PayPayとLINE Payはどっちがお得?最大還元率ならLINE Payもあり!

日常生活でPayPayを使っている人は多いですよね。

同じQRコード決済のLINE PayはどうかというとPayPayよりも少ないと思います。ですが、うまく使えばPayPayよりもポイントが多くためることが可能です。

そこで、この記事ではPayPayとLINE Payを比較して、どちらがお得なのかを分かりやすく解説します。

なお、LINE Payは2025年4月30日(水)をもってサービス終了となります。そのため、各種ポイント還元率が変更となる可能性があるため注意が必要です。
目次

基本還元率の比較

まず、基本のポイント還元率からみていきます。

PayPayの支払い方法

PayPayには、「PayPay残高払い」と「PayPayクレジット」があります。

PayPay残高払い

PayPay残高払いは、PayPayに現金をチャージして支払う方法です。

基本還元率は0.5%ですが、PayPayステップの条件をクリアすることで、+0.5%の還元が追加され、合計1%の還元が受けられます。

PayPayクレジット払い

PayPayクレジット払いは、PayPayカードを設定して支払う方法です。

PayPayカード(一般)の基本還元率は1%還元、PayPayカードゴールドなら、ゴールドカード特典がついて1.5%になります。

さらに、PayPayステップの条件クリアで0.5%が加算されて、それぞれ最大1.5%と2%にできます。

LINE Payの支払い方法

LINE Payの支払い方法にも、LINE Pay残高払いとチャージ&ペイがあります。

LINE Pay残高払い

LINE Pay残高払いは、LINE Payに現金をチャージして支払う方法です。この方法は基本還元率が0%と、ポイント還元はありません。

チャージ&ペイ

チャージ&ペイは、LINE Payにクレジットカードを設定して支払う方法です。

Visa LINE Payクレジットカード(P+)や三井住友カードが発行するVisaクレジットカードを設定できます。

Visa LINE Payクレジットカード(P+)を設定した場合は、5%の高還元が得られますが月に500ポイントまでの上限があり、三井住友カードの場合は、カードによって0.5%から1%の還元が受けられます。

ポイント還元率の比較結果

PayPayとLINE Payのポイント還元率をまとめると以下のようになります。

支払い方法 ポイント還元率 1万円利用した時の
ポイント獲得数
PayPay残高払い 0.5%(最大1%) 50ポイント(100ポイント)
PayPayクレジット
(PayPayカード)
1%(最大1.5%) 100ポイント(150ポイント)
PayPayクレジット
(PayPayカードゴールド)
1.5%(最大2%) 150ポイント(200ポイント)
LINE Pay
(Visa LINE Payクレジットカード(P+))
5% 500ポイント
※付与上限500ポイント/月
LINE Pay
(三井住友カード)
0.5%(最大1%) 50ポイント(100ポイント)

一万円を利用した時に最もお得になる支払い方法は、LINE Pay(Visa LINE Payクレジットカード(P+))です。

他の方法と比較しても、5%還元は圧倒的に高く、他の支払い方法よりも多くのポイントを獲得できます。

ただし、付与上限が月500ポイントとなっており、1万円以降の利用分に対するポイント還元はありません。

なお、1万円以上利用する場合は、PayPayの方がポイントが付いて有利です。特にPayPayカードゴールドを設定したPayPayクレジットを利用することで、最大2%の還元が受けられます。

請求書払いを比較

PayPayとLINE Payは、公共料金や税金などの請求書払いでも利用できます。

PayPayの請求書払い

PayPayの請求書払いは、ポイント還元はありませんが、利用実績としてPayPayステップのカウントに加算されます。

PayPay残高で税金を支払う時の注意点

税金(固定資産税、住民税、自動車税等)を支払う時に利用できるPayPay残高は「PayPayマネーのみ」となっており、PayPayマネーライトは使えません。

PayPayマネーは、銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金からチャージした残高です。

PayPayマネーライトは、PayPayカードからチャージ、PayPayクレジットからチャージ、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いからチャージした残高です。

