楽天銀行デビットカードのポイント還元率は?カードの特徴と損しない使い方を徹底解説!

楽天銀行のデビットカードを使っていて、下記のように疑問に感じた方もいるのではないでしょうか?
- 「ポイントが思ったより貯まらない・・・」
- 「そもそもポイントが付かないことがある?」
楽天銀行デビットカードのポイント還元には条件があり、条件を満たさないとポイントがたまらないことがあります。それを使えばお得にポイントを貯めることが可能です!
この記事では、楽天銀行デビットカードのポイント還元率やポイント還元条件、そして損をしない使い方について詳しく解説します。
- 楽天銀行デビットカードの基本的なポイント還元率
- ポイントがつかない利用方法や注意点
- 効率よくポイントを貯めるためのテクニック
楽天銀行デビットカードとは

楽天銀行デビットカードは、楽天銀行の口座を持っていれば申し込める決済用のカードです。
年会費は無料で、申し込み後1〜2週間程度でカードが届きます。
クレジットカードのように審査がないため、学生でも気軽に使い始めることができます。
デビットカードとクレジットカードの違い
そもそも「デビットカード」とは何なのか、クレジットカードと比較した一般的な違いが下記の表です。
特徴 | デビットカード | クレジットカード |
---|---|---|
支払い時期 | 即時払い(利用と同時に口座から引き落とし) | 後払い(翌月以降にまとめて引き落とし) |
支払回数 | 基本的に1回払いのみ | 1回、分割、リボ、ボーナスなど |
カード発行審査 | なし(口座があれば発行可能) | あり |
年齢制限 | 中学生を除く15歳以上など、低年齢から発行可能 | 原則18歳以上(高校生除く) |
利用限度額 | 口座残高(または別途設定した利用限度額) | 審査により設定された限度額 |
キャッシング | なし | あり |
使いすぎ防止 | 口座残高以上は使えないため、使いすぎの心配が少ない | 後払いのため注意が必要 |
付帯サービス | クレジットカードよりは少ない、一部付帯あり | 充実している傾向(保険、ポイント、優待など) |
ETCカード・家族カード | 原則発行不可 | 発行可能 |
デビットカードは、利用限度額が口座残高となるため、使いすぎを防ぎたい方、お金の管理をしっかりしたい方、クレジットカードの審査に通るか不安な方、学生などにおすすめです。
クレジットカードは、生活に必要な高額な買い物(冷蔵庫やエアコンなど)が必要になった場合や、分割払いやリボ払いを利用したい方、ポイントや付帯サービスを重視する方におすすめです。
楽天銀行デビットカードの基本情報

楽天銀行デビットカードの基本情報は次のとおりです。
Visa、Mastercard、JCBの3種類のブランドから選択できます。

項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 楽天銀行デビットカード(Visa) |
申込対象 | 満16歳以上の方(高校生を含む) |
発行方法 | 通常発行 |
ブランド | Visa |
年会費 | ・ゴールドデビットカード:5,500円(税込) ・シルバーデビットカード:2,200円(税込) ・ベーシックデビットカード:無料 |
ポイント還元 | 100円ごとに1ポイント(還元率1%) ※楽天市場での利用はポイント2倍(楽天銀行デビットカード利用ポイント1% + 楽天市場利用ポイント1%) |
機能・電子マネー | ・Visaのタッチ決済 ・Visa Secure(3Dセキュア) ・海外ATMでの現地通貨引出し ・楽天ポイントでの支払い |
保険 | ・ゴールドデビットカード:ショッピング保険、国内/海外旅行傷害保険 ・シルバーデビットカード:ショッピング保険 |
支払日 | 即時引き落とし(口座残高から即時) |
楽天銀行デビットカードの年会費
年会費は、Visaデビット、Mastercardデビット、JCBデビットも「無料」です。
Visaブランドのみ、「シルバーデビットカード」と「ゴールドデビットカード」があり、それぞれ2,200円と5,500円の年会費がかかります。
利用可能な店舗・サービス
楽天銀行デビットカードは、発行したブランド(Visa、Mastercard、JCB)が利用できる加盟店であれば、コンビニやスーパー、ネットショップなど幅広く使えます。
クレジットカードとほぼ同じように利用でき、支払いは即時に口座から引き落とされます。
デビットの支払いにポイントが使える
楽天銀行ウェブサイト、または楽天銀行アプリから、「ポイント利用設定」を行うことで、楽天銀行デビットカードでの支払い(国内、海外ショッピング)に、楽天ポイントを充当できます。
1ポイント=1円として、50ポイントから利用可能です。
楽天銀行デビットカードのポイント還元率は?

