【初心者必見】Vポイント運用の始め方とコースの選び方を徹底解説:Vポイント投資との違いも紹介!

Vポイントにもポイントを運用できるサービスがあるのを知っていますか?
Vポイント運用は、貯まったポイントを使って資産運用の疑似体験ができる便利なサービスで、初心者でも簡単に始められ、マネーリテラシー向上にもつながります。
そこで、この記事では、Vポイント運用の始め方から、コースの選び方、注意すべきポイントまでを詳しく解説していきます。
- 「全世界」「米国テック」「日本株」の3コースは何が違うか、どれを選べばよいか
- 手数料1%を払わずに運用する方法と手順
- 12:30の締め切りや引き出しの90%ルールなど、始める前に知っておきたい5つの仕様を解説
Vポイント運用とは?証券口座なしで投資を体験できる仕組み

Vポイント運用とは、V会員番号を持つV会員向けのサービスなので、証券口座は必要ありません。
貯まったVポイントをアプリ上でコースに預けると、参照するETFの値動きに合わせてポイントが増減します。
利用するには、SMBCグループのサービスとV会員番号のID連携が必要です。
三井住友カードの会員なら、Vポイントアプリ側でVpassにログインすればこの連携が完了します。
Vポイント運用とVポイント投資は何が違う?
いちばんの違いは、証券口座がいるかどうかです。
名前が似ている「Vポイント投資」では、SBI証券の口座を使ってポイントで実際に投資信託や国内株式を買います。
投資信託は100ポイント以上、国内株式やNISAなら1ポイントから利用できます。
| 項目 | Vポイント運用 | Vポイント投資 |
|---|---|---|
| 対象 | 参照ETFに連動した疑似運用 | 実際の投資信託・国内株式 |
| 証券口座 | 不要(Vポイントアプリのみ) | 必要(SBI証券) |
| 増えた分 | ポイントとして受け取る | 売却して現金で受け取れる |
| 最低ポイント | 自動追加1pt/その都度の追加は100pt〜 | 投資信託100pt〜/国内株式・NISAは1pt〜 |
| 手数料 | その都度の追加時に1%(税込) | 商品ごとの信託報酬など |
まず値動きに慣れたい方は運用から始めましょう。
3つのコースはどれを選ぶ?「日経平均コース」は存在しません

コースは「全世界コース」「米国テックコース」「日本株コース」の3つです。
| コース名 | 参照資産 | 値動きの傾向 |
|---|---|---|
| 全世界コース | iShares MSCI ACWI ETF(ACWI US) | 小さめ/長期向き |
| 米国テックコース | Vanguard Info Tech ETF(VGT US) | 大きい/短期の振れ幅あり |
| 日本株コース | Next Funds TOPIX ETF(1306 JP) | 中程度 |
全世界コースはどんな人に向いていますか?
何を選べばいいか決めきれない方と、長く預けておきたい方に向いています。
参照するiShares MSCI ACWI ETF(ACWI US)は世界中の株式に広く分散しているため、特定の国や業種の不調が残高全体に響きにくい構成です。
値動きは3コースの中でもっとも穏やかです。
短期間で大きく増えることは期待できませんが、放置していても落ち着いて見ていられます。
米国テックコースはどんな人に向いていますか?
多少のリスクを取ってでもポイントを増やしたい方と、下げた場面で待てる方に向いています。
参照先はVanguard Info Tech ETF(VGT US)で、AppleやMicrosoft、NVIDIAといった米国のIT企業に集中したETFです。
値動きは3コースでもっとも大きくなります。
編集部が実際に運用した2か月では、投入した6,124ポイントが一時4,000ポイント台まで落ち込みました。
上がるときは気持ちよく上がりますが、下げるときも大きく下げるのでメンタルがやられます。
詳しい経過は記事の後半で紹介します。
日本株コースはどんな人に向いていますか?
日本企業に馴染みがある方と、値動きの理由を追いやすいほうがいい方に向いています。
参照するNext Funds TOPIX ETF(1306 JP)は東証に上場する円建てのETFで、TOPIXに連動します。
国内のニュースを見ていれば、増減の背景がつかめます。
値動きは全世界コースと米国テックコースの中間くらいです。
TOPIXは東証に上場する幅広い銘柄で構成される指数なので、一部の銘柄だけで動くことは少ないです。
補足:為替の変動は運用ポイントにどう効きますか?
全世界コースと米国テックコースでは、米国株の値動きに加えてドル円の動きも残高に混ざります。
米国株が上がっても円高が進めば、ポイントは思ったほど増えません。
逆に株価が横ばいでも円安が進めば、ポイントは増えます。
「なぜ減ったのか」を株価だけで説明できなくなります。
値動きの理由を一つに絞って追いたいなら日本株コース、為替のブレも含めて分散させたいなら残りの2コースが候補になります。
途中でコースを変更できますか?
コースを変更するには、引き出しと再追加が必要です。
再追加を手動で行うなら1%の手数料がまたかかります。
なお、コースを変更せずに、新しいコースにポイントを追加して、併用して運用することは可能です。
ポイント追加は2種類。手数料1%を払わずに済む方法は?

