「さとふる」は、利用率No.1のふるさと納税サイトです。
「人気ランキング」や「レビュー評価」があるので、返礼品選びで迷った時に使うと便利です。
また、キャンペーンに合わせて寄付すれば、PayPayギフトカードがもらえます。
初心者でも使いやすい「さとふる」でふるさと納税する方法を紹介します。
目次
「さとふる」のメリット・デメリット
「さとふる」のメリット
「さとふる」のメリットは、「人気ランキング」や「レビュー評価」から返礼品選びができるところです。
ふるさと納税初心者でも、どの返礼品にすればよいか迷った時に、ランキングやレビューを見て比較検討できます。
また、マイページから返礼品の配送状況が確認できるので、保管するための冷蔵庫の準備ができ、到着も早いので、早く受け取りたい人にも「さとふる」はおすすめです。
さらに、さとふるでは毎月キャンペーンを行っており、「さとふるの日キャンペーン(3と8のつく日)」に寄付すると、寄付金額に対して6%程度のPayPayギフトカードがもらえます。
※還元率はキャンペーンによって異なります。
「さとふる」のデメリット
一方、デメリットは、楽天ふるさと納税に比べると、掲載自治体数がやや少ないことです。
ただし、返礼品の数は290,000件(2021年10月時点)を超えており、自治体や返礼品をピンポイントで探さない限りは、大きなデメリットにはならないと思います。
「さとふる」のふるさと納税のやり方
「さとふる」のふるさと納税ステップは、下記の3ステップです。
今年やること
- 【1】寄付上限をシミュレーションでチェックする(今年1/1~12/31)
- 【2】返礼品を探して寄付する(今年1/1~12/31)
翌年やること
- 【3】ワンストップ特例制度(翌年1/10まで)
または確定申告(翌年2/16~3/15)
条件があえば、ワンストップ特例制度(翌年1/10まで)を利用して申告できます。
確定申告よりも必要なものが少ないので簡単です。
それが使えない人は、翌年、確定申告が必要です。
【1】寄付上限をシミュレーションでチェックする
まずは、自分ができる寄付の上限の目安をチェックします。
さとふるの寄付上限シミュレーションは2つあります。
- 簡単シミュレーション
- 詳細シミュレーション
簡単シミュレーション
「簡単シミュレーション」では、「年収」と「家族構成」の2つで寄付上限額の目安を算出できます。
詳細シミュレーション
「詳細シミュレーション」では、さらにいろいろな項目を入力して算出します。
「給与所得者の方」と「個人事業主・副業のある方」から選択できます。
会社員なら、給与所得者を選んで算出します。
詳細シミュレーションを利用する場合は、源泉徴収票が必要です。
できるだけ詳しく上限を知りたいなら、詳細シミュレーションがおすすめです。
【2】返礼品を探して寄付する
寄付上限が分かったら、その金額の範囲でできる寄付先を見つけます。
さとふるで、どの返礼品にするか迷った場合に便利なのが人気ランキングです。
返礼品人気ランキング
「魚介・海産物」ランキング
「牛肉」ランキング
「ハンバーグ」ランキング
「果物」ランキング
「スイーツ」ランキング
「お米」ランキング
総合的なランキングだけでなく、各返礼品のランキングがあるので、迷った時に参考に使えます。
また、いろいろな返礼品を探すのが面倒だったり、一気に届いて冷蔵庫に収まりきらない場合に便利なのが「 ふるさと納税「定期便」」です。
一度の寄付で、複数回に分かれてお礼の品が届きます。
この他、「 クラウドファンディング」もできます。
寄付をすると、返礼品とは別に、確定申告で必要な寄付金受領証明書が送られてくるのでなくさないように保管しましょう。
【3】確定申告をする
自己負担分以外のふるさと納税の寄付金を返してもらうには、「ワンストップ特例制度」または「確定申告」を使って、ふるさと納税の申告が必要です。
※寄付上限があっていれば、自己負担分以外の寄付金は、所得税の還元、住民税の控除で戻ってきます。
申告スケジュール期限
- 1)「ワンストップ特例制度」:翌年1/10
- 2)「確定申告」:翌年2/16~3/15
ふるさと納税の申告は2種類ある
ふるさと納税の申告方法は、2つあります。
- 1)「ワンストップ特例制度」
- 2)「確定申告」
それぞれについて説明します。
1)ワンストップ特例制度を使う
ワンストップ特例制度は、確定申告を行わなくても、ふるさと納税寄付金の控除が受けられる仕組みです。
ワンストップ特例制度の申請スケジュール
ワンストップ特例制度を使った場合は、自己負担分以外は「住民税の控除(住民税が安くなる)」というかたちで戻ってきます。
ワンストップ特例制度の利用条件
利用条件があるので、下記のチェックシートで対象かどうかを確認しましょう。
