首都圏を中心にスーパーマーケットチェーン「サミットストア」を展開している、住友商事傘下のサミット株式会社(サミット)。そのサミットが、9月1日よりサミットストア全店でのQRコード決済サービス対応開始を発表した。
発表によると、中国IT大手アリババの「Alipay(支付宝)」、同じく中国IT大手のテンセントの「WeChat Pay(微信支付)」、韓国IT大手ネイバーの「LINE Pay」、ソフトバンクグループの「PayPay」、メルカリの「メルペイ」と5つのQR決済サービスに9月1日から全店で対応するとしている。なお次の店舗、サミットストア三田店、深沢坂上店、西永福店、砧店、喜多見駅前の5店舗では8月19日から先行してこれら5つの決済サービスに対応を行ったとしている。
発表ではかねてよりキャッシュレス時代への対応、省人化への対応、次世代EC、デジタル世代顧客へのアプローチなどをテーマに2018年10月に立ち上げた、全社プロジェクトチーム「Summit Digital Transformation」(SDX)によって様々な検討を行ってきたとしている。そのSDXによる検討の一環として、買い物客の利便性向上からQRコード決済サービスを始める事にしたとしている。
[参考]
・サミット ニュースリリース 2019年8月28日(PDF):サミット「QRコード決済サービス」を導入(2019.8.28)
・日本食糧新聞 2018.11.14:サミット、デジタル積極活用へプロジェクトチーム発足