【ふるさと納税の確定申告】スマホでできるe-Taxで申告する時のやり方を紹介

前年分のふるさと納税の確定申告をする時期になりました。

ふるさと納税をした人は、ワンストップ特例で申告した人以外は、確定申告をしないと税金控除が受けられないので必ず確定申告しましょう。

今回は、新型コロナの影響もありe-Taxを使って申告する人もいると思います。

給料所得者を対象に、スマートフォン(スマホ)を使ってe-Taxでふるさと納税する時に、「いつまでに申告するのか」「申告時に必要なもの」「注意点」などについて紹介します。

目次

ふるさと納税の確定申告はいつまで

ふるさと納税の確定申告の期限は「3月15日」までです。

※ワンストップ特例は1月10日までなので終了しています。

上記の期間に「前年の1月1日~12月31日までのふるさと寄附金」の確定申告を行います。

ふるさと納税して後日郵送されてきた「寄付金受領証明書」の寄付した日付で対象の範囲かどうかを確認できます。

ふるさと納税の確定申告をe-Taxでする時に必要なもの

e-Taxで申告するにあたって必要なのが下記のものです。

ふるさと納税の確定申告に必要なもの

  • 寄附金受領証明書
  • 源泉徴収票
  • 還付金の受取口座
  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカード読み取り可能なスマホ
・マイナンバーカードを受け取った時のパスワードも必要です。
・子供がいる場合は子供のマイナンバーも必要です(番号が分かればOK)。

寄附金受領証明書は、ふるさと納税した自治体から後日郵送でおくられてくる寄付の証明書です。いつ、いくら、どこの自治体に寄付したのかを入力する時に使います。

源泉徴収票は原本でなくても、申告に必要な入力項目がわかるものであれば、会社の給料明細などでも問題ありません。

マイナンバーカードは、スマホで申告するのに必要です。まずは、マイナンバーカード読み取り可能なスマホかどうかを確認しましょう。

申告前に見ておくとよい説明動画

ふるさと納税をe-Taxで申告する時に見ておくと便利な動画を紹介しておきます。

マイナンバーカードを使って申告書作成して、寄附金額を入力して送信するまでの流れをイメージできます。

スマホ申告(マイナンバーカード方式でのe-Tax送信方法)

スマホでマイナンバーカードを使ってe-Taxで申告するまでの流れが分かります。

スマホ申告(寄附金控除の入力方法)

ふるさと納税の寄附金の入力方法のみの動画です。

ふるさと納税をe-Taxで申告する時の注意点

はじめての人は、まずは、寄附金入力画面にたどり着くまでが少し大変ですが、下記のPDFファイルの流れにそって申告書を作成していきましょう。

スマホで年末調整済みの給与所得者がふるさと納税を申告する場合の入力例
寄附金控除(ふるさと納税など)を受けられる方へ(PDF/1,157KB)

給与所得者(会社員)の通常の回答は下記のようになります。

確定申告をする年分は〇年分ですか はい
申告する収入を全て選択してください 給与
お持ちの源泉徴収票は1枚のみですか はい
勤務先で年末調整が済んでいますか はい
以下のいずれかの控除を受けますか
・医療費控除
・寄付金控除
はい
医療費控除、寄付金控除の他に確定申告で追加する控除や年末調整の内容に変更はありますか いいえ
提出方法を選択してください e-Tax(マイナンバーカード方式)

※住宅ローン控除(初年度)、医療費控除の利用がある場合や状況に応じて回答が違います。

出典:国税庁(※クリックで拡大)

マイナンバーカードの読み取り

次にマイナンバーカードを読み取る画面にうつります。

マイナンバーカードを読み取るために、専用アプリのインストールが必要です(画面の案内に出てきます)。

専用アプリで読み取るときには、マイナンバーカード受取時に設定した「利用者証明用電子証明書」のパスワード(4桁)も必要です。

スマートフォンの機種によって、マイナンバーカードの読み取り位置が違うので、うまく読み取れないことがあります。正しい位置を確認してチャレンジしましょう。

読み取りができ、ログインできれば、マイナンバーカード情報の確認や初回情報登録などを行います。ここは案内に沿って手順通りにすすめます。

マイナポータル連携

マイナンバーカードの情報登録が終わると「マイナポータル連携」が表示されますが「取得情報の選択」は「いいえ」にします。

源泉徴収票入力

マイナポータル連携が終わると、源泉徴収票の入力になります。

ここは手元にある源泉徴収票を使って入力します。源泉徴収票に書かてれいる項目と同じところに金額を入力します。

寄附金控除入力

源泉徴収票入力がおわると、寄附金控除の入力ができます。

複数の自治体に寄付している場合は「+」ボタンを使って追加できます。

入力が完了すると仮の計算結果が表示されます。

控除した金額の振込先入力

控除した金額を振込ための銀行口座の入力を行います。

家族情報の入力

扶養している子供のマイナンバーの入力が必要です。

これ以降の入力内容などは、手順通りにすすめれば問題なく進められます。

送信する時にマイナンバーカードを使った署名が必要になります(署名用電子証明書のパスワード入力が必要です)。

e-Taxを使って確定申告をする時につまづいたところ

初回のマイナンバーカードの読み取りに苦労しました。

読み取り位置が微妙にずれていたのか、読み取り対応機種になっているにも関わらず「対応していません」というエラーメッセージが表示され、パスワード入力画面と読み取り画面を何往復もしました。

最終的にログインできましたが、ここが一番のつまづきポイントでした。一度読み取りができれば、それ以降は問題なかったです。

【まとめ】ふるさと納税の確定申告をスマホでするとき

以上、スマホでe-Taxでふるさと納税する方法について説明しましたが、マイナンバーカードなど必要なものがそろっていれば、e-Taxだと書類の郵送もないので簡単です。

※寄付した団体等から交付を受けた寄附金受領証明書の提出も省略できます。

実際にふるさと納税申告をしてみましたが、サイトが重いといった感じもなく、画面遷移もスムーズでした。

スマホ以外でも、タブレット・パソコンでもe-Tax申告ができます。

パソコンの場合は、マイナンバーカードの読み取りのためにICカードリーダライタがあれば、マイナンバーカードを使って申告できます。

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この記事を書いた人

2級FP技能検定保有。クレジットカード10枚以上保有。
簡単にできるお得なポイ活の紹介を心がけています!主にP+を設定したLINE Pay(5%還元)やLINEプリぺ(3%還元)を使っていますが、サービス終了のため新たなお得経路を模索中です。

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