VポイントカードPrimeで得する方法:ポイント還元率からキャンペーンまで詳しく解説!

毎日の買い物や家計のやりくり、少しでもお得にしたいと思うことはありませんか?

賢く節約しつつ、ちょっとした贅沢も楽しみたいなら、VポイントカードPrimeを使ったポイ活がオススメです。

でも、具体的にどんなメリットがあって、どう活用すれば最大限にお得になるのか分からないと思います。

そこで、この記事では、VポイントカードPrimeのメリット・デメリットやお得な使い方を紹介します。

目次

VポイントカードPrimeとは?

VポイントカードPrime(プライム)は、旧TカードPrimeでJACCSが発行するクレジットカードです。

TSUTAYAをはじめとするVポイント提携先の店舗でポイントカードとしても利用できます。

もともとTポイントがお得にためられるカードでしたが、2024年4月にVポイントと統合し、Vポイントがたまるカードに生まれ変わりました。

基本情報

VポイントカードPrimeの基本情報は以下のようになっています。

名称VポイントカードPrime (VPoint Card Prime)
申込対象満18歳以上の方(高校生は除く)
発行方法通常発行
ブランドMastercard
年会費初年度無料、年1回以上の利用で翌年度も無料
※利用がない場合は1,375円(税込)
ポイント還元通常利用:1%還元(100円につき1ポイント) 日曜日:1.5%還元(200円につき3ポイント) リボ払い:2%還元(100円につき2ポイント)
追加カードETCカード(年会費無料)
機能・電子マネーVポイント Vマネー(V-MONEY) Apple Pay Google Pay
ショッピング補償なし
支払日月末締め翌月27日払い

メリット

メリットの一つ目は、VポイントカードPrimeの初年度年会費は無料で、年1回以上利用すれば、翌年度も無料になることです。

二つ目は、基本還元率は1%、毎週日曜日は1.5%還元のVポイントがもらえることです。

Vポイントがたまる三井住友カード(NL)の基本還元率は0.5%なので、最大7%還元が可能な店舗以外なら、VポイントカードPrimeを使った方がお得です。

三つ目は、VポイントカードPrimeには「TSUTAYA レンタル登録・更新料無料」サービスやJACCSアプリ限定の優待サービス「J’sコンシェル(アプリ)」が利用できることです。

J’sコンシェルとは?

J’sコンシェルは、グルメ、映画、美容室などで優待が受けられるJACCS優待サービスです。

JACCSアプリをダウンロードし、アプリ会員登録後(インターコムクラブに会員登録していればそのユーザーIDとパスワードでログイン)、さらにJ’sコンシェルの会員登録を行えば利用できます。

VポイントカードPrimeで使えるJ's コンシェル

J’sコンシェルでは、以下のような特典が受けられます。

  • 全国約40,000店以上の飲食店や宅配ビザなどが最大50%OFF
  • 全国約1,000ヵ所の遊園地・テーマパークが最大65%OFF
  • 全国約20,000軒のホテルや旅館が最大80%OFF

コメダ―珈琲店で使えるクーポンもあり、取得してクーポンを提示すれば、「通常サイズの価格でたっぷりサイズへのサイズアップが無料」です。

デメリット

デメリットの一つ目は、Mastercardブランドのみの発行となっているため、場合によっては利用できない店舗やサービスがあることです。


二つ目は、ポイント還元対象外となる取引がある点に注意が必要です(以下ポイント付与対象外となる取引です)。

  • カードキャッシングの利用代金および手数料
  • 分割払い・リボルビング払いの手数料
  • 年会費等の費用
  • VポイントカードPrime再発行等に関する手数料
  • VポイントカードPrime以外でのカードショッピングまたは現金による支払の場合
  • Edy、nanaco、Kyash、WebMoney(au PAYへのチャージ)、TOYOTA Wallet、Vマネー等の電子マネーの各チャージ利用代金など

VポイントカードPrimeはau PAYへのチャージは可能ですがポイント還元はありません。

ポイント対象外のカードショッピングご利用について(JACCS公式サイト)

