【女性向け】楽天PINKカードとJCBカード W plus Lの違い:メリット・デメリットは?

「楽天PINKカードとJCBカード W plus Lって、どっちがいいの?」
「女性向けって聞くけど、具体的に何が違うの?」
「年会費無料でお得なクレジットカードが欲しいけど、どっちを選ぶべき?」

そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

この2枚のカードはどちらも女性向けに特化した特典が充実しているのですが、ポイントのためやすさや特典内容に大きな違いがあります。

楽天PINKカードは楽天ポイントが貯まりやすく、保険料が安い女性向け保険が魅力。一方、JCBカード W plus Lは、高還元で追加料金なしで利用できる女性向け特典があります。

この記事では、楽天PINKカードとJCBカード W plus Lの違いをわかりやすく比較して、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。

この記事で分かること
  • 楽天PINKカードとJCBカード W plus Lの基本情報
  • それぞれのメリット・デメリット
  • どんな人におすすめか
目次

楽天PINKカードの基本情報

楽天PINKカードの基本情報は次のとおりです。

項目内容
名称楽天PINKカード(楽天ピンクカード)
申込対象満18歳以上の方(高校生は除く)
発行方法通常発行
ブランドVisa
Mastercard
JCB
American Express
年会費永年無料
ポイント還元1%(100円につき1ポイント)
追加カード・ETCカード(税込550円/年)
※楽天会員ランクがダイヤモンド・プラチナの会員、楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカード保有者は年会費無料
・家族カード(年会費無料)
機能・電子マネー・楽天Edy(希望者のみ、発行手数料/税込330円)
・楽天ポイントカード機能
付帯サービス・楽天PINKカード限定カスタマイズ特典
・海外レンタカー10%オフ
・携帯/WiFiルーターレンタル20%オフ
・手荷物宅配優待サービス
・楽天カード会員専用ラウンジ(ハワイのみ)
・海外旅行傷害保険
支払日月末締め翌月27日払い

楽天PINKカードの「特徴」

楽天PINKカードの特徴は「カスタマイズ特典」です。

以下の3つのカスタマイズ特典を選択できます(複数選択可)。

① 楽天グループ優待サービス

月額330円(税込)で、楽天グループのサービスに対する割引や特典を受けられます。

  • 楽天市場:500円OFF
  • 楽天トラベル:1,000円OFF
  • 楽天ブックス:100円OFF
  • 楽天kobo:10%OFF
  • Rakuten TV:対象作品20%OFF
  • 楽天GORA:1,000円OFF
  • 楽天24/楽天市場:対象商品割引クーポン

最新の割引情報は楽天グループ優待サービス(クーポン詳細)で確認できます。

② ライフスタイル応援サービス

同じく月額330円(税込)で、飲食店や映画チケット、習い事、介護・育児サービスなど、110,000以上の多彩なジャンルの割引・優待特典が利用できます。

③ 楽天PINKサポート(女性特定疾病補償プラン)

年齢に応じて月額40円から1,320円(税込)の保険料で女性特有の疾病に対する保険に加入できます。

乳がんや子宮筋腫など、女性特有の疾病に対する入院・手術・放射線治療に対して保険金が支払われるプランです。

  • 入院保険金:3,000円/日
  • 手術保険金:30,000円(入院中)
  • 手術保険金:15,000円(外来)

詳細は楽天PINKサポートページで確認できます(2025年4月中旬まで募集停止)。

特典を利用しなければ、通常の楽天カードと同じになります。

楽天PINKカードの「年会費やポイント還元率」

楽天PINKカード(楽天ピンクカード)の年会費は「永年無料」です。

ポイント還元率は1%還元で、楽天市場では「楽天カード特典分(SPU)」が+1倍され、合計で2%還元になります。

もちろん、「毎月5と0のつく日は 楽天カード利用でポイント4倍」キャンペーンの特典も受けられます。

楽天PINKカードの「新規入会キャンペーン」

「楽天PINKカード」では、新規入会&利用で最大5,000ポイントもらえるキャンペーンを開催しています。

特典のポイントは「新規入会特典」と「カード利用特典」に分かれています。

①新規入会特典

対象カードを新規で申し込み、カード到着後、楽天カード会員専用のオンラインサービス「楽天e-NAVI」に初回登録すると「2,000ポイント(通常ポイント)」

②カード利用特典

カード利用期限までに1円以上、1回以上対象カードを利用し、口座振替設定期限の時点で口座振替設定が完了していると「3,000ポイント(期間限定ポイント)」

期間限定で特典のポイント額がアップ(7,000~10,000ポイント)することがあります。

楽天PINKカード(公式サイト)

