎月20日・30日に、対象店舗にてイオンカードや電子マネーWAONを使うと5%オフになります。
※「お客さま感謝デー」は、ポイント還元ではなく値引きキャンペーンです。
「G.G感謝デー」
毎月15日は「G.G感謝デー」が開催され、55歳以上のイオンカードや電子マネーWAONでの支払いで5%オフになります。
イオンカードのクレジット払いの場合は請求時に5%オフ、電子マネーWAONの場合はレジにて5%オフになります。
また、15日に開催されている「お客さまわくわくデー」のポイント2倍も適用されます。
※G.GマークのついているイオンカードやG.G WAON・ゆうゆうワオンが対象です。
「0のつく日はお得」
毎月10日、20日、30日のイオンモール専門店にて、イオンカードや電子マネーWAONでの支払いで200円(税込)ごとに5ポイントたまります。
電子マネーWAONはオートチャージでポイントがたまる
電子マネーWAONは、イオンカードセレクトでオートチャージを設定すると、0.5%還元(200円で1ポイント)がつきます。
また、イオングループの店舗で電子マネーWAONを利用すれば、1%還元(200円につき2ポイント)になるので、オートチャージと合わせると1.5%還元になります。
「イオンカードセレクト」と「オートチャージ」した場合がポイント還元対象なので注意しましょう。
※イオンカードでオートチャージしてもたまりません。
※イオンセレクトカードでその都度チャージしてもたまりません。
ポイント以外の違いは?どっちがお得?
キャンペーンでの違いはほとんどありませんが、ポイント還元に関しては、イオンカードセレクトを使ったオートチャージを使えば、電子マネーWAONがお得です。
電子マネーWAONのボーナスポイント
電子マネーWAONの場合は、対象商品を購入すると通常のWAON POINTに加え、さらにポイントがもらえる「ボーナスポイント」があります。
また、電子マネーWAON独自のポイント山分けキャンペーンや、使えるお店別でのキャンペーンなども開催しています。
ただし、WAONはチャージ式なので高額商品への利用には向かない、有効期限による失効の恐れがある、利用を終了する時の残額回収の手間などがあります。
イオンカードのイオンシネマの割引特典
イオンカードの場合は、特典として下記のものがあります。
イオンカードの特典
- 新規入会&カード利用特典
- イオンシネマの割引特典
新規入会&カード利用特典では、入会や利用でポイントプレゼントキャンペーンを開催しています。
また、一部のカード(ミニオンズのイオンカード・イオンカードセレクトなど)には、イオンシネマの割引特典がついており、イオンシネマチケットを優待価格1,000円(税込)で購入できます。
なお、イオンシネマ特典を利用する場合は、注意事項があるので注意しましょう。
イオンシネマ特典の注意事項
- イオンシネマ「ご優待販売 専用サイト」より、シネマチケットを購入した人が対象(劇場窓口での購入は対象外)
- 一人あたりの購入枚数は年間30枚まで
- イオンシネマ以外の映画館(沖縄・九州南部など)では使用不可
- 近くにイオンシネマが無いと利用できないので注意(山梨県、沖縄県・九州南部など)
電子マネーWAONとイオンカードセレクトの使い分けがお得
イオンカードセレクトを持っていれば、いろいろな場面で利用でき、イオンシネマの優待割引も使えます。
ただし、電子マネーWAONのポイント還元も捨てがたいので、店舗などでは電子マネーWAONを利用しつつ、イオンシネマなど必要に応じてイオンカードセレクトを併用するのがベストな使い方といえます。
どちらもキャッシュレスで使いやすいのですが、いらないものまで買ってしまわないように、計画的に利用しましょう。
※キャッシュレスにすると現金の1.7倍消費が増えるといった報告もあります。