Amazonで使える支払い方法まとめ:QRコード・クレカ・電子マネーまで【2025年12月更新】

Amazon.co.jpでの買い物は、支払い方法によって「ポイント還元率」や「利便性」が変わります。
以前はクレジットカードが主流でしたが、現在はQRコード決済も導入されており、自分に合った支払い方法を選択しやすくなっています。
この記事では、利用可能な決済方法と「どれを選べば損をしないか」を紹介します。
- Amazonで使える支払い方法
- Amazonでお得な支払い方法
最終更新日:2025-12-23
Amazonで使える支払い方法一覧
Amazonにおける支払い方法を「支払い種別」で分類して、利用可否を一覧にしました。
以下の表で全体像を把握しましょう。
| 支払い種別 | 主なブランド | 利用可否 |
|---|---|---|
| QRコード決済 | PayPay/d払い/au PAY/メルペイ | 〇 使える ※d払いは(条件あり) |
| 楽天ペイ | ✕ 使えない | |
| クレジットカード・デビットカード | JCB/Visa/Mastercard/American Express/Diners Club/UnionPay | 〇 使える |
| 後払い | あと払い(ペイディ) | 〇 使える |
| スマホ決済 | 電話料金合算払い/auかんたん決済/ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い | 〇 使える |
| 商品券・ギフト券 | Amazonギフトカード | 〇 使える |
| その他 | コンビニ/ATM/ネットバンキング/電子マネー | 〇 使える ※商品によって利用できない |
Amazonで「d払い」を利用する場合は、ドコモ回線が必要になります。ドコモの「電話料金合算払い」や事前設定で「dポイント・d払い残高」を利用できます。ドコモ回線を持っていないユーザーは利用できません。
QRコード決済:PayPay・d払い・au PAY・メルペイが使える!
Amazonで使える主要なQRコード決済では、PayPay・au PAY・メルペイが利用できます。
d払いも利用できますが、利用するための条件があります。
PayPay:使える
PayPayは、PayPayマネーとPayPayマネーライトを使って、Amazonで直接決済できます。
PayPayポイントを貯めている方にとってはポイント獲得先の幅を広げられます。
PayPayマネー・PayPayマネーライトについて
「PayPayマネー・PayPayマネーライト」は、チャージ方法が異なりますが、どちらもAmazonで利用できます。
- PayPayマネー
-
本人確認後に以下の方法でチャージした残高です。
- 銀行口座/セブン銀行ATM/ローソン銀行ATM
- Yahoo!フリマ/Yahoo!オークションの売上金
- 金融商品取引等に基づくチャージ
- PayPayマネーライト
-
- PayPayカード/PayPayクレジット
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
PayPayをAmazonで使うための設定方法
Amazonアプリでは、以下の方法でPayPayを支払い方法に追加すると、支払い画面で選択できるようになります。
- Amazonアプリ画面下の人型アイコンをタップ
- 「アカウント」>「お客様の支払い方法」をタップ
- 「カード&アカウント」の「+追加」>「PayPayアカウントを追加」をタップ
- PayPayアプリに自動で切り替わるので、指示に従って連携を許可
- PayPayが支払い方法に表示されれば完了
d払い:使えるが条件あり
d払いは、ドコモ回線を契約している場合に利用できます。
携帯料金合算払いでの支払いが基本ですが、事前に設定することで「d払い残高・dポイント」が使えます。
d曜日(毎週金・土開催)を利用することで、還元率がアップします。
d払いをAmazonで使うための設定方法
Amazonアプリでは、以下の方法でd払いを支払い方法に追加すると、支払い画面で選択できるようになります。
- Amazonアプリ画面下の人型アイコンをタップ
- 「アカウント」>「お客様の支払い方法」をタップ
- 「カード&アカウント」の「+追加」>「携帯電話会社の請求を追加する」から「docomo d払い」を選択して続行をタップ
- ドコモの決済画面に変わり、ネットワーク暗証番号(4桁)入力に切り替わるので、指示に従って連携
- 支払い方法に追加されれば完了
au PAY:使える
本人確認済みのau PAYアカウントを利用して、Amazonでの決済に利用できます。
au PAYマネー残高を使って支払うことができます。
au PAYマネー・au PAYマネーライトについて
au PAYマネー・au PAYマネーライトは、チャージ方法が違います。
- au PAYマネー
