【2025年版】ファミリーマートで使うならペイペイとファミペイのどちらがお得?

ファミリーマートを利用する際に、PayPay(ペイペイ)で支払った方がお得なのか、それともFamiPay(ファミペイ)の方がお得なのか、気になったことはありませんか?
それぞれの還元率やクーポン、キャンペーンの違いを理解すれば、ファミマでさらにお得にお買い物ができます!
この記事では、ペイペイとファミペイの基本還元率や請求書支払い時のポイントを比較。
さらにお得なクーポンやキャンペーン情報を徹底的に比較し、どちらを選ぶべきかを詳しく解説します。
最終更新日:2025-12-02
PayPayとFamiPayの基本還元率
PayPayの還元率

PayPay(ペイペイ)には大きく分けて二つの支払い方法があり、一つは現金をチャージして利用する「残高払い」、もう一つはPayPayカードを登録して支払う「クレジット(旧PayPayあと払い)」です。
「PayPay残高払い」を利用した場合のポイント還元率は0.5%(200円につき1ポイント)で、「PayPayクレジット払い(旧あと払い)」の場合は1%還元です。
どちらもPayPayステップの条件達成で+0.5%アップします。
PayPayクレジットの場合は「カードゴールド」を設定することで、さらに+0.5%が加算されますが、年会費の支払が必要です。
| 項目 | PayPay残高払い | PayPayクレジット払い | |
|---|---|---|---|
| 一般カード設定 | カードゴールド設定 | ||
| 基本還元率 | 0.5% | 1% | 1% |
| PayPayステップ達成特典 | +0.5% | +0.5% | +0.5% |
| ゴールド特典 | - | - | +0.5% |
| 最大還元率(合計) | 1% | 1.5% | 2% |
FamiPay(ファミペイ)の還元率