三つ目は、発行に時間がかかることです。

即時発行はないため通常発行となり、ウェブ申込からカード発行まで約2週間、さらに郵送で2日かかり、受け取るまで半月かかりました。

VポイントカードPrimeの新規入会キャンペーン

VポイントカードPrimeは、新規入会&利用でポイントがもらえるお得なキャンペーンを開催しています。

ですが、それ以外にもポイントサイト経由で登録するとお得になる方法もあるので紹介します。

開催中のキャンペーン

現在、公式サイトでVポイントカードPrime新規入会&利用&Jリボ登録で最大6,000ポイントがもらえるキャンペーンを開催しています(2024年9月時点)。

ポイントの内訳は、「新規入会&利用で最大5,000ポイント」と「Jリボ登録で1,000ポイント」で分かれています。

特典項目ポイント内訳
新規入会&利用期間中のカードショッピングの利用金額に応じてポイントを付与 5万円以上利用:2,000ポイント 7万円以上利用:3,000ポイント 10万円以上利用:5,000ポイント
Jリボ登録Jリボ登録特典:1,000ポイント
合計最大6,000ポイント(新規入会&利用+Jリボ登録特典)
Jリボとは?

Jリボとは、JACCSのリボルビング払いのことで、毎月の支払額を自動で一定にできるサービスです。

思った以上に利用していた場合は、月の支払いを平均化できるというメリットがあります。

ただし、所定の手数料がかかります。

新規登録&利用でもらえる5,000ポイントの内、新規入会だけでもらえるポイントはなく、カードの利用が必要となっています。最低5万円以上利用しないとポイントがもらえません。

もし、5万円以上利用するか分からない場合は、以下のポイントサイト経由がおすすめです。

ポイントサイト経由のキャンペーン

ポイントサイト経由で登録すると、VポイントカードPrimeの新規発行で「ポイントサイトのポイント」を獲得できます。各サイトの現時点(2024年12月2日時点)でのポイント還元は以下のとおりです。