-
本人確認後に以下の方法でチャージした残高です。
- 銀行口座/セブン銀行ATM/ローソン銀行ATMなど
- Pontaポイント
- ローソン店頭/auショップ
- au PAYスマートローン
- au PAY給与受取
- au PAYマネーライト
-
- 本人確認未完了のチャージ
- auかんたん決済(通信料合算払い)
- クレジットカード(au PAYカードを含む)
- au PAYギフトカード
au PAYをAmazonで使うための設定方法
Amazonアプリでは、以下の方法でau PAYを支払い方法に追加すると、支払い画面で選択できるようになります。
- Amazonアプリ画面下の人型アイコンをタップ
- 「アカウント」>「お客様の支払い方法」をタップ
- 「カード&アカウント」の「+追加」>「au PAYを追加」をタップ
- au PAYアプリに自動で切り替わるので、指示に従って連携を許可
- au PAYが支払い方法に表示されれば完了
メルペイ:使える
本人確認を完了したメルカリアカウントを利用して、Amazonで購入する商品の代金を支払うことができます。
メルペイ残高、あと払いのどちらでも利用可能です。
メルペイをAmazonで使うための設定方法
Amazonアプリでは、以下の方法でメルペイを支払い方法に追加すると、支払い画面で選択できるようになります。
- Amazonアプリ画面下の人型アイコンをタップ
- 「アカウント」>「お客様の支払い方法」をタップ
- 「カード&アカウント」の「+追加」>「メルペイを追加」をタップ
- メルペイアプリに自動で切り替わるので、指示に従って連携を許可
- メルペイが支払い方法に表示されれば完了
クレジットカード:使える
Amazonでは、下記のカードブランドが利用できます。
- JCB
- Visa
- Mastercard
- American Express
- Diners Club
- UnionPay
Amazonをよく利用するのであれば、Amazonの専用カードを利用することで、一般カードよりもポイントを獲得しやすくなります。
Amazon Mastercard(アマゾンマスターカード)
アマゾンマスターカードには、非プライム会員用の「Amazon Mastercard」と、プライム会員用の「Amazon Prime Mastercard」があります。
Amazonでお買い物する時の還元率が異なり、プライム会員であれば「2%還元」になります。
| 項目 | ![]() | ![]() |
|---|---|---|
| 名称 | Amazon Mastercard ※非プライム会員 | Amazon Prime Mastercard ※プライム会員 |
| 申込対象 | 満18歳以上の方(高校生は除く) | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
| 発行方法 | 即時発行 通常発行 | 即時発行 通常発行 |
| ブランド | Mastercard | Mastercard |
| 年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
| ポイント還元 | Amazon.co.jpでの利用:1.5% ※ふるさと納税の寄付:1% Amazon.co.jp以外での利用:1% コンビニでの利用:最大7%※1 | Amazon.co.jpでの利用:2% ※ふるさと納税の寄付:1% Amazon.co.jp以外での利用:1% コンビニでの利用:最大7%※1 |
| 追加カード | ETCカード 家族カード(本会員1名あたり3枚まで) | ETCカード 家族カード(本会員1名あたり3枚まで) |
| 付帯機能 | Mastercard®コンタクトレス決済 電子マネーiD Apple Pay Google Pay | Mastercard®コンタクトレス決済 電子マネーiD Apple Pay Google Pay |
| ショッピング補償 | 年間200万円まで | 年間200万円まで |
| 支払日 | 月末締め翌月26日払い | 月末締め翌月26日払い |
※1コンビニのポイント還元対象は、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン。200円につきポイント1.5%還元されます。
セブンイレブンのみスマホタッチ決済(Mastercardタッチ決済)を利用すると5.5%が追加され最大7%還元になります。Mastercardタッチ決済は、Apple Payのみ利用可能です(Google Payは利用不可)。
参照:セブンイレブンでAmazon Mastercardスマホタッチ決済で最大7%還元
一般的なクレジットカード
いつも利用しているクレジットカードを利用することもできます。
