PayPayとSuicaはどっちがお得?関東圏ならSuicaもお得!

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PayPayとSuicaはどっちがお得?関東圏ならSuicaもお得!

PayPayと交通系電子マネーのSuica、どちらを使えばお得なのか気になりませんか。

PayPayはQRコードの提示や読込が必要ですが、Suicaは読取機にかざすだけですぐに決済が完了するので、ポイント還元率が高ければ使いたくなりますよね。

そこで、この記事では、PayPayとSuicaの基本還元率、クーポン、キャンペーンなどを比較して、どちらがお得なのかを解説します。

基本還元率を比較

PayPayの基本還元率

PayPayには、残高払いとクレジット払いがあり、クレジット払いはさらに一般カードとカードゴールド設定で分かれています。

「PayPay残高払い」を利用した場合のポイント還元率は0.5%(200円につき1ポイント)で、「PayPayクレジット払い(旧あと払い)」の場合は1%還元です。

どちらもPayPayステップの条件達成で+0.5%アップし、PayPayクレジットに関してはカードゴールドを設定すると+0.5%アップします。なお、カードゴールドは年会費がかかります。

項目 PayPay残高払い PayPayクレジット払い
一般カード設定 カードゴールド設定
基本還元率 0.5% 1% 1%
PayPayステップ達成特典 +0.5% +0.5% +0.5%
ゴールド特典 +0.5%
最大還元率(合計) 1% 1.5% 2%

Suicaの基本還元率

交通系電子マネーのSuicaは、プリペイド式の電子マネーで、カードタイプとアプリタイプ(モバイルSuica)があります。

以前は、Suicaポイントというポイントサービスがありましたが、2017年12月5日(火)にJRE POINTへ統合され、現在はSuicaを連携するとポイントをためられます。

Suicaは、チャージ(入金)でもポイントをためることができ、店舗に応じて0.5~1%還元が受けられます。さらに、鉄道利用時はモバイルSuicaの還元率が高くなります。

Suicaカード モバイルSuica
基本還元率 0.5~1%
※店舗によって異なる
0.5~1%
※店舗によって異なる
鉄道利用 0.5% 2%
チャージ
※ビューカード利用時
1.5%※1 1.5%
最大還元率(合計) 2~2.5%
※鉄道利用時:2%
2~2.5%
※鉄道利用時:3.5%

※1Suicaカードの場合は、オートチャージで1.5%還元になり、多機能券売機やVIEW ALTTE(ビューアルッテ)でビューカードを使ってチャージした場合は0.5%還元です。

Suicaにチャージするなら「ビューカード」がおすすめ

Suicaカード(オートチャージ)もモバイルSuicaも「ビューカード」を使えば1.5%還元が受けられます。

モバイルSuicaへのチャージは、ビューカード以外にもVISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners Clubブランドのカードが利用可能です。

ただし、Amazon Mastercard、楽天カード、三井住友カード、JCBカードなど、一部のカードはポイント還元対象外となるため、事前の確認が必要です(例えば、リクルートカード(Mastercard)であれば1.2%還元が可能)。

なお、ビューカードは基本的にカード年会費がかかるのですが、「ビックカメラSuicaカード」であれば、年1回以上利用すれば次年度の年会費を無料にできます。

さらに、ビックカメラでのお買い物でもポイントをためられるため、非常に便利でお得です。

ビックカメラSuicaカードの基本情報
名称 ビックカメラSuicaカード
申込対象 満18歳以上の方(高校生を除く)
発行方法 通常発行(最短7日で発行)
ブランド
  • Visa
  • JCB
年会費
  • 初年度無料
  • 次年度以降524円(税込)

※年1回クレジットカード機能を利用すれば次年度も無料

ポイント還元
  • ビックカメラでの利用:10%(ビックポイント)
  • Suicaチャージ:1.5%(JRE POINT)
  • えきねっとのチケットレス乗車など:5%(JRE POINT)
  • 街でのお買い物など:実質1%(ビックポイント0.5%、JRE POINT0.5%)※それぞれ1000円につき5ポイント
追加カード ETCカード
機能・電子マネー
  • Suica
  • JRE POINT
  • ビックポイントカード
  • オートチャージ
ショッピング補償 なし
支払日 毎月5日締め翌月4日払い

ビックカメラSuicaカード

たまったポイントの使い道

たまったポイントは、Suicaにチャージして1ポイント1円相当として利用したり、下記のJR東日本グループのサービスで使ったりできます。

  • 「JRE MALL」:オンラインショップ(ふるさと納税もできる)
  • 「Ringo Pass」:シェアサイクル、タクシー、バスが使える交通系アプリ
  • 「STATION WORK」:シェアオフィスサービス
  • 「To Locca」:ロッカー予約サービス

