【初心者必見】Vポイント運用の始め方とコースの選び方を徹底解説:Vポイント投資との違いも紹介!

「Vポイント運用に興味はあるけれど、どうやって始めたらいいのか分からない…。」
「どのコースがいいの?」
Vポイント運用でこのような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
Vポイント運用は、貯まったポイントを使って資産運用の疑似体験ができる便利なサービスで、初心者でも簡単に始められ、マネーリテラシー向上にもつながります。
そこで、この記事では、Vポイント運用の始め方から、コースの選び方、注意すべきポイントまでを詳しく解説していきます。
- Vポイント運用の基本的な仕組み
- 始め方とコースの選び方
- 注意すべき点
Vポイント運用とは?仕組みと特徴をわかりやすく解説

Vポイント運用とは、三井住友カードや提携先のサービスで貯まった「Vポイント」を使って、投資の疑似体験ができる仕組みのことです。
通常の現金投資と異なり、現金を使わずにポイントだけで始められるため、初心者にも非常に人気があります。証券口座を開設する必要もなく、スマホ一つで簡単に始められます!
Vポイント運用とVポイント投資の違い
「Vポイント運用」と似ているサービスに「Vポイント投資」があります。
「Vポイント投資」は、三井住友カードなどで貯めた「Vポイント」を使って、実際の金融商品(主に投資信託)に投資できるサービスです。
両者の違いを比較すると以下のようになります。
特徴 | Vポイント投資 | Vポイント運用 |
---|---|---|
投資の対象 | 実際の金融商品(投資信託) | 仮想的なポイント運用(疑似投資) |
利益 | 運用益が出たら現金化可能 | ポイントでの増減のみ |
口座開設の必要 | 必要(SBI証券口座) | 不要(アプリのみ) |
運用に必要な最小ポイント数 | 100ポイント~ ※SBI証券の投資信託は100円から購入可能 | 1ポイント~ ※スポット追加は100ポイントから追加可能 |
「Vポイント運用」は、証券口座不要で簡単に始められ、あくまでも「シミュレーション」に近い仕組みです。
とはいえ、運用結果は実際のETF(上場投資信託)の値動きに連動しているため、本格的な体験が可能です。
現金ではなくポイントとしての増減になるため、リスクを抑えることができます。
Vポイント運用のメリットとデメリット
- メリット:気軽さ・現金不要
-
最大のメリットは、現金を使わずに始められる点です。証券口座も必要ありません。
クレジットカードやお買い物で自然に貯まったポイントを運用に回せるため、損をしたという感覚も少なく、心理的なハードルが低いのが魅力!
「通常ポイント」と「有効期間内の期間限定ポイント」の両方が利用でき、運用中のポイントに有効期限はありません。
- デメリット:元本保証がない・反映遅延の可能性
-
投資対象が実際の相場に連動しているため、運用を始めた時よりもポイントが減る可能性があります。ただし、0ポイントを下回ることはありません。
ポイント追加の反映はリアルタイムではありません。
また、運用ポイントの残高更新は営業日に1日1回、18:00頃に最新情報に更新されます(リアルタイムで更新されません)。
Vポイント運用のおすすめコースと選び方

Vポイント運用には、下記の3つのコースがあります。
コース名 | コースの特徴 | 価格変動 | 連動するETF銘柄 |
---|---|---|---|
全世界コース | 世界中の株式市場に広く分散投資 | 小さい(長期向け) | iShares MSCI ACWI ETF(ACWI US) |
米国テックコース | 米国の情報技術セクターに集中投資(Apple、 Microsoft、NVIDIAなど) | 大きい(短期向け) | Vanguard Info Tech ETF(VGT US) |
日経平均コース | 日本のTOPIX(東証株価指数)に連動 | 中程度(中期・長期向け) | Next Funds TOPIX ETF(1306 JP) |
なお、運用ポイントの評価は、上記の銘柄の価格を参考に、為替レートも加味され、独自に算出されます。
全世界コース:バランス型
全世界コースは、世界中の株式市場に分散投資されているETFをもとにした運用コース。
安定性と成長性のバランスが取れており、初心者や「まずは様子を見たい」という慎重派におすすめです。
値動きは比較的緩やかで、長期的にじっくりポイントを増やしたい方に向いています。
米国テックコース:攻めのスタイル
米国テックコースは、アメリカのテクノロジー企業を中心としたETFに連動するコースです。
Apple、Microsoft、NVIDIAといった大手企業が含まれており、高い成長が期待できる分、値動きも大きくなります。
「多少リスクをとってもポイントを増やしたい!」という人におすすめ。
日経平均コース:堅実派向け
日本市場の代表的な株価指数「日経平均」に連動するコースです。
比較的安定した運用が期待できるため、日本企業に親しみがある方や、ローリスクを好む方に適しています。
変動はあるものの、全世界コースよりも値動きが分かりやすく、予想しやすいのが特徴です。
Vポイント運用のポイント追加方法は2種類