JCBカード W plus Lの基本情報

JCBカード W plus Lの基本情報は次のとおりです。

項目内容
名称JCB カード W plus L
申込対象18歳以上39歳以下の方(本人または配偶者に安定継続収入がある方)
発行方法通常発行
ブランドJCB
年会費永年無料(39歳までの入会で、40歳以降も年会費無料のまま継続)
ポイント還元国内・海外どこで使っても常にポイント2倍(税込1,000円につき2ポイント)
※Amazon.co.jpやセブン‐イレブン、スターバックスなどのパートナー店で利用するとポイント最大21倍
追加カード・ETCカード(年会費・発行手数料無料)
・家族カード(年会費無料)
機能・電子マネー・Apple Pay
・Google Pay
・QUICPay
付帯サービス・LINDAリーグ
・女性疾病保険
・海外旅行傷害保険
・海外ショッピングガード保険
支払日月末締め翌月26日払い

JCBカード W plus Lの「特徴」

JCBカード W plus Lの特徴が「LINDAリーグ」と「女性疾病保険」です。

2つの特典の内容は次のとおりです。

① LINDAリーグ

「LINDAリーグ」は、女性の「キレイ」をサポートすることを目的とした「女性向けの特典」を集約したサービスです。参加企業が会員向けに特別な割引や優待を提供しています。

  • LINDAリーグ:参加企業から「会員限定優待」や「プレゼント」を受け取れる
  • LINDAの日:毎月2回抽選で「JCBギフトカード(2,000円分)」が当たるチャンス
  • 今月の優待・プレゼント:会員限定の各種優待やプレゼント
② 女性疾病保険

通常の疾病に加え、乳がん、子宮がん、子宮筋腫、妊婦の合併症などの女性特有の疾病による入院や手術費用に対応した保険です。年齢に応じて290円から710円で加入できます。

  • 入院保険金:3,000円/日
  • 手術保険金:30,000円(入院中)
  • 手術保険金:15,000円(外来)

JCB カード W plus Lの女性疾病保険についてはこちら。

「女性疾病保険」に加入する場合は月額料金がかかります。「LINDAリーグ」のサービス利用料金は無料です。

JCBカード W plus Lの「年会費やポイント還元率」

「JCBカード W plus L」は、国内でも海外でも税込1,000円につき2ポイント(Oki Dokiポイント)がたまります。

Oki Dokiポイントは、ポイント交換先によって1ポイントあたり3~5円として利用できるため、2ポイントたまる「JCBカード W plus L」の還元率は、0.6~1%還元です。

主な交換先は次のとおり。

  • カード利用代金に充当:1ポイント3円
  • Amazonポイントに交換:1ポイント3.5円分
  • スタバカードへのオンラインチャージ:1ポイント4円分
  • JCBプレモカードへチャージ:1ポイント5円分

この他、JCBオリジナルシリーズサイトでポイントアップ登録してから利用すると、Amazon.co.jpやセブンイレブン、スターバックスなどのパートナー店でポイント大幅にアップします。

JCBカード W plus Lの「新規入会キャンペーン」

「JCBカード W plus L」では、期間限定で最大19,000円キャッシュバックキャンペーンを開催しています。

カード申し込み期間は、2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)まで。

①Amazon.co.jpでの利用金額の20%をキャッシュバック

対象カードを新規で申し込み、MyJCBアプリへログイン、Amazon.co.jpでカード利用すると、カード入会月翌々月15日までの利用金額の20%をキャッシュバック

キャッシュバック上限は12,000円。

②スマホ決済で利用額の20%をキャッシュバック

対象カードを新規で申し込み、MyJCBアプリへログイン、カードを設定したApple Pay・Google Pay・MyJCB Payのいずれかで決済すると、入会期間に応じて20%をキャッシュバック

キャッシュバック上限は3,000円。

③家族カード同時入会・追加入会でキャッシュバック

対象カードの新規申込と同時に家族カードに申し込むか、すでにカードを持っている方が家族カードを追加申込し、追加した家族カードでMyJCBアプリへログインすると、家族1名につき2,000円をキャッシュバック

キャッシュバック上限は4,000円。

キャンペーンの条件は入会期間で異なるため、詳細は必ず公式サイトで確認してください。

JCBカード W plus L(公式サイト)

楽天PINKカードのメリット・デメリット

楽天PINKカードは、楽天市場や街での買い物で楽天ポイントをためることができ、基本還元率は1%!