※確定申告が必要かどうかの判断は、税理士などの専門家や税務署に相談してください。
ワンストップ特例制度で必要になるもの
ワンストップ特例制度が利用できれば、用意するものは、下記の3つです。
- ワンストップ特例制度の申請用紙
- 本人確認書類(マイナンバーカードなど)
- 封筒・切手
※ワンストップ特例制度の申請用紙は、寄付金受領証明書と一緒に送られてくることがあります。
申請用紙に必要事項を記入し、封筒にいれて、自治体に1/10(必着)で送れば完了です。
2)確定申告をする
ワンストップ特例制度での申告を忘れてしまったり、対象でない人は、確定申告が必要です。
確定申告をする場合のスケジュール
確定申告した場合は、自己負担分以外は「所得税の還付」と「住民税の控除(住民税が安くなる)」というかたちで戻ってきます。
確定申告はe-Taxがおすすめ
確定申告はe-Taxでの申告がおすすめです。
紙での申告に比べて必要なものが少なく、税務署に行く必要もありません。
※e-Taxで申告する場合はマイナンバーカードが必要です。
確定申告で必要になるもの
- 源泉徴収票
- 還付金の受取口座
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードを読み取れる機器(またはスマートフォン)
- 確定申告の申請書(紙での申告では必要)
- 寄付金受領証明書(紙での申告では必要)
- 本人確認書類(紙での申告では必要)
- 印鑑(紙での申告では必要)
- 封筒・切手(紙で郵送する場合に必要)
申告書の書き方
申告書の作成方法は、国税庁のページにあります。
e-Taxの場合は「寄附金控除(ふるさと納税など)を受けられる方へ」というPDFにやり方がのっています。
紙の場合は「確定申告書の記入例(申告書A様式)」にあるPDFを参考に作成しましょう。
実際にe-Taxでやってみた内容や感想を、下記の記事で紹介しています。
「さとふる」でPayPayを使う方法
さとふるでは、下記の方法でPayPayを使って支払うことができます。
PayPayを使って支払う方法
- さとふる公式ウェブサイトを使う
- さとふる公式アプリを使う
- PayPayのふるさと納税ミニアプリを使う
- Yahoo!ショッピングを使う
さとふる公式ウェブサイトを使う
さとふるの公式ウェブサイトから、寄付先を選んで手続きを進めると、支払い方法の選択でPayPay残高(またはクレジットカード決済)を選択できます。
さとふる公式アプリを使う
さとふるには、公式アプリがあります。
それを使って寄付をすると、支払い方法の選択でPayPay残高(またはクレジットカード決済)を選択できます。
PayPayのふるさと納税ミニアプリを使う
PayPayには、さとふる用のミニアプリがあります。
機能一覧の「生活」>「ふるさと納税」を選ぶと、さとふるにつながります。
寄付先を選んで手続きを進めると、PayPay残高での支払いになります。
※ミニアプリの場合は、クレジットカード決済はできません。
Yahoo!ショッピングを使う
Yahoo!ショッピングからも「さとふる」に寄付できます。
※寄付の提供元が「さとふる」かを確認しましょう。
さとふるが提供する寄付先に申し込みを行うと、支払い画面でさとふるのページに遷移し、支払い方法でPayPay残高(またはクレジットカード決済)を選択できます。
「さとふる」でお得にふるさと納税するには?
「さとふるの日」に寄付すれば6%のPayPayギフトカードがもらえる
「さとふる」でふるさと納税するなら、「さとふるの日キャンペーン(3と8のつく日がつく日)」がおすすめです。
寄付金額に対して6%程度のPayPayギフトカードがもらえます。
ただし、寄付する時には下記の上限があるので忘れずに条件をクリアしましょう!
- エントリーが必要
- さとふるアプリで寄付(PayPayミニアプリは対象外)
「楽天リーベイツ経由」で楽天ポイントがもらえる
さとふるは、楽天リーベイツを経由してから寄付すれば、楽天ポイントがもらえます。
Yahoo!ショッピングでPayPayを使う
Yahoo!ショッピングの「さとふる」で、PayPayを使えば5%ポイントバックがあります。
5のつく日などを利用すれば、さらにポイント還元を受けることが可能です。
「さとふる」でのふるさと納税【まとめ】
さとふるは、ランキングが使えて、操作も簡単なので、初心者でもふるさと納税しやすいサイトです。
確定申告がめんどうな人は、「ワンストップ特例制度」を利用すれば、比較的簡単に申告ができます。
「返礼品」がもらえて、寄付上限があっていれば、自己負担分の2,000円以外は「所得税の還付」や「住民税の控除」で戻ってきます。
また、キャンペーンを使えば、ポイント還元も受けられるのでお得なのでやらないと損です!