Vポイント運用のポイント追加方法は「スポット追加」と「自動追加」の2種類あります。
Vポイント運用では「スポット追加」という名称は使っていませんが(「ポイントを追加」と書かれています)、その都度追加するという意味で、この記事では「スポット追加」を使っています。
- 「スポット追加(ポイントを追加)」
-
好きなポイント数を、好きなタイミングで追加できます。相場が下がったときに「今がチャンス」と判断して入れたいときに便利です。
また、複数のコースを選択して運用できます。
ポイントを追加する時は、最低100ポイント必要です。
- 「自動追加」
-
指定した日付で、全額または指定のポイント数を追加できます(例:毎月1日に100ポイントまで)。忘れずに継続運用したい方は自動追加がおすすめです。
自動追加は一つのコースしか設定できません。
ポイントは、1ポイントでも自動で追加されます。
反映タイミングと手数料
スポット追加と自動追加の反映タイミングは次のとおりです。
- 「スポット追加」の反映タイミング
-
営業日の12:30までの申込みを当日分、それ以降は翌営業日分として受け付け、当日~2営業日後の18:00以降に反映
- 「自動追加」の反映タイミング
-
設定した「自動追加する日」を注文日として受け付け、当日~2営業日後の18:00以降に反映
また、手数料は以下のようになります。自動追加にすればお得!
- 「スポット追加」の手数料
-
申込みポイント数のうち1%が手数料相当分として差し引かれて追加されます(100円で1ポイント)。
- 「自動追加」の手数料
-
追加する時の手数料は無料です。
スポット追加と自動追加の違い
スポット追加と自動追加の違いをまとめると以下のようになります。
項目 | 「スポット追加」 | 「自動追加」 |
---|---|---|
追加タイミング | 自分でタイミングを決めて追加 | 指定のポイント数まで自動で追加 |
追加方法 | アプリで都度手動操作が必要 | 初回設定すれば自動化できる |
コース選択 | 複数コースでの運用可能 | 複数コースの自動追加は不可 |
追加に必要な最低ポイント数 | 100ポイント~ | 1ポイント~ |
反映タイミング | 12:30までの申込みで当日~2営業日後の18:00以降(12:30以降は翌営業日分として受付) | 自動追加の日を基準に、当日~2営業日後の18:00以降 |
手数料 | 申込みポイント数の1% | 無料 |
向いている人 | 自分のペースで管理したい人向け | 放っておいても運用したい人向け |
Vポイント運用の始め方と手順

Vポイント運用を始めるには、「Vポイントアプリ」のダウンロードが必要です。パソコンからはできません。
iOSとAndroidのどちらにも対応しています。
三井住友カードの会員であればすぐに連携が可能です。アプリを開いたら、Vpass(会員サイト)でログインし、ポイント運用サービスを有効にしましょう。
Vポイント運用のポイント追加手順
Vポイントアプリのホーム画面から「スポット追加」を行う方法を紹介します。
どのコースにどれだけのポイントを入れるかを設定すると、運用がスタートします。
Vポイントアプリにログインし、ホーム画面にある「ポイントを運用」をタップします。

Vポイント運用で利用したいコースをタップして選択します。

スポットでポイントを追加する場合は「ポイントを追加」をタップします。

運用に追加するポイントを入力後、「確認へ進む」をタップします。

ポイント追加確認画面で「追加する」をタップすれば、スポット追加完了です。

「自動追加」を設定したい場合は、運用コース選択後に「自動追加設定」をタップしてください。
「自動追加」にする場合は、Vポイント運用コース選択後に「自動追加設定」をタップします。

ポイントの追加方法を「全ポイントを自動追加」か「上限設定」から選択し、自動追加する日を選択します。その後「確認へ進む」をタップ。

「ポイント自動追加確認」画面で「設定する」をタップすると、自動追加が設定されます。

Vポイントを引出す時の注意点
運用中のポイントは、1ポイントから1ポイント単位で引出しが可能です。
なお、Vポイントを「ポイント数を指定」して引き出す場合は、運用ポイント数の90%まで指定できます。
それ以上を引出したい場合は「全ポイント引出す」での申込みが必要です。
ポイントを引き出す場合は、「運用状況」>「ポイントを追加したコース」を選択します。
ポイントの追加ボタンの下に「運用ポイントを引出す」ボタンがあるのでタップします。

「全ポイントを引出す」または「ポイント数を指定」のいずれかを選択して引出せます。

運用するVポイントの獲得方法

運用するVポイントの獲得方法としておすすめなのは、「三井住友カード」を利用したVポイント還元です。
カードを利用することで、日常の買い物で継続的にVポイントを獲得できます。
通常利用で0.5%のポイントが貯まりますが、特定の店舗でのタッチ決済を利用すると、最大7%の還元を受けることが可能!
三井住友カード(NL)の基本情報は以下のとおり。
![]() |
|
名称 | 三井住友カード(NL) |
申込対象 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
発行方法 | 即時発行 |
ブランド |
|
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元 |
|
追加カード |
|
機能・電子マネー |
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ショッピング補償 | なし |
支払日 | 月末締め翌月26日払い |
下記の記事に、三井住友カードを使ってポイントをためる方法をまとめているので参考にしてください。

この他、Vポイントアプリでは、Vポイントがたまるクーポン情報やキャンペーン情報を掲載しています。
アプリ下部の「クーポン」をタップすれば、お得なクーポン情報を確認でき、「貯める」をタップすれば、キャンペーン情報を見ることができます。

よくある質問
まとめ

Vポイント運用の仕組みや始め方、各コースの特徴、注意すべきポイントなどを紹介しました。
アプリの操作もシンプルで、全世界コースや米国テックコースなど、自分のスタイルに合った選択ができる点が魅力です。
実際のお金ではなく、ポイントを使うことで気軽に投資感覚を体験できる点が、初心者の方にとっては安心材料になっています。
もし、「ちょっとやってみようかな」と思った方は、まずは少額ポイントから始めてみましょう!