メインカードで支払うことで、ポイントの分散を防ぐことができ、効率よくためられます。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は、0.5%〜1.0%程度です。
Amazonギフトカード:自分用にチャージして使う
Amazonギフトカードは「プレゼント用」と思われがちですが、使いすぎ防止のために自分で使うこともできます。
Amazonギフトカードの種類と入手方法
Amazonギフトカードには、下記の種類があり、自分で使うのであれば、「チャージタイプ」が一般的です。
- チャージタイプ:
- 自分のアカウントに直接金額を入力してチャージ。オートチャージ可。
- Eメールタイプ(デジタル):
- Eメールで送ることができるプレゼント用のデジタルギフトカード。
- 配送タイプ(物理カード):
- 三つ折りの台紙に入っている物理ギフトカード。
- コンビニ等の店舗購入:
- カードタイプ(バリアブル等)を現金で購入できます。
Amazonギフトカードの支払い方法:制限あり
Amazonギフトカード自体を購入する時の支払い方法には、制限があります。
利用できる支払い方法は次のとおり。
- クレジットカード・デビットカード
- ギフトコード・クーポンコード
- コンビニ払いなど(チャージタイプのみ可)
PayPay、au PAY、メルペイなどは利用できません。
ポイント還元率の高いクレジットカードの利用がおすすめです。
その他の支払い方法:コンビニ払いなど
支払い画面で「コンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング払い、電子マネー払い」が選択可能になっていれば、以下の支払い方法で決済できます。
コンビニ支払い:使える
コンビニの店頭端末(Loppi、Famiポートなど)でバーコードを発券するか、オンライン決済番号(払込票番号)を店頭で伝えて支払うことができます。
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ/ヤマザキデイリーストア
- セイコーマート
このほか、ATM、ネットバンキング(住信SBIネット銀行など)、電子マネー(楽天Edy、モバイルSuicaなど)を使って支払うことも可能です。
参考:コンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング払い、電子マネー払いについて
Amazonで使うならどれがおトク?決済手段の選び方・使い分け
Amazonでは、どの支払い方法がお得なのかを調査しました。
「ポイント還元率」優先:d払い・Amazon Mastercard
ポイント還元率を優先する場合は、ドコモ回線ユーザーは「d払い」、それ以外のユーザーは「Amazon Mastercard」になります。
d曜日は「d曜日のポイント還元」だけで3%還元となるため、「Amazon Prime Mastercard」より1%以上d払いの方がお得なります。
ポイントアップキャンペーン時は、Amazon Mastercardでの支払いのポイント還元率がアップすることがあります(3%還元など)。
| 項目 | Amazon Mastercard | d払い |
|---|---|---|
| 通常日 | 1.5~2% ※ポイントアップキャンペーン時はアップ | 1~3% |
| d曜日(金・土) | 1.5~2% | 4~6% |
検証:アマゾンマスターカードとd払い、アマゾンで使うならどっちがお得?

「利便性と残高活用」優先:PayPayなどのQRコード決済
街のお店で貯まったポイントを有効活用したい場合は、PayPayなどのQRコード決済がおすすめです。
QRコード決済の中でも、PayPayは加盟店が多く、日常の買い物でポイントがためやすくなっています。
AmazonでもPayPayポイントをためたり、使ったりできるため利便性は高いです。
「使いすぎ防止」優先:Amazonギフトカード
クレジットカードだと「使いすぎが心配」という方には、利用上限が決められる「Amazonチャージ・ギフトカード」による管理がおすすめです。
あらかじめ決めた予算内での運用ができ、視覚的に支出を把握しやすくなります。
まとめ:失敗しない支払い方法の選び方
Amazonの支払い方法は「ポイント還元率・利便性・使いすぎ防止」のどれを重視するかで選択が変わります。
- 還元率重視:
- ドコモ回線ユーザーならd払い(d曜日で還元アップ)、それ以外ならAmazon Mastercard
- 利便性・残高活用:
- 街で貯めたポイントや残高を使えるPayPay/au PAY/メルペイなどのQRコード決済が便利
- 使いすぎ防止:
- 予算管理しやすいAmazonギフトカード(チャージ)が安心
まずは自分の優先順位を決めて、普段は「還元率が高い決済」を軸にしつつ、ポイント活用や予算管理などが必要な場面ではQRコード決済やギフトカードへ切り替えるのも一つの方法です。


