楽天ポイント利息とポイント定期の違い:どっちが得か、シミュレーションで比較

使わない楽天ポイントは「ポイント利息」と「ポイント定期」に預けることで、増やすことができます。

ですが、下記のような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

  • 「違いがよく分からない…」
  • 「どこからエントリーすればいいの?」

それぞれの違いを理解して、自分に合った方法を選ぶことで、無駄なくポイントを増やすことができます!

この記事では、楽天ポイント利息とポイント定期の仕組みや違い、さらにどちらがよりお得になるのかをシミュレーションを交えてわかりやすく解説します。

この記事で分かること
  • 楽天ポイント利息と楽天ポイント定期の基本的な仕組み
  • 利息と定期、それぞれのメリット・デメリット
  • どちらがよりお得かのシミュレーション比較
目次

楽天ポイント利息の仕組みと特徴

楽天ポイント利息は、ポイントを利息口座に預けると、利息が付与される仕組みです。

銀行の「普通預金」に預けて、利息を得るのと似ています。

仕組み

毎月末日時点(毎月末日23時59分59秒時点)のポイント利息口座(利息プラスポイント)の残高を基に利息が算出され、翌月5日頃に利息口座に進呈されます。

始める場合は、楽天PointClubにアクセスし、「貯めトクモード をONにする」だけです。

後は自動で「利息プラスポイント」にポイントが移動され、利息がつく状態になります。

楽天ポイントクラブで貯めトクモードをONにすると、利息プラスポイントに移動して利息が受け取れるようになる

楽天ポイント利息の始め方

楽天ポイント利息にポイントを追加する方法を紹介します。

STEP
ポイント利息を選択

楽天ポイントクラブ(アプリまたはウェブサイト)にアクセスして、メニューから「ポイント利息」をタップ。

楽天ポイントクラブにアクセスして楽天ポイント利息を選択
STEP
手動または自動でポイントを追加

手動でポイントを追加する場合は「今すぐ追加する」をタップ。

自動でポイントを追加する場合は「貯めトクモード」をONにしてください。

ポイント利息に預け入れるボタンをタップ
STEP
利息口座に預けるポイントを入力

ポイント利息口座に預けるポイントを入力して「確認する」をタップ。

確認後、ポイントを追加すれば預入完了です。

楽天ポイント利息口座に預けるポイント数を入力

リターンとデメリット

利率は、利率は「年利約0.1%」です。

銀行預金と同じように、1年間ポイントを預けた場合に付く利息の割合で表示されます。

例えば、「1,000ポイントを1年間預けると約1ポイント」が利息として付与される計算になります。

なお、利息は1ポイント以上にならない場合は進呈されずに、次回に持ち越しとなります。

元本は保証されていますが、利率が低いため、なかなかポイントがたまりません。

楽天ポイント定期の仕組みと特徴

楽天ポイント定期は、楽天ポイントを一定期間預けることで、決められた利率のポイントを受け取れる仕組みです。

「定期預金」のポイント版とも言えるサービスになります。

仕組み

楽天ポイント定期では、ポイント定期口座に預けて、満期日まで保持すると利息を得ることができます。

楽天ポイント定期でポイントをためるには、手動で定期口座にポイント移動が必要

預入期間は「2年間」。その間、預けたポイントは使用できません。

満期になると満期になった日の翌月1日にポイント定期口座に利息が進呈されます。

満期後に引き出さなかった場合は、満期になった日の翌月から自動延長され、進呈された利息を含んだ残高が元本になります。

預けたポイントは、いつでも自由に引き出すことができますが、満期前に引き出すと利息は付きません。

ポイントをさらに追加で預ける時は、指定の日までに追加すると合算して預けられます。

ポイント定期にポイントをさらに追加する時は指定の日までに追加すれば同じ定期に入れられる

楽天ポイント定期の始め方

楽天ポイント定期にポイントを追加する方法を紹介します。

STEP
ポイント定期を選択

楽天ポイントクラブ(アプリまたはウェブサイト)にアクセスして、メニューから「ポイント定期」をタップ。

楽天ポイントクラブにアクセスして楽天ポイント定期を選択
STEP
定期口座にポイントを追加

「ポイントを追加する」をタップ。

楽天ポイント定期にポイントを預け入れる
STEP
定期口座に預けるポイント数を入力

ポイント定期口座に預け入れるポイントを入力して「確認する」をタップ。

確認後、ポイントを追加すれば、預け入れ完了です。

楽天ポイント定期に預けるポイントを入力

リターンとデメリット

利率は「年利0.5%」です。