獲得したポイントは他のポイントなどに交換して使えます。

キャンペーンは、期間限定で開催している可能性もあるため、達成条件やポイント額の最新情報は各サイトで確認してください。

サイト名ポイント還元
モッピー発行:4,200pt
ハピタス発行:4,000pt

電子マネーでの利用方法

VポイントカードPrimeには、タッチ決済がついていないため、カードを使ってタッチ決済はできません。

そのかわり、Apple PayやGoogle Payに登録してQUIC Payとして利用できます。

Apple Payの登録方法

VポイントカードPrimeをiPhoneで利用するためにはApple Payに登録が必要です。

以下、VポイントカードPrimeをApple Payに登録する方法を紹介します。

VポイントカードPrimeをApple Payに登録する方法

iPhoneのウォレットアプリを開いて「+」アイコンをタップします。

VポイントカードPrimeをApple Payに登録する方法

ウォレット追加画面で「クレジットカードなど」をタップします。

Apple Payのクレジットカードを選択する

「続ける」をタップすると、カメラが起動するのでVポイントカードPrimeの表面を読み込ませます。

Apple Payでクレジットカードの登録を行う

「カード番号」が読み込まれたら、「名前」を入力します。次へ進むと「有効期限」と「セキュリティコード」の入力をしましょう。

VポイントカードPrimeを登録するための詳細情報を入力する

「次へ」をタップして、カード認証を行います。

VポイントカードPrimeをApple Payで利用するための使用登録を行う

カード認証では「SMS」と「JACCSに発信」して認証する方法の2つから選択できます。

VポイントカードPrimeのカードの認証を行う

SMS認証を選択した場合、登録した携帯電話番号に認証コードが送られてくるのでそれを入力します。

入力が完了したらアクティベート完了です。

アクティベートが完了すると利用可能になります

ウォレットにも「VポイントカードPrime」が表示されます。

ウォレットにVポイントカードPrimeが表示されます

支払う時は、スタッフに「クイックペイ」で支払うこと伝えて、読み取り機にタッチすれば完了です。

Google Payの登録方法

VポイントカードPrimeをAndroidスマートフォンで利用するためにはGoogle Payに登録が必要です。

以下、VポイントカードPrimeをGoogle Payに登録する方法を紹介します。

VポイントカードPrimeをGoogle Payに登録する方法

ウォレットアプリを開いて「ウォレットに追加」をタップします。

VポイントカードPrimeをGoogle Payに追加するためにウォレットタップ

「クレジットやデビットカード」をタップします。

VポイントカードPrimeをGoogle Payのウォレットに追加する

「新しいクレジットカードかデビットカード」をタップすると、カメラが起動するので、VポイントカードPrimeの表面を読み取らせます。

VポイントカードPrimeをGoogle Payで使うには新しいクレジットカードで追加する

カードの利用条件の確認が始まるので完了するまで待ちます。完了すると「GoogleウォレットでQUICPayをご利用いただけます」と表示されるので「続行」をタップします。

VポイントカードPrimeがQUICPayを登録するか確認する

利用規約に同意するとVポイントカードPrimeがウォレットに追加され、QUIC Payが使える場所で利用可能になります。

VポイントカードPrimeがQUICPayで登録される

ウォレットアプリにも新しく追加されたのを確認できます。

VポイントカードPrimeがGoogle Payに登録されます

支払う時は、スタッフに「クイックペイ」で支払うこと伝えて、読み取り機にタッチすれば完了です。

VポイントカードPrimeのチャージ利用

VポイントカードPrimeは、ポイント還元対象外となるチャージもありますが、日曜日の1.5%還元を利用してモスカードなどのプリペイドカードにチャージして使うとお得です。

また、「JAL Pay」、「ANA Pay」にチャージして利用することもできます。どちらも、Smart Codeに対応しているのでコンビニで利用できます。

Smart Codeとは?
Smart Code

Smart Codeは、たくさんあるコード決済をまとめて処理できるようにしたJCBのサービスで、JAL Pay、ANA Pay、au PAY、メルペイ、Fami Payなどが含まれています。コンビニなどで利用できます。

VポイントカードPrimeでWAONにチャージする方法

VポイントカードPrimeからWAON(Apple Pay)にチャージする方法

VポイントカードPrimeの高還元チャージルートには、Apple Pay経由のWAONチャージルートがあります(Androidユーザーはこの方法は利用できません)。

VポイントカードPrimeを使って日曜日にチャージすることで1.5%還元が受けられ、さらに、WAONを使ってミニストップで楽天ギフトカードを購入すると1%還元となり、合計で2.5%の還元が受けられます。

VポイントカードPrimeとWAONをApple Payに登録した上でチャージすると還元が受けられます。

VポイントカードPrimeでWAONにチャージする方法

VポイントカードPrimeをApple Payに登録したら「Apple PayのWAON」も登録します。

「+」アイコンをタップします。

Apple PayにWAONを登録する

「電子マネー」をタップします。

Apple Payに電子マネーからWAONを追加する

「WAON」をタップして選択します。

一覧からWAONをタップする

「続ける」をタップします。

WAONを選択して続ける

WAONにチャージする金額を入力して「追加」をタップします。

チャージ金額を入力して次へ進む

利用するクレジットカードを選択して支払いを承認すれば完了です。

チャージするクレジットカードでVポイントカードPrimeを選択する

なお「Apple PayのWAON」は既存のWAONカードを登録することもできますが、登録するとカードは使えなくなり、戻すこともできなくなるためよく考えてから登録しましょう。

まとめ

VポイントカードPrimeは、日常的な利用でポイントが貯まりやすいクレジットカードです。

初年度の年会費が無料で、年1回以上の利用で翌年度も無料になります。また、日曜日には通常の1.5倍のポイントが貯まり、さらにJ’sコンシェルという優待サービスも利用できます。

特にiPhoneユーザーは、WAONチャージが利用できるため、VポイントカードPrimeを使って日常の生活をよりお得にできます。

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この記事を書いた人

2級FP技能検定保有。クレジットカード10枚以上保有。
簡単にできるお得なポイ活の紹介を心がけています!主にP+を設定したLINE Pay(5%還元)やLINEプリぺ(3%還元)を使っていますが、サービス終了のため新たなお得経路を模索中です。

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