【ポイント運用おすすめ5選】サービスの手数料や運用のコツを紹介!

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【ポイント運用おすすめ5選】サービスの手数料や運用のコツを紹介!

たまったポイントを使って、投資の疑似体験ができる「ポイント運用」というサービスがあります。

現金ではなく、ポイントを使うのでゲーム感覚ではじめやすく、運用がうまくいけばポイントを増やすこともできます。

ただし、元本保証はないので、運用によってはポイントが減ってしまうこともあります。

ポイント運用ができるサービスと運用のコツについて説明します。

ポイント運用ができる主要なサービス5選

下記の5つのポイント運用サービスは、比較的ポイントがためやすく、運用方法なども分かりやすいのでおすすめです。

ポイント運用ができる主なサービス5つ

  • 楽天ポイント運用
  • ポイントビットコイン
  • PayPayポイント運用
  • dポイント投資
  • au PAYポイント運用

各ポイント運用サービスの特長を簡単に説明します。

楽天ポイント運用

出典:楽天PointClub

楽天ポイント運用は、楽天ポイントを使って「アクティブコース」と「バランスコース」に疑似投資するサービスです。100ポイントから運用できます。

コース 連動する指標
アクティブコース 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
バランスコース 楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)

ポイントを追加する時も、引き出す時も手数料はかからないため、ポイント運用にかかる費用はありません。

ポイントビットコイン

出典:楽天PointClub

ポイントビットコインは、楽天ポイントを使って「ビットコイン」に疑似投資するサービスです。100ポイントから運用できます。

コース 連動する指標
ポイントビットコイン 楽天ウォレットが提示するビットコイン取引価格

ポイントを追加する時に手数料はかかりませんが、引き出す時に、引き出すポイントの約4~5%の手数料がかかります。

PayPayポイント運用

出典:PPSCインベストメントサービス

PayPayポイント運用は、PayPayポイントを使って「長期運用向けのコース2つ」と「短期運用向けのコース2つ」からコースを選んで、投資の疑似体験ができるサービスです。

1ポイントから運用できます。

コース 連動する指標
金(ゴールド)コース SPDR Gold Trust(GLD)
テクノロジーコース INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1(QQQ)
スタンダードコース SPDR S&P500 ETF(SPY)
チャレンジコース DIREXION S&P 500 3X(SPXL)
逆チャレンジコース DIREXION S&P 500 Bear 3X(SPXS)

ポイント追加する時に1回につき100円未満なら手数料無料ですが、100円以上追加する場合は、選択したコースの参照資産価格の1.0%の手数料がかかります。

PayPayポイントの手数料の説明では「スプレッド」という名称が使われています。

PayPayポイント運用には、「逆チャレンジコース」があります。これは、S&P500の指標が下がると利益が得られるコースです。値上がりに対して、値下がりは一気に下がることが多いので短期運用で利益を得やすいコースです。

dポイント投資

出典:dポイント投資

dポイント投資は、サービス名に「投資」がついていますが、他のサービスと同様に、ポイントを使った投資の疑似体験サービスです。

dポイントを使って「おまかせ運用」と「テーマ運用」からコースを選んで、100ポイントから運用できます。

※「グロース」は、「THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」の基準価額に連動。「インカム」は、「THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)」の基準価額に連動。

コース 連動する指標
アクティブコース 「グロース」と「インカム」比率が80:20
バランスコース 「グロース」と「インカム」比率が45:55
日経平均株価(日経225) 日経225連動型上場投資信託
新興国 iシェアーズ・コア MSCI エマージング・マーケット
コミュニケーション iシェアーズ グローバル コミュニケーションサービス
生活必需品 iシェアーズ グローバル生活必需品
ヘルスケア iシェアーズ グローバル・ヘルスケア
米国大型株 iシェアーズ・コア S&P 500
金(ゴールド) iシェアーズ ゴールド・トラスト
クリーン・エネルギー iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー
日経インバース指数 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信
SDGs/ESG iShares MSCI Global Sustainable Development Goals ETF

ポイントを追加する時も、引き出す時も、手数料はかかりません。

au PAYポイント運用

出典:au PAYポイント運用

au PAYポイント運用は、Pontaポイントを使って疑似投資するサービスで、コースは一つしかありません。

コース 連動する指標
au PAYポイント運用 auスマート・プライム(高成長)

100ポイントから運用でき、手数料は無料です。

ポイント運用の仕組み

ポイント運用は、実際の株や投資などで利用されている「指標」に沿って運用されます。

そのため、指標が上昇すればポイントも増え、下落すればポイントも減ります。

「指標」はポイント運用サービスによって異なり、変動が小さいものや大きいものがあります。

PayPayポイント運用で例えると、「金」が指標の「金(ゴールド)コース」は変動が小さく、「S&P500の3倍」を指標にした「チャレンジコース」は変動が大きくなります。

