自動車税の支払いはどれがお得?支払い方法とポイント還元やキャンペーンを比較!

自動車税の支払い方法には、コンビニ・ペイジー・クレジットカード・スマートフォン決済アプリなどいろいろあり、支払い期限は5月31日までです。
納期限が近づいてしまい、時間がなくて、現金を使ってコンビニで支払っていませんか?
どうせ支払うのであれば、お得に支払いたいですよね。
そこで、この記事では、自動車税の支払い方法と各決済手段のポイント還元やキャンペーンについて紹介します。
自動車税の支払方法

自動車税の支払方法には、下記のものがあります。
- 金融機関(銀行など)
- コンビニエンスストア
- ペイジー
- クレジットカード
- スマートフォン決済アプリ
- 口座振替
各支払い方法のポイントを紹介していきます。
①金融機関(銀行など)
「金融機関」で自動車税を支払う方法には、銀行ATMや銀行窓口があります。
窓口では混雑次第で待ち時間が長くなりますが、ペイジー対応のATMを使えば、待たずに納付が可能です。
基本的に手数料はかかりません。
②コンビニエンスストア
「コンビニエンスストア」で支払う場合は、基本的に「現金」での支払いになります(クレジットカードは利用できません)。
なお、ミニストップであれば「WAON(電子マネー)」、セブンイレブンであれば「nanaco(電子マネー)」を使った決済も可能です。
基本的に手数料はかかりません。
③ペイジー
「ペイジー(Pay-easy)」を使えば、インターネットバンキングで自動車税を支払えます。
インターネットバンキングのメニューから「税金・各種料金の払込」を選択して、払込書に記載されている「収納機関番号」などを入力すれば、家にいながら納付できます。
事前に利用する金融機関でインターネットバンキングの口座開設が必要です。
基本的に手数料はかかりません。
④クレジットカード
専用サイト「地方税お支払サイト」を利用すれば、クレジットカードで自動車税を支払うことができます。
クレジットカード支払いの場合は、システム利用手数料が発生します。
手数料を知りたい場合は、システム利用料試算を使って確認可能です。
4万円までのおおよその目安は下記のとおり。
- 1万円まで:40円
- 1万超~2万円まで:123円
- 2万超~3万円まで:205円
- 3万超~4万円まで:288円(以降金額に応じて手数料が上がる)
例えば、自動車税が36,000円の場合、クレジットカードのポイント還元率が1%であれば、手数料分をカバーできますが、0.5%還元ではカバーできません。
クレジットカードのポイント還元率 | 36,000円を納税した時の獲得ポイント |
---|---|
0.5%還元 | 180ポイント |
1%還元 | 360ポイント |
⑤スマートフォン決済アプリ
「スマートフォン決済アプリ」では、納付書に印字されているバーコードや地方税統一QRコード(eL-QR)を読み取って支払えます。
なお、メルペイは「請求書払い」に対応していないため、自動車税(地方税)を支払うことはできませんが、国税(自動車重量税など)の支払いには対応しているため「国税スマートフォン決済専用サイト」から支払えます。
基本的に手数料はかかりません。
⑥口座振替
自治体の専用サイトから、口座振替申込を行うことで口座振替ができます。
ただし、Webでの申込の場合は、口座振替を開始しようとする月の当月の10日までに申請が必要です(口座振替依頼書で申し込む場合は前月の10日まで)。
基本的に手数料はかかりません。
なお、自治体によって利用できない決済方法もあるため、納税通知書の裏面を確認して、利用可能な支払い方法を確認しましょう。
自動車税の支払い時のポイント還元・キャンペーン

ここからは、自動車税を支払う時のポイント還元とキャンペーンについて紹介していきます。
自動車税をお得に支払う時にチェックが必要なのは「ポイント還元率」と「キャンペーン」です。
クレジットカードは、手数料がかかるため、基本的に「スマートフォン決済アプリ」の利用がおすすめです。この他、金融機関窓口・コンビニ・ペイジー・口座振替ではポイント還元はありませんがキャンペーンを開催していることがあります。
主要なスマートフォン決済アプリのポイント還元率とキャンペーンの有無は下記のとおりです。
決済手段 | 地方税を支払う時のポイント還元率 | 決済手段にチャージした時のポイント還元 | その他の特典(キャンペーンは要確認) |
---|---|---|---|
①PayPay | ✕なし | ✕なし | ・PayPayステップ |
②d払い | ✕なし | ✕なし | ・キャンペーン |
③au PAY | ✕なし | 1.0%(au PAYゴールドでチャージ) | ・たぬきの大抽選会 |
④楽天ペイ | ✕なし | ✕なし | ・キャンペーン |
⑤PayB | ✕なし | ✕なし | ・キャンペーン |
⑥FamiPay(請求書払い) | ・1件につきファミペイボーナス10円相当 ・通常還元:0.5% ・翌月払い利用時:最大4.5% | 0.5%~(JCBカードでチャージ) | ・キャンペーン |
⑦WAON | ✕なし | 0.5%(イオンカードセレクトでオートチャージ) | ・ミニストップのみ利用可 |
⑧nanaco | ✕なし | 0.5%(セブンカード・プラスでチャージ) | ・セブンイレブンのみ利用可 |
⑨ペイジー | ✕なし | ✕なし | ・キャンペーン |
①PayPay
2022年4月以降、「PayPay請求書払い」は、PayPayポイント還元対象外となったため、支払いでポイントはたまりません。
「PayPayステップ」の「支払い回数」や「支払い金額」にはカウントされるため、達成条件クリアに利用できます。
②d払い
「d払い請求書払い」を行った場合、支払いでdポイントはたまりません。
また、クレジットカードからのチャージはできないため、チャージによるポイント還元もゼロです。
ただし、期間限定キャンペーンを開催しています。