「自動追加」を設定すれば手数料は無料になります。
アプリの「ポイントを追加」から都度追加する方法(この記事では便宜上「スポット追加」と呼びます)には、追加ポイント数の1%(消費税10%込み)が手数料としてかかります。
10,000ポイント追加すれば100ポイントが引かれ、運用に回るのは9,900ポイントです。
毎月10,000ポイント追加すると年間で1,200ポイントが手数料で取られるため、地味ですが繰り返すと効いてきます。
| 項目 | スポット追加 (ポイントを手動で追加) | 自動追加 |
|---|---|---|
| 最低ポイント | 100pt〜 | 1pt〜 |
| 手数料 | 追加ポイントの1%(税込) | 無料 |
| タイミング | 自分で好きなときに | 指定した日に自動で |
| コース | 複数コースに追加できる | 設定できるのは1コースのみ |
| 設定内容 | 都度ポイント数を入力 | 「全保有ポイントを自動追加」または「上限を設定」(1pt〜99,999pt) |
| 向いている人 | 相場を見て自分で判断したい人 | 放っておいて積み上げたい人 |
自動追加には注意点もあります。
設定できるコースは1つだけなので、複数コースに自動で振り分けることはできません。
また、自動追加する日は1日あたりの設定人数に上限があるため、希望日が選択肢に出てこない場合があります。そのときは別の日を選ぶことになります。
手数料を避けたいなら、上限を低めにした自動追加を設定し、相場を見て買い増したいときだけスポット追加を使いましょう。
追加と引き出しはいつ反映される?12:30が分かれ目です
反映されるまでには最大で2営業日かかります。
営業日の12:30までの申込みが当日分、それ以降は翌営業日分として受け付けられ、通常は当日〜2営業日後(土日・祝日等を除く)の18:00以降に運用残高へ反映されます。
追加も引き出しも同じルールです。

「金曜の午前中に追加したのに、月曜になっても反映されない」のは、土日は営業日に数えないため、実際に反映されるのは翌週の火曜以降になる場合があります。反映が完了するまで、運用履歴には「反映待ち」と表示されます。
Vポイント運用の始め方は?アプリでの操作手順

必要なのは「Vポイントアプリ」だけです。パソコンからは利用できません。iOSとAndroidの両方に対応しています。
三井住友カードの会員なら、アプリを開いてVpass(会員サイト)でログインすれば、そのまま連携できます。
ポイント追加手順(スポット)
Vポイントアプリのホーム画面から「スポット追加」を行う方法を紹介します。
どのコースにどれだけのポイントを入れるかを設定すると、運用がスタートします。
Vポイントアプリにログインし、ホーム画面にある「ポイントを運用」をタップします。

Vポイント運用で利用したいコースをタップして選択します。

スポットでポイントを追加する場合は「ポイントを追加」をタップします。

運用に追加するポイントを入力後、「確認へ進む」をタップします。

ポイント追加確認画面で「追加する」をタップすれば、スポット追加完了です。

自動でポイント追加する手順
「自動追加」を設定したい場合は、運用コース選択後に「自動追加設定」をタップしてください。
「自動追加」にする場合は、Vポイント運用コース選択後に「自動追加設定」をタップします。