FamiPay(ファミペイ)は、ファミマアプリについてコード決済機能で、利用するとファミペイボーナスがたまります。
ファミペイの「支払い方法」は下記の2種類。
- 「ファミペイ払い」:事前にチャージして支払う
- 「ファミペイ翌月払い」:翌月まとめて支払う
それぞれのポイント還元率は以下のとおり(2025年12月時点)。
| 決済方法 | ファミペイ払い | ファミペイ翌月払い |
|---|---|---|
| 基本還元率 | 0.5% | 1% ※「ステップボーナス」で最大10%(通常1%を含む) |
ファミペイ払い
「ファミペイ払い」の還元率は0.5%ですが、チャージする時にクレジットカードを利用すれば、カードのポイント還元が受けられます。
ファミペイへクレジットカードを使ってチャージする時は、Famima Cardを含むJCBブランドカードのみ利用できます(VisaやMastercardなどは利用できません)。
例えば、PayPayカード(JCB)を利用すれば、支払いとチャージを合わせて1.5%還元が可能です。
ファミペイにチャージできる主なカードは次のとおり。
| カード名 | ポイント還元率 |
|---|---|
| PayPayカード(JCB) | 1%(PayPayポイント) |
| マネックスカード(JCB) | 1%(マネックスポイント) |
| Famima Card | 0.5%(ファミマポイント) |
| VポイントカードPrime | ✕(Mastercardのためチャージ不可) |
ファミペイ翌月払い
ファミペイ翌月払いの支払い方法には「銀行口座からの引落」と「ファミリーマートで支払い」の2つがあります。
ただし「ファミリーマートで支払い」は、1回あたり330円の収納事務手数料がかかるため、銀行口座からの引落がおすすめです。
ステップボーナスで還元率アップ!
「ファミペイ翌月払い」の還元率は通常1%還元ですが、「ステップボーナス」の条件を達成すると最大10%(通常還元を含む)にできます。
+0.2%還元と+9%還元のパターンがあります。
| ステップアップボーナスの条件 | 還元率 | 通常1%還元を合計した場合 |
|---|---|---|
| ファミペイカード(リアルカード)の初期設定完了 | +0.2% | 1.2% |
| ファミペイカード(リアルカード)の初期設定完了+ファミペイローンの契約 | +9% | 10% |
「ファミペイカード(リアルカード)の登録」のみだと、+0.2%ですが、「ファミペイローンの契約」を追加することで+9%になり、それぞれ、1.2%、または10%還元が可能です。
- エントリー:必要(ファミペイアプリのホーム画面の「チャレンジ」からエントリー)
- ステップアップの条件達成の判定日:利用月の末日
- 還元上限:500円相当/月
- 還元日:利用月の翌月末日まで
ファミペイ翌月払いマイページ下部の「ご契約状態」からステップの達成条件を確認できます。
なお、「ファミペイローンの契約」は借入不要で、ファミペイローンが「契約中」となれば条件達成です。
ファミペイカード(リアルカード)とは?
ファミペイカード(リアルカード)は、「ファミペイ残高」や「ファミペイ翌月払い」を利用して支払えるリアルカード(物理カード)です。
ファミペイ翌月払い登録者であれば申込むことができ、ファミペイバーチャルカードでは使えなかったサブスクや海外での利用が、リアルカードでは使えます。
リアルカードは、JCBクレカと同じように利用でき、街のお店ではタッチ決済で、オンラインショッピングではカード番号を入力して利用できます。
| 項目 | ファミペイカード(リアルカード) |
|---|---|
| 申込みできる方 | ファミペイ翌月払い登録者 ※ファミペイ翌月払いとファミペイカードは同時申込可能 |
| リアルカード発行 | 〇(郵送で物理カードが届く) |
| 年会費 | なし |
| カード発行手数料 | 1,100円(税込) |
| 国際ブランド | JCB |
| サブスクリプション | 〇対応 |
| 海外利用 | 〇対応 |
| タッチ決済 | 〇対応 |
| Apple Pay | ✕非対応 |
| Google Pay | ✕非対応 |
| 公共交通機関のタッチ決済 | 〇対応 |
基本還元率を比較
ファミリーマートでPayPayとFamiPayを利用する場合の還元率を比較すると次のようになります。
| 決済方法 | ペイペイ | ファミペイ |
|---|---|---|
| 基本還元率 | 残高払い:0.5~1% クレジット払い:1~2% | ファミペイ払い:0.5%~1.5% ファミペイ翌月払い:1~10% |
ペイペイで支払うなら、残高払いよりもクレジット払いの方がお得。
さらにPayPayステップの条件をクリアできれば、最大2%還元(通常カードは最大1.5%、ゴールドは最大2%)にできます。
一方、FamiPay(ファミペイ)は、翌月払いを利用すれば、「ファミペイカード(リアルカード)の登録」と「ファミペイローンの契約(借入不要)」で10%が可能です。
そのため、基本還元率ではファミペイの方がやや有利といえます。
請求書払いを比較

「請求書払い」とは、「バーコード」や「地方税統一QR(eL-QR)」がついた請求書(払込票)を使った支払いのことです。
ペイペイでもファミペイでも、コードを読み取って、家で支払いができます。
請求書払いを利用した時の両者のポイント還元は以下のとおりです。
| 決済方法 | ペイペイ | ファミペイ |
|---|---|---|
| ポイント還元 | なし | 支払い1件につきファミペイボーナス10円相当 |
ペイペイで請求書払いを行った場合、ポイント還元はありません。
ただし、PayPayステップの条件達成に必要な利用回数や利用金額にはカウントされるため、条件達成を目指している人には利用価値があります。
一方、ファミペイの場合は、一方、ファミペイの場合は、支払い1件につきファミペイボーナス10円相当が付与されます。
請求書払いの比較結果
ペイペイは、PayPayステップのカウントへの加算のみでポイントはたまらないため、ポイントがたまるFamiPay(ファミペイ)の方が有利と言えます。
クーポンを比較