変動が大きければ、ポイントを一気に増やすことができますが、大きく減らしてしまうリスクもあるので注意が必要です。

ポイント運用で知っておくべきこと

ポイント運用で知っておくべきことは「追加したポイント数より、少なくなる(元本割れ)可能性がある」ということです。

運用次第では、ポイントを増やすことができますが、減ることもあります。

ただし、0よりも少なくなること(マイナス)はありません。

また、ポイント運用では、引き出さなければ「含み益(または含み損)」の状態で、利益(または損失)は確定していません。

そのため、元本割れの時にはポイントを引き出さずに、指標が上がってくるまで待つことで、損失を防ぐことができます。

ポイント運用のコツ

ポイント運用する場合は、当面使う予定のない「余剰ポイント」を使って運用しましょう。

利用予定のないポイントを使うことで、落ち着いて運用ができます。

ポイント運用する際にはいくつかコツがあります。

ポイント運用のコツ

  • コースを選ぶ時のコツ
  • ポイントを追加する時のコツ
  • ポイントを分割して追加する時のコツ
  • ポイントを引き出す時のコツ

コースを選ぶ時のコツ

ポイントをできるだけ増やしたい場合は、指標の変動が大きいコースを選びましょう。

指標の変動が小さいと、上昇してもポイントがあまり増えません。

楽天ポイント運用のアクティブコースやPayPayポイント運用のチャレンジコースがおすすめです。

なお、PayPayポイント運用の「逆チャレンジコース」も大きく利益を得られる可能性があります。「逆チャレンジコース」は、S&P500指数が下落すると利益が得られるコースです。

しかし、S&P500指数は長期で見ると右肩上がりとなっており、ベアマーケットは短期運用の知識が必要になります。知識がないまま運用スタートすると、売却のタイミングを逃してしまい、ずっと損失を抱えることになります。そのため、ポイント運用初心者は、最初は避けたほうがよいコースです。

ポイントビットコインの変動も大きいのですが、別のコースで慣れてから運用した方が安全です。

ポイントを追加する時のコツ

ポイントを追加するタイミングは、指標が下落から上昇に変わる時です。

PayPayポイント運用のチャレンジコースで例えると、赤矢印のようなタイミングです。

2022年に入ってから、米国の金利上昇で株価が大きく下落していましたが、7月あたりから米国の利上げ一服から株価が少しずつ戻ってきました。

そのタイミングで、チャレンジコースの指標も回復しています。

実際に、このタイミングでPayPayポイントを追加することで+31%の運用益を出すことができました。

ニュースなどで、株や投資信託の価格が上がるタイミングをチェックしておくと、チャンスをつかみやすくなります。

ポイントを分割して追加する時のコツ

上記のように、タイミングよくポイントを追加できればいいのですが、できないことも多々あります。

そういう場合に備えて、手持ちポイントを一度に全部追加するのではなく、分割して追加する方法も利用しましょう。

まず、手持ちのポイントの半分を、下落から上昇に反転したタイミングで追加します。もし、期待通り上昇しなかった場合は、再度、反転するまで待ち、残りを追加します。

こうすることで、指標の平均取得単価を下げることができます。

状況によっては、数か月以上ジリジリと下がることもあるので、1日や2日で追加せずに、1週間~1ヵ月くらいの間隔をあけて、様子を見ながら追加しましょう。

ポイントを引き出す時のコツ

ポイント運用では、引き出すタイミングも重要です。

運用益が+5~10%(指標の変動幅によって異なります)になったら引き出して利益を確定しましょう。

まだまだいけると思ってそのままにしておくと、含み益から含み損になってしまうこともあります。

例えば下記の画像のように、1月4日時点では+74%の運用益がでていましたが、利益を確定しなかったため、6月19日には-15%の含み損状態になってしまいました。

こうならないためには、運用益がプラスになった時に、ポイントを引き出す作業が必要です。

ポイント運用で元本割れした場合

ポイント運用では、追加したポイントよりも少なくなってしまう「元本割れ」のリスクがあります。

元本割れの対処方法を3つ紹介します。

元本割れした場合の対処方法

  • 損失が小さいうちに引き出す
  • 放置する
  • ポイントを追加する

損失が小さいうちに引き出す

元本割れした場合の対処方法の一つは、「全額引き出す」です。

損失が少ない段階であれば、全額引き出して、上昇するタイミングで全額追加すれば、損失分をカバーできることがあります。

放置する

損失がかなり膨らんでいる場合は、「放置」して戻ってくるのを待ちましょう。

余剰ポイントを使って運用していれば、焦らずに待つことができます。

ポイントを追加する

下がった時にポイントを追加すれば、指標の平均取得単価を引き下げることができます。

ただし、ポイントを追加した時よりもさらに指標が下がってしまうと、損失も大きくなってしまうので、追加タイミングには注意が必要です。

基本的に指標はずっと下げ続けることはないので、反転するタイミングで追加しましょう。

ニュースなどをこまめにチェックしていると、反転するタイミングに気づきやすくなります。

ポイント運用まとめ

主要なポイント運用サービスをまとめると下記のようになります。

※2022年8月時点

楽天ポイント運用 ポイントビットコイン PayPayポイント運用 dポイント投資 au PAYポイント運用
使えるポイント 楽天ポイント 楽天ポイント PayPayポイント dポイント Pontaポイント
最低限必要なポイント 100ポイント 100ポイント 1ポイント 100ポイント 100ポイント
運用コース 2コース 1コース 4コース 11コース 1コース
手数料 無料 引出ポイントの約4~5% ・1回につき100円未満なら無料
・100円以上追加する場合は選択したコースの参照資産価格の1.0%
無料 無料

ポイント運用は、当面使う予定のない「余剰ポイント」を使って、焦らず運用しましょう。

指標が下落から上昇に反転するタイミングでポイントを追加し、運用益が+5~10%になったら引き出します。

ポイント運用するためのポイントがない場合

ポイント運用するためのポイントがない人は、マイナポイントの利用がおすすめです。

PayPay・d払いであれば、受け取ったマイナポイントをポイント運用に利用できます。