ポイントの追加方法を「全ポイントを自動追加」か「上限設定」から選択し、自動追加する日を選択します。その後「確認へ進む」をタップ。

「ポイント自動追加確認」画面で「設定する」をタップすると、自動追加が設定されます。

引き出せるのは何ポイントまで?90%ルールに注意
ポイント数を指定して引き出す場合は、運用ポイント数の90%までです。
それ以上を引き出したいときは「全ポイント引出す」を選ぶ必要があります。
なお引き出し自体は1ポイントから1ポイント単位で可能です。
引き出しの反映も追加と同じで、12:30締めの当日〜2営業日後18:00以降です。
「今日中にポイントを使いたいから引き出す」という使い方はできません。
ポイントを引き出す場合は、「運用状況」>「ポイントを追加したコース」を選択します。
ポイントの追加ボタンの下に「運用ポイントを引出す」ボタンがあるのでタップします。

「全ポイントを引出す」または「ポイント数を指定」のいずれかを選択して引出せます。

実際に米国テックコースで2か月運用してみた結果
編集部が実際に運用した記録です。
2025年3月21日に6,124ポイントを米国テックコースへ追加し、5月21日に6,256ポイントを全額引き出しました。
差し引き132ポイントのプラスです。
この6,124ポイントを手動で追加した場合は1%にあたる約61ポイントが手数料として引かれるため、実際に運用へ回った額はもう少し少なくなります。

途中経過は荒れました。
4月に入って関税をめぐる報道が続き、残高は4,000ポイント台まで落ち込みます。
ピークからおよそ2,000ポイントの目減りでした。
現金なら胃が痛くなる場面ですが、もともとポイントなので「戻るだろう」と構えて放置しました。
5月に入って報道が落ち着くと値を戻し、投入時を上回ったところで引き出しています。
この2か月で分かったのは、米国テックコースの振れ幅が想像よりずっと大きいことです。追加したタイミングも悪かったと思います。
値動きの荒いコースでも、ETFの場合は短期で判断せずに時間をかけると戻ってくる可能性があります。
始める前に知っておきたい5つの注意点
見落とすと後で困る仕様を5つまとめました。
1. 元本は保証されていません
参照資産の価格が下がれば運用ポイントも減ります。
一方で、運用ポイントが0ポイントを下回ることはありません。
追加した以上に損をしないという意味では、現金の投資より安心です。
2. 1年間使わないと自動でVポイントに戻されます
「本サービス利用」を最後に行った日から1年間、サービス利用が確認できなかった場合は、所定の日時に運用ポイントをVポイントへ自動的に交換するとあります。
1年以上まったくアプリを開かないと、意図しないタイミングで運用が終わってしまう可能性があります。自動追加に任せきりにする場合も、ときどき運用ページを確認しておくほうが安全です。
3. 為替の動きが残高に混ざるコースがあります
全世界コースと米国テックコースでは、米国株の値動きに加えてドル円の動きも残高に反映されます。
仕組みと読み方は、この記事の前半にある「補足:為替の変動は運用ポイントにどう効きますか?」で詳しく説明しています。
4. 損益の表示に手数料は含まれていません
「ポイント運用状況」に出てくるポイント数と運用損益は、手数料を差し引いたあとのポイントを元に計算されています。
手数料を引く前の総数を確認したいときは「ポイント履歴」で確認が必要です。表示上はプラスに見えても、手数料まで含めた実質の収支は少し目減りしている場合があります。
5. 残高は1日1回しか更新されません
運用ポイントの更新は営業日に1日1回、18:00頃です。
日中に何度アプリを開いても数字は動きません。
リアルタイムで動く数字は見れませんが、一日中値動きを気にせずに済むということでもあります。
運用するVポイントの獲得方法

運用するVポイントの獲得方法として定番は、「三井住友カード」を利用したVポイント還元です。
通常利用で0.5%のポイントが貯まりますが、特定の店舗でのタッチ決済を利用すると、最大7%の還元を受けることができます。
カード選びやポイントで気になることがあるなら、次の記事もあわせてご覧ください。
- いまさら聞けない「Vポイント」とは?ためかたと使いかたを紹介
- 三井住友カード(NL)とOliveの違いを徹底比較:どっちが自分に合う?
- 三井住友カードNLとゴールドの違いを徹底比較:年会費や特典の違いを解説
よくある質問
まとめ

Vポイント運用の始め方で押さえておきたいのは、手数料と反映タイミング、そして引き出し条件の3点です。
自動追加の設定をしておけば、手数料がかからず、買い増しのタイミングを考えずに済みます。
コース選びで迷うなら全世界コースから始めてみましょう。
他社のポイント運用と比べたい方は、次の記事もあわせてご覧ください。