基本還元率の比較結果

チャージと利用を合わせると、Suicaの還元率の方が高く、2~2.5%還元になります。PayPayは、ゴールドカードを設定すれば2%が可能です。

なお、Suicaのチャージ上限は2万円までのため、家電や家具など高いものを購入しようと思った時に利用できません。

また、利用できるお店などは東日本(関東圏)に集中しているため、それ以外の地域にいる人は利用でき場所が限られてしまいます。

請求書払いを比較

PayPayの請求書払い

PayPayの請求書払いは、ポイント還元はありませんが、利用実績としてPayPayステップのカウントに加算されます。

Suicaの請求書払い

Suicaでは基本的に公共料金や税金の支払いはできないため、ポイント還元もありません。

請求書払いの比較結果

この点では、両者ともに大きな利点はありません。ただし、PayPayステップの利用金額や使用回数としては加算されるため、PayPayの方が若干有利と言えます。

クーポンを比較

PayPayのクーポン

PayPayクーポンの還元率は一般的に5%で、ソフトバンクユーザー限定にはスーパーPayPayクーポンが提供され、最大50%還元や10~20%還元のクーポンがあります。

PayPayクーポンは毎週月曜日に更新、スーパーPayPayクーポンは基本的に毎月更新となっています。

クーポンの獲得方法や使い方は下記の動画で確認!

Suicaのクーポン

基本的にクーポンは提供されていません。

クーポンの比較結果

PayPayの方がクーポンの種類や還元率で圧倒的に有利です。特にソフトバンクユーザーにとっては大きなメリットがあります。

キャンペーンを比較

PayPayのキャンペーン

「超PayPay祭」では、スクラッチくじなどが開催され、抽選で1等に当選すると支払い額の全額ポイントバックが行われます。

参考までに、2024年4月に開催されたスクラッチくじの著者の当選確率は37.5%(8回中3回全部3等が当たり)でした。

「自治体コラボキャンペーン」は、近くで開催していれば参加必須の10~30%の高還元率キャンペーンです。

【自治体xコード決済】開催中の地域コラボキャンペーン

Suicaのキャンペーン

「水曜日のエキナカSuicaの日」は、JRE POINTに登録したSuicaを、毎週水曜日にJR-Crossの対象店舗で利用するとJRE POINTが通常の2倍たまります。

対象のJR-Cross店舗には「NewDays」「KIOSK」「BECK’S」「STARBUCKS」「シャトレーゼ」「エキュート」などです。

acureの自販機を利用すればポイント10倍となっています。

この他、JRE POINTのキャンペーンページでは、期間限定のプレゼントキャンペーンを開催しています。

キャンペーンの比較結果

還元率やキャンペーンの種類を考慮すると、PayPayの方が幅広く高還元のキャンペーンを提供しているため、PayPayの方が有利です。

ただし、電車をよく利用する人であれば、JR-Cross店舗が利用しやすいため、Suicaの方が便利かもしれません。

その他のポイントプログラム

PayPayのその他のポイントプログラム

PayPayには、PayPayポイント運用があり獲得したポイントを運用して、投資の疑似体験ができるサービスがあります。

好きなコースを選択してPayPay運用を始めることができ、投資未体験の人でもポイントを使って簡単に始められるのが特徴です。

PayPayポイント運用の始め方

Suicaのその他のポイントプログラム

オンラインショップの「JRE MALL」では、支払い方法にモバイルSuicaを利用でき、JRE POINTもためることができます。

食料品、ファッション、日用品など、さまざまなカテゴリーの商品を取り扱っており、ふるさと納税で地方の特産品を選ぶ楽しみもあります。

この他、JRE POINTは2023年10月からJRE POINTステージを導入しました。

サイトへの登録状況と6か月間の利用実績に応じて、次の6か月間のステージが決まります。

ステージ1は特典がありませんが、ステージ2~4では、ステージに応じた割引クーポンなどがもらえます。

JRE POINTステージ(公式サイト)

その他のポイントプログラムの比較結果

「PayPayポイント運用」は、投資に興味があるが未経験の人にとっては、低リスクでポイントを使って始められるのが大きなメリットです。

「JRE MALL」は、ふるさと納税を通じて地方創生に貢献しつつ、ポイントをためられるメリットがあります。

それぞれ異なるサービスのため、どちらが有利とは言い切れません。

よくある質問

モバイルSuicaに子供用はある?

ありません。

子供用はカードタイプの「こども用Suica」カードを利用しましょう。

こども用Suicaは、Suicaの種類の一つである「My Suica(記名式)」での販売となり、氏名・生年月日・性別等の情報登録が必要になります。

12歳となる年度の3月31日まで利用可能できますが、それ以降も利用したい場合は、大人用としての変更手続きが必要です。

まとめ:関東エリアならSuicaのポイ活もお得

PayPayとSuicaを比較して、総合的にみると日常の買い物やキャンペーン、クーポンの充実度では、PayPayがよりお得と言えます。

また、Suicaは主な利用場所が関東圏のため、全国的にみた場合はPayPayの方が使いやすいです。

ただし、Suicaのポイント還元はチャージも含めると「2~2.5%」と高く、モバイルSuicaを使えば鉄道利用時のポイント還元率が2%となるため、関東エリアであればSuicaを使ったポイ活もおすすめです。

この記事を書いた人

FINTIDE編集部

2級FP技能検定保有。クレジットカード10枚以上保有。
簡単にできるお得なポイ活の紹介を心がけています!主にP+を設定したLINE Pay(5%還元)やLINEプリぺ(3%還元)を使っていますが、サービス終了のため新たなお得経路を模索中です。