アマゾンマスターカードとd払い、アマゾンで使うならどっちがお得?

アマゾンで使うなら「アマゾンマスターカード」と「d払い」のどちらがよりお得なのか気になりませんか。
Amazonでは月1セールでポイントアップキャンペーン開催されたり、d払いにはd曜日キャンペーンがあったり、さらにドコモには専用のAmazonプライム会員サービスもあります。
いろいろあって、結局、どっちがお得なのか分かりにくいですよね。
そこで、この記事では「アマゾンマスターカード」と「d払い」を比較してどちらがお得か、また、ドコモのプライム会員サービスについても分かりやすく紹介します。
アマゾンマスターカードの基本情報

アマゾンマスターカードには、非プライム会員用の「Amazon Mastercard」と、プライム会員用の「Amazon Prime Mastercard」があります。
基本的な項目は同じですが、Amazon.co.jpにおけるポイント還元率が異なり、Amazon Prime Mastercard(アマゾンプライムマスターカード)の方が+0.5%高い、「2%還元」となっています。
項目 | ![]() | ![]() |
---|---|---|
名称 | Amazon Mastercard ※非プライム会員 | Amazon Prime