PayPayクーポン
ファミリーマートはPayPayクーポンに登録があるため、クーポン配信時に利用すれば、ポイント還元などでお得にお買い物ができます。
PayPayクーポンの還元率は5%が多いので、通常のポイント還元よりかなりお得です!
ファミペイクーポン
ファミマアプリでは、割引クーポンやドリンク回数券を配信しています。
クーポンを設定して、ファミペイで支払えば、自動で割引が適用されます。
また、コーヒーなどの「回数券」を購入すれば、1杯ずつ購入するよりも100~200円程度お得です。
ファミペイアプリの「クーポン」から簡単に表示できます。

クーポンの比較結果
PayPayクーポンは不定期配信ですが、FamiPayクーポンはいろいろなクーポンが随時配信されています。
そのため、FamiPayのクーポンの方が使いやすいです。
キャンペーンを比較

ペイペイキャンペーン
ペイペイの主要なキャンペーンといえば、超PayPay祭の「PayPayスクラッチ」です。
「PayPayスクラッチ」開催期間中にファミリーマートで買い物をすれば抽選が実行され、1等なら全額ポイント還元されます。
この他に「自治体コラボキャンペーン」は、10~30%と還元率が高いので是非利用しましょう。
ただし、開催するエリアが近くでないと参加できないのがデメリットです。
ファミペイキャンペーン
ファミペイでも、随時キャンペーンを開催しており、次のようなキャンペーンがあります。
- 1個買うと1個もらえるキャンペーン
- POSAカードを1と5と0が末尾につく日にファミペイ払いで1.5%還元(楽天ギフトカード対象外)
- ファミマのアプリを提示してお買い物すると無料引換クーポンが抽選でもらえる!など
最新情報は公式サイトやファミマアプリで確認しましょう!
キャンペーンの比較結果
PayPayキャンペーンは、高還元が期待できるのですが、抽選という点がデメリットです。
一方、ファミペイは実用的なキャンペーンを開催しており、利用しやすいといえます。
ファミリーマートのお得情報

ファミリーマートでは「共通ポイント」が使える
ファミリーマートでは、「Vポイント」「dポイント」「楽天ポイント」をためることができます。
PayPay決済でもFamiPay(ファミペイ)決済でも、0.5%のポイント還元(200円につき1ポイント)が受けられます。
ただし、PayPayの場合は会計前にポイントカードの提示が必要。
FamiPayの場合はアプリと各種ポイントカードを連携することでファミペイのバーコードを見せるだけでポイントをためられます。
ファミマメンバーズプログラム
「ファミマメンバーズプログラム」は、ファミリーマートでの1か月間(1日~月末)の来店回数・購入金額に応じて、翌月の会員ランクが決まるプログラムです。
ファミリーマート店舗でファミマのアプリのバーコードを提示して決済すると、来店回数・購入金額に加算され、シルバーランク以上でお得な特典がもらえます。
なお、レジ袋、たばこ、公共料金、プリペイドカード類、POSAカードなど、ファミマメンバーズプログラム対象外商品があるので注意が必要です。
まとめ:クーポンやキャンペーンを利用するならファミペイがお得

結論からいうと、ファミリーマートで使うなら「ファミペイの翌月払い」がお得です。
「ファミペイカード(リアルカード)の登録」で1.2%還元になり、「ファミペイローンの契約(借入不要)」を行うことで最大10%になるからです。
また、チャージ払いでも、クレジットカードからチャージすれば、簡単に1.5%還元にできます。
さらに、ファミペイの方が実用的なクーポンやキャンペーンが多いため、よく利用する場合はファミペイの利用がオススメです。
もし、あまり利用機会がないのであれば、ペイペイを使ってポイントの分散を防いだ方が、ポイ活効率がよくなります。
ペイペイの場合は、ファミリーマートに限らず、別のお店でも利用でき、PayPayポイント運用を利用することでポイントを増やせる点にメリットがあります。
以上、記事が参考になれば幸いです。