③au PAY
2023年4月1日より、「au PAY請求書払い」利用時のPontaポイント還元はなくなりました。
ただし、チャージでポイントをためることができます。
au PAYゴールドカードを利用することで、チャージで1%ポイント還元を受けられます(通常のau PAYカードはポイント還元はありません)。
また、請求書払いも「たぬきの抽選会」の対象となっているため、毎月5の付く日と8日に、au PAYで200円(税込)以上決済するとお得に自動車税の支払いができます。
④楽天ペイ
2023年4月17日より、楽天ペイで請求書払いが利用可能になりました。
ただし、「請求書払い」でポイントはたまりません。
⑤PayB
PayBは、請求書払いなどで利用できるQRコード決済サービスです。
支払いやチャージでポイントはたまりませんが、キャンペーンを開催しています。
キャンペーン期間は、2025年4月1日(火)~6月30日(月)まで。
キャンペーン期間中にエントリーのうえ、PayBを利用すると抽選で最大50,000円のキャッシュバックが当たります。
- 1等:50,000円×10名
- 2等:5,000円×100名
- 3等:500円×1,000名
⑥ファミペイ
ファミペイは「請求書払い」を使うことで、地方税(自動車税など)を支払うことができます。
- ファミペイへのチャージでJCBカードを利用すれば、カードのポイント還元が受けられる
- 「請求書払い」では、1件につきファミペイボーナス10円相当がもらる
- ファミペイ払い通常還元の0.5%がもらえる
- ファミペイ翌月払いを利用すると+0.5%還元
- さらに条件を満たすとステップボーナスが加算され最大4.0%還元
なお、ファミペイ翌月払いの料金を支払う時は、「口座引落(口座引落/いますぐ支払)」で支払う場合は手数料無料ですが、「ファミリーマート(店舗)」で支払うと収納事務手数料(330円)が発生します。
さらに翌月払いを利用した場合のキャンペーンを開催しています。
キャンペーン期間は、2025年3月1日(土)~5月31日(土)まで。
エントリーのうえ、ファミペイ翌月払いの利用金額に応じて下記の特典が進呈されます。
- 利用金額10,000円~50,000円:100円相当進呈
- 利用金額50,001円~100,000円:500円相当進呈
- 利用金額100,001円以上:1,000円相当進呈
⑦コンビニ(ミニストップ)
2020年8月10日からミニストップでは、電子マネーWAONを使って自動車税の支払いができます。
コンビニの支払いでWAONポイントはたまりません。
支払うための残高チャージで、オートチャージにイオンカードセレクトを設定しておくと0.5%ポイント還元になります。
⑧コンビニ(セブンイレブン)
セブンイレブンでは、nanacoを使って自動車税の支払いができます。
コンビニの支払いでnanacoポイントはたまりません。
支払うための残高チャージで、セブンカード・プラスを使うと0.5%のポイント還元があります。
⑨ペイジー
ペイジーでは、請求書払いの「支払い」でポイントはたまりません。
キャンペーンを開催しています。
キャンペーン期間は、2025年4月1日(火)~7月2日(水)まで。
インターネットバンキング、モバイルバンキング、金融機関のATM等から支払いを行い、キャンペーンページから応募すると、抽選で「現金10,000円(コンビニATM受取)」あるいは「選べるe-GIFT 10,000円分」が500名に当たります。
注意事項:納税証明書が発行されない

ペイジー、クレジットカード、スマートフォン決済アプリを使って納付した場合は、「納税証明書が発行されない」というデメリットが発生します。
納税証明書は主に車検でしようしますが、必要な場合と不要な場合があります。
①車検で納税証明書が不要な場合とは?
運輸支局で自動車税の納税情報を確認する仕組みができたため、車検時の納税証明書の提示を省略できるようになりました。
下記の場合は、納税証明書がなくても車検ができます。
納税証明書がなくても車検ができる
- 普通自動車の継続検査
- 自動車税を滞納していない
- 自動車税の納付を確認できる状態(自動車税納付から2~3週間経過している)
②車検で納税証明書が必要になる場合とは?
一方、下記の場合は、納税証明書が必要になるので注意が必要です。
納税証明書がないと車検ができない
- 軽自動車
- 小型二輪自動車
※納付証明書がない場合は再発行ができます。
③車検以外で納税証明書が必要な場合とは?
車検以外でも納税証明書が必要になる場合があります。
車検以外で納税証明書が必要
- 車を売却する時
- 他の都道府県に引っ越す時など
車を売却予定の人や引っ越しが決まっている場合は、コンビニや金融機関で支払って納税証明書を取得しておくと再発行しなくてすみます。
④納税証明書がない場合はどうすればよい?
納税証明書がない場合、もしくは紛失してしまった場合は、再発行できます(発行手数料は基本的に無料)。
普通自動車の場合は、自動車税管理事務所や各都道府県の税事務所、軽自動車の場合は、住んでいる場所の市区町村役場で発行手続きが可能です。
再発行には、車検証、身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)、印鑑などが必要になるので事前に確認しておきましょう。
まとめ:自動車税のお得な支払方法

以上、自動車税の支払方法について紹介しました。
自動車税をお得に支払うなら「ポイント還元」と「キャンペーン」を同時開催しているところを狙いましょう。
クレジットカードを利用する場合は、1%還元以上のカードを利用することで、手数料分をカバーできます。
PayPayなどのQRコード決済は、手数料はかかりませんが、ポイント還元がない点に注意しましょう。
オススメの支払い方法はファミペイです。
「チャージ + ポイント還元 + キャンペーン」が組み合わさっており、お得に納付できます。