2021年本屋大賞のノミネート作品が発表!

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2021年本屋大賞のノミネート作品が発表!

2021年、書店員の投票で選ばれる大賞の本はどれか!?

1/21(木)、毎年行われている書店で働く書店員の投票で決まる「本屋大賞2021」のノミネート作品が発表されました。

ノミネートされた10作品を紹介します!

「犬がいた季節」

著者の伊吹有喜さんは「風待ちのひと」でデビューし、「四十九日のレシピ」や「ミッドナイト・バス」が映画化されています。本作品は、瑞々しく描く青春小説の傑作。

1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。

「お探し物は図書室まで」

「木曜日にはココアを」でデビューした青山美智子さんの作品。元気がもらえて、ほっこり心が温まる小説です。

お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた町の小さな図書室。悩む人々の背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。

「推し、燃ゆ」

デビュー作「かか」で三島由紀夫賞を最年少で受賞した、宇佐見りんさんの第二作です。

逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を「解釈」することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。

「オルタネート」

著者の加藤シゲアキさんは、NEWSのメンバーとしても活動しています。NEWSの活動に加えて執筆活動も同時に行い「ピンクとグレー」で2012年に作家デビューしています。

高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。

「逆ソクラテス」

「オーデュボンの祈り」で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビューした伊坂幸太郎さんの作品です。

逆境にもめげず簡単ではない現実に立ち向かい非日常的な出来事に巻き込まれながらもアンハッピーな展開を乗り越え僕たちは逆転する!

「この本を盗む者は」

深緑野分さんは、19年本屋大賞第3位に選ばれた「ベルリンは晴れているか」の著者です。

ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。「この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる」本の呪いが発動し、街は物語の世界に姿を変えていく。

「52ヘルツのクジラたち」

「カルメーンの青い魚」で第十五回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞した町田そのこさん初の長編作品です。

自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる。

「自転しながら公転する」

山本文緒さんは、OL生活を経て作家デビューし、2001年「プラナリア」で直木賞を受賞している方です。

東京のアパレルで働いていた都は母親の看病のため茨城の実家に戻り、地元のアウトレットのショップで店員として働き始めるが、職場ではセクハラなど問題続出、実家では両親共に体調を崩してしまい……。恋愛、家族の世話、そのうえ仕事もがんばるなんて、そんなこと無理!

「八月の銀の雪」

第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞し小説家デビューした伊与原新さんの作品です。

不愛想で手際が悪い――。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは。

「滅びの前のシャングリラ」

2020年、「流浪の月」で第17回本屋大賞を受賞している凪良ゆうさんの作品です。

「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前に荒廃していく世界の中で「人生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか――。

以上の10作品がノミネートされています。本屋大賞の発表は、2021年4月14日となっています。

参考・画像出典:本屋大賞

関連ワード:本屋大賞2021
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FINTIDE編集部

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