例えば、「1,000ポイントを2年預けると10ポイントの利息」が付きます。

元本割れの心配はありませんが、預けたポイントは期間中使用不可となる点がデメリットです。

また、途中で引き出すと利息が付かないので、急なポイント利用ができない点にも注意が必要です。

楽天ポイント利息とポイント定期の違い

楽天ポイント利息とポイント定期を比較すると次のようになります。

項目楽天ポイント利息楽天ポイント定期
運用タイプ利息
※普通預金のイメージ
利息
※定期預金のイメージ
利率年利約0.1%程度年利0.5%程度
運用に使えるポイント通常ポイント
※提携サービスから交換したポイントは不可
通常ポイント
※提携サービスから交換したポイントは不可
運用に必要な最低ポイント数1ポイント1ポイント
※利息がつくのは同月内で100ポイント以上追加した場合
手数料無料無料
ポイント追加方法自動・手動手動
ポイント追加・引出反映時間即時即時
元本割れリスク元本割れなし元本割れなし
注意点獲得できるポイントが少ない2年間預入が必要(途中で引き出すと利息が付かない)

仕組みの違い

楽天ポイント利息では、ポイントの利便性が高い分、利率は低めになっています。

一方、楽天ポイント定期は、ポイントを引出すと利息がつかないため、2年間保持が必要ですが、利率は高くなっています。

なお、ポイント定期は1ポイントから預け入れができますが、同月内に100ポイント以上追加しないと利息がつきません。

この他、楽天ポイント利息は、自動で預け入れができますが、ポイント定期は、手動操作が必要となるため、若干の手間がかかります。

各サービスの注意点

楽天ポイント利息は、「毎月末日時点」でポイントを預けておく必要があり、それより前に引き出してしまうと利息判定ができません。

楽天ポイント定期は、かなり長い期間ポイントの預け入れが必要です。

また、満期日が1月31日の場合、2月1日以降に引き出した場合は利息がつきますが、1月31日に引き出してしまうと無効になってしまうので注意しましょう。

楽天ポイント利息・定期は本当にお得?2年間シミュレーション結果

楽天ポイント利息と楽天ポイント定期に、1,000~5,000ポイントを2年間預けた場合、どれくらいの差が生まれるかを年利に基づいて、比較してみると下記のようになります。

預入ポイント数ポイント利息
(年利約0.1%×2年)
ポイント定期
(年利0.5%×2年)
差額
1,000ポイント2ポイント10ポイント8ポイント
2,000ポイント4ポイント20ポイント16ポイント
3,000ポイント6ポイント30ポイント24ポイント
4,000ポイント8ポイント40ポイント32ポイント
5,000ポイント10ポイント50ポイント40ポイント

「使う予定のないポイントを増やしたい」なら、楽天ポイント定期が有利です。

もし「ポイントをいつでも使いたい」なら、楽天ポイント利息で少しずつ増やすのが無難といえます。

どっちを選ぶべき?あなたに合うポイント運用法は

楽天ポイント利息とポイント定期、どちらを選べばよいのか迷っている方のために、それぞれに向いている人の特徴と選び方のコツを紹介します。

楽天ポイント利息が向いている人

  • 日常的に楽天ポイントを使う習慣がある
  • 手間をかけずに自動で預けたい

楽天ポイント利息は、自動設定すれば放置しておいても、毎月少しずつポイントを増やせます。

使う予定があるポイントを保持しつつ、気軽に始めたい方におすすめです。

楽天ポイント定期が向いている人

  • 長期間使う予定のないポイントがある
  • 多くポイントを増やしたい

楽天ポイント定期はポイントがロックされますが、リターンの大きさが魅力です。

まとめ

楽天ポイントを効率よく増やす方法として、「楽天ポイント利息」と「楽天ポイント定期」という方法があります。

楽天ポイント利息は低利率ですが、自動設定を使って忘れずに預け入れができます。

一方、楽天ポイント定期は、一定期間ポイントをロックすることで、より高い利率でポイントを増やせるサービスです。

ポイントをすぐ使いたい人は利息型、計画的に増やしたい人には定期型がおすすめです。

ですが、どちらも利率が低いため、大きくポイントを増やすことはできません。

もう少し効率よくポイントを運用したいのであれば「楽天ポイント運用」をチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

2級FP技能検定保有。クレジットカード10枚以上。
PayPayクーポン(5%)を使いつつ、クーポンがない場合は楽天ペイ(1.5%)を利用。さらに特定のお店は三井住友カードのタッチ決済(7%)でお得に決済。簡単にできるお得なポイ活を紹介します!

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