楽天市場では最大3倍のポイントが付くのが大きなメリットです。

また、月額330円(税込)の「ライフスタイル応援サービス」に加入すると、映画・レストラン・エステなどの割引が受けられるため、こうしたサービスを利用する人にはお得な特典となります。

さらに、女性特有の疾病をカバーする保険に加入できる点もメリットです(通常疾病は対象外)。

女性向け特典(各種割引や優待)や楽天PINKサポート(女性特有の疾病に対応した保険)は有料になります。

楽天PINKカード独自のポイント優遇などはないため、女性向けサービスを利用しない人にはメリットが薄いかもしれません。

メリットデメリット
還元率1%(楽天市場と相性◎)
年会費無料
女性向け特典あり
女性向け特典は有料
女性向け保険は有料
デザインが限定されている(ピンク系のみ)

JCBカード W plus Lのメリット・デメリット

JCBカード W plus Lは、年会費無料で高還元率を実現した女性向けのクレジットカードです。

通常のJCBカードと比べてポイント還元率が常に2倍(1.0%)で、スターバックスやAmazonなどの特約店ではさらにお得にポイントが貯まります。

無料で利用できる「LINDAリーグ」を使えば、コスメや美容・健康関連の優待を受けられます。

有料の女性特有の疾病に対応した保険(通常疾病にも対応)に加入でき、万が一のリスクに備えることができます。通常の疾病にも対応しているため、料金は楽天PINKカードよりも高くなっています。

一方で、申し込みが39歳以下に限定されているため、40歳以上の人は新規発行できません。

メリットデメリット
還元率最大1%
年会費無料
女性向け特典あり
女性向け保険は有料
申込は39歳以下

「楽天PINKカード」と「JCBカード W plus L」の違い:どんな人におすすめ?

「楽天PINKカード」と「JCBカード W plus L」の主な違いは以下のとおりです。

項目楽天PINKカードJCBカード W plus L
申込年齢の上限年齢上限なし39歳以下限定
ブランドVisa
Mastercard
JCB
American Express
JCB
基本還元率1.0%0.6~1.0%
デザイン・通常デザイン(ピンク基調)
・お買い物パンダデザイン
・ミニーマウスデザイン
・ミッキーマウスデザイン
・ピンク
・ホワイト
・M/mika ninagawa(R)
女性向け特典有料
※利用できるサービス多い
無料
※利用できるサービス少ない
女性特有疾病保険有料(40円~1,320円)
※2025年4月中旬まで募集停止
有料(290円~2,780円)
※通常の疾病にも対応
ETCカード年会費:税込550円/年年会費無料
国内旅行傷害保険なしなし
海外旅行傷害保険海外(最高2,000万円)海外(最高2,000万円)
ショッピングガード保険なし海外(最高100万円)
新規入会キャンペーン最大5,000ポイント最大19,000円キャッシュバック
※期間限定2025年3月31日まで

各カードの特徴や違いから、それぞれのカードに向いている人をまとめると次のようになります。

楽天PINKカードが向いている人
  • 楽天市場を頻繁に利用し、楽天ポイントを効率よくためたい人
  • 女性用の特典(飲食・エステ・映画などの割引)を有料でも活用したい人
  • 保険料の安い女性特有の疾病保険に加入したい人
JCBカード W plus Lが向いている人
  • Amazonやスターバックスをよく利用する人(ポイントアップがある)
  • 年会費無料で高還元率のJCBカードが欲しい人
  • 無料で女性向け特典(LINDAリーグ)を活用したい人
  • 通常疾病・女性特有の疾病の両方に対応した保険に加入したい人

まとめ

楽天PINKカードは、楽天経済圏で楽天ポイントを効率的に貯めつつ、女性向けの特典を楽しみたい人に適したカードといえます。

ただし、有料オプションを利用しない人や、楽天サービスをあまり使わない人にとっては、大きなメリットはないかもしれません。

一方、JCBカード W plus Lは、特定の加盟店(スターバックス、Amazonなど)でポイント還元が大幅にアップするため、高還元率と女性向け特典を重視する人に向いているカードです。

画像出所:楽天カード,JCBカード

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この記事を書いた人

2級FP技能検定保有。クレジットカード10枚以上保有。
簡単にできるお得なポイ活の紹介を心がけています!主にP+を設定したLINE Pay(5%還元)やLINEプリぺ(3%還元)を使っていますが、サービス終了のため新たなお得経路を模索中です。

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