楽天ペイでタッチ決済が可能に:メリット・デメリット・ポイント還元率を紹介!

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楽天ペイでタッチ決済が可能に:メリット・デメリット・ポイント還元率を紹介!

楽天ペイでタッチ決済が使えるようになりました。

QRコードの提示が不要、クレジットカードの抜き差しも不要、タッチするだけで決済が完了します。

この記事では、楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」の設定方法、使い方、ポイント還元率について紹介します。

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」とは?

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」とは、楽天ペイに楽天カード(Visa、Mastercard)を設定して、タッチ決済を可能にするサービスです。

NFC(TypeA/B規格)搭載のAndroid端末に対応しています。

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」自体にポイント還元はありませんが、決済では楽天カードを利用しているため、楽天カードの1%ポイント還元(100円につき1ポイント)がつきます。

楽天カードタッチ決済の設定方法

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」の設定は、楽天ペイアプリで行います。

楽天ペイアプリのホーム画面上部にある「楽天カードタッチ決済」アイコンをタップして、画面の案内に沿って設定を進めます。

設定では、「楽天カードタッチ決済本人認証」のために、楽天カードを紐づけている銀行口座の下4桁・楽天カードのセキュリティコードが必要になります。

また、設定の最後に、NFCのデフォルト決済アプリを「楽天ペイ」に設定する項目があります。

すでに別のタッチ決済を利用している場合は、NFCの支払い優先順位を切り替えないと「楽天カードタッチ決済」で決済できません。

この設定フローで変更しない場合は、手動で切り替えが必要です(後述)。

楽天カードタッチ決済の使い方

設定した楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」を使う場合は、「クレジットカードのタッチ決済で」と伝えて支払います。「楽天ペイで」とは、伝えないので注意しましょう。

楽天カードタッチ決済の利用明細

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」は楽天カードを利用しているので、楽天カードアプリ、もしくは楽天e-NAVIの「ご利用明細」ページで利用履歴を確認できます。

楽天ペイアプリからも移動でき、アプリの左上のバーガーメニューをタップして、「ご利用履歴」>「楽天カードタッチ決済」と選択すると、「ご利用明細」ページに移動します。

Android端末でNFCの支払い優先順位を手動で変更する方法

すでに、楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」以外のタッチ決済を利用していた場合は、NFCの支払い優先順位の切り替えが必要です。

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」の初期設定フローで変更できますが、初期設定で変更しなかった場合は、手動でも変更できます。

以下から、NFCの支払い優先順位を手動で変更する方法を紹介します。

※Android端末によってメニュー名が異なる場合があります。

「設定」から「接続済みのデバイス」をタップ。

接続済みのデバイスをタップ:Android端末でNFCの支払い優先順位を変更する

「接続の設定」をタップ。

接続の設定をタップ:Android端末でNFCの支払い優先順位を変更する

「NFC」をタップ。

NFCをタップ:Android端末でNFCの支払い優先順位を変更する

「非接触決済」をタップします。

非接触型決済をタップ:Android端末でNFCの支払い優先順位を変更する

「お支払いのデフォルトのアプリ」をタップ。

支払いのデフォルトアプリをタップ:Android端末でNFCの支払い優先順位を変更する

設定を「楽天ペイ」に変更すれば、他のタッチ決済より支払い優先順位が高くなります。この設定を使って、元のタッチ決済へ優先順位を変更することも可能です。

楽天ペイを選択する:Android端末でNFCの支払い優先順位を変更する

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」のメリット・デメリット

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」のメリット・デメリットを紹介します。

楽天カードタッチ決済のメリット

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」のメリットは下記のとおりです。

  • 1)楽天カードがタッチ決済未対応でも使える
  • 2)1%ポイント還元がある
  • 3)楽天ペイと比較すると、QRコードの提示やチャージが不要になる
  • 4)楽天カードと比較すると、カードリーダーへの抜き差し・暗証番号入力が不要になる

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」は、楽天カードがVisaのタッチ決済やMastercardコンタクトレスに対応していなくても、楽天ペイに登録すればタッチ決済が利用できます。手持ちの楽天カードを使って、すぐに設定可能です。

支払いでは楽天カードを利用するため、ポイント還元率は1%(100円につき1ポイント)となっています。

また、タッチするだけで決済が完了するので、QRコードの提示やチャージが不要になり、クレジットカードの抜き差しや暗証番号入力も不要です。

楽天カードタッチ決済のデメリット

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」のデメリットは下記のとおりです。

  • 1)楽天カード(Visa、Mastercard)が必要
  • 2)Android端末のみ対応
  • 3)ポイント還元率は楽天ペイのチャージ利用の方が高い

設定には、楽天カード(Visa、Mastercard)が必要です。JCB・AMERICAN EXPRESSの楽天カードでは利用できません。

2022年10月時点で対応している端末は、NFC(TypeA/B規格)搭載のAndroid端末のみとなっており、iOS端末には対応していません。

ポイント還元率を見てみると、楽天ペイのチャージ利用(楽天カードから楽天キャッシュにチャージして利用した場合)では1.5%ポイント還元となるため、楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」より、楽天ペイのチャージ利用の方がお得です。

また、タッチ決済で比較すると、Visa LINE Payプリペイドカードを使ったタッチ決済キャンペーンは3%ポイント還元(2024/1/10(水)~終了日未定)となっており、Visa LINE Payプリペイドカードを使ったタッチ決済の方がお得になります。ただし、タッチ決済の設定は、楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」の方が簡単です。

まとめ:楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」

以上、楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」について紹介しました。

楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」を使うと、タッチ決済が利用可能になり、QRコード決済やクレジットカード決済よりも、さらに速くお会計を済ませることができます。

残念ながら、iOSには未対応で、対応しているのはAndroid端末のみです(2024年1月時点)。

※iPhoneの場合は、Apple Payで楽天カードを設定してタッチ決済が利用できます。100円につき1円相当のポイントがたまります。

「楽天カードタッチ決済」のポイント還元率は1%のため、楽天キャッシュにチャージしてから楽天ペイで支払う方がポイント還元率は高くなります(1.5%還元)。

「ポイント還元率」で考えると楽天ペイがお得ですが、「タッチだけで決済が完了する」という使い勝手でいうと「楽天カードタッチ決済」が便利です。

タッチ決済の利用できる場所が増えてくれば、便利さを優先してもよいかもしれません。

この記事を書いた人

FINTIDE編集部

2級FP技能検定保有。クレジットカード10枚以上保有。
簡単にできるお得なポイ活の紹介を心がけています!主にP+を設定したLINE Pay(5%還元)やLINEプリぺ(3%還元)を使っていますが、サービス終了のため新たなお得経路を模索中です。