LINE Payの請求書払い

LINE Payの請求書払いは、三井住友カードを設定したチャージ&ペイで支払うと、0.5%や1%のカードのポイント還元が受けられます。

LINE Pay残高払いや、Visa LINE Payクレジットカード(P+)を設定しているチャージ&ペイでは、ポイント還元はありません。

請求書払いの比較結果

請求書払いではLINE Payがわずかに有利です。

三井住友カードを利用することで、請求書払いでも0.5%(または1%)の還元が得られるため、税金や公共料金の支払いでポイントをためたいのであれば、LINE Payが適しています。

クーポンを比較

クーポンのお得度で二つの支払い方法を比較してみます。

PayPayクーポン

PayPayクーポンは、多くの場合5%還元のクーポンが配信されています。

また、ソフトバンクユーザーには、スーパーPayPayクーポンが配信され、最大50%還元のクーポンや他にも10~20%の還元クーポンを獲得できます。

LINE Payクーポン

LINE Payクーポンは、1~2%の割引クーポンです。ポイント還元されるタイプではなく、割引されるタイプです。

クーポンの比較結果

クーポンの面では、PayPayが大きくリードしています。

特にソフトバンクユーザーには高還元クーポンが提供されており、これを活用することで大きくポイントを獲得できます。

キャンペーンを比較

高還元率が期待できるキャンペーンで比較してみます。

PayPayのキャンペーン

PayPayの主なキャンペーンといえば、超PayPay祭、自治体コラボキャンペーンなどがあります。

超PayPay祭では、PayPayジャンボやPayPayスクラッチなどで全額還元キャンペーンが開催されますが、これはなかなか当たりません。

どちらかというと、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、ebookjapanなどで開催される通常よりもポイント還元率が高くなるキャンペーンの利用がおすすめです。

近くで開催していないと参加できませんが、自治体とコラボしたキャンペーンでは10~30%のポイント還元を受けられます。

また、花王商品とのコラボキャンペーンもお得で、最大30%がもどってくるため、まとめ買いなどで効率よくポイ活できます。

さらに、友だち招待キャンペーンも随時開催しています。

LINE Payのキャンペーン

LINE Payのキャンペーンには、Visa LINE Payプリペイドカードのタッチ決済で3%還元のキャンペーンがありますが、キャンペーンの数自体は少ないです。

キャンペーンの比較結果

キャンペーンの頻度と内容では、PayPayが圧倒的に優位です。

その他のポイントプログラム

PayPayのその他ポイントプログラム

PayPayには、獲得したポイントを運用し、さらに増やすことができるPayPayポイント運用があります。

LINE Payのその他ポイントプログラム

LINE Payには、ポイント運用サービスはありませんが、PayPayポイントに1対1で交換して、PayPayポイント運用に利用できます。

このほか、サービスを経由するだけでLINEポイント還元されるLINEショッピングや、簡単なゲームや会員登録などでLINEポイントがもらえるLINEポイントクラブがあります。

その他のポイントプログラムの比較結果

PayPayが直接的にポイントを増やす手段があるため有利です。特に、運用によってポイントを増やせる点は魅力的です。

まとめ:PayPayとLINE Payを比較した結果

クーポン利用時やキャンペーン開催時のポイント還元は、PayPayの方がLINE Payよりもお得です。

一方、「P+」を設定したLINE Payの5%還元は大きく、PayPayポイントに等価交換できる点も魅力的です。

結論として、いつも使うお店や地域でPayPayクーポン配信やキャンペーンがない場合は「P+」のLINE Payを上限まで利用し、それ以外はPayPayクレジットを利用するというのがお得な選択と言えます。

なお、LINE Payは、2025年4月30日(水)をもってモバイル送金と決済サービスを終了することを発表しました。

そのため、LINEクレカP+の5%還元がサービス終了するまで継続されるかどうかは分かりません。

特典については、別途発表があるので内容を確認して、お得なペイを選択しましょう。

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この記事を書いた人

2級FP技能検定保有。クレジットカード10枚以上保有。
簡単にできるお得なポイ活の紹介を心がけています!主にP+を設定したLINE Pay(5%還元)やLINEプリぺ(3%還元)を使っていますが、サービス終了のため新たなお得経路を模索中です。

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