楽天銀行デビットカードを使うと、「利用額100円につき1ポイントの楽天ポイント」が付与されます。
Visa、Mastercard、JCBのいずれのデビットカードでも還元率は同じです。
楽天ポイントを貯めるためには、事前に楽天会員リンク登録(ハッピープログラムへエントリー)が必要です。
楽天ペイに楽天銀行デビットカードを設定した場合のポイント還元率
楽天ペイに「楽天銀行デビットカード」を設定して支払うことができます。
その場合の「ポイント還元率は1%還元」です。
ポイントは「楽天銀行デビットカード」から進呈されます(楽天ペイからポイント還元はありません)。
そのため、「楽天銀行デビットカード」と「楽天ペイ」のポイント2重取り(2%還元)はできません。
楽天銀行デビットカードで楽天ペイへのチャージはできません。
楽天銀行デビットカードを利用して海外ATMで現地通貨を引き出した場合
楽天銀行デビットカードを利用して、海外ATMで現地通貨を引き出した場合、JCBブランドの場合のみポイントが還元されます。
利用額100円につき1ポイント(1%還元率)の楽天ポイントがたまります。
Mastercardデビット、JCBデビット、Visaデビットのマークがついている海外ATMで利用できます。

楽天市場で利用した場合のポイント還元率
楽天銀行デビットカードは、SPU(スーパーポイントアッププログラム)はありません。
ただし、楽天市場で利用する場合は、通常特典1%に加え、さらに1%の還元が追加され合計2%のポイントがたまります。
楽天銀行デビットカードは、「0と5のつく日」の対象カードではありません。
ポイント付与のタイミング
楽天銀行デビットカード利用分の楽天ポイントの付与タイミングは「毎月15日頃」です。
付与されるポイントは、付与される月の前月末日までに到着した売上情報が対象となります。
獲得予定ポイントは、楽天銀行ログイン後のデビット利用明細から確認できます(楽天PointClubでは確認できません)。
ポイントがつかないケース
楽天銀行デビットカードでのポイント付与対象は、「ショッピング利用分」と「海外での現地通貨引出分(JCB)」のみです。
楽天銀行デビットカードを利用した電子マネーやプリペイドカードのチャージ、インターネットゲームのコイン購入などについてはポイント付与対象外となっています。
また、楽天会員リンク登録を行っていないとポイントがつきません。
楽天銀行の新規口座開設とデビットカードキャンペーン

楽天銀行では、「口座開設」と「デビットカードの新規申込&利用」で最大500円の現金がもらえるキャンペーンを実施中です。
特典は2段階に分かれており、まずは「対象カードを選んで口座を開設し、プログラムにエントリーすること」で50円。
さらに、「開設後にデビットカードで1回以上の支払いを行うこと」で、追加の450円が進呈されます。
キャンペーンの対象となるのは、楽天銀行が発行する以下のデビットカードです。
- 楽天銀行パンダデビットカード(JCB)
- 楽天銀行デビットカード(JCB/Mastercard/Visa)
- 楽天銀行シルバー・ゴールドデビットカード(Visa)
カードの利用は、実店舗やオンラインショップでの商品の購入など、一般的な支払いが対象となります。
まとめ

楽天銀行デビットカードは、使いすぎ防止ができ、効率よくポイントをためられる便利な決済手段です。
基本の還元率は「100円につき1ポイント(1%)」で、楽天市場では2%還元にできます。
楽天カードと比較すると、0と5のつく日は対象外であったり、SPUはつかなかったり、デメリットがあります。
ですが、クレジットカードで使いすぎが心配な方は、デビットカードでお金を管理しつつ、ポイントを意識してためられるのでおすすめです。
画像出所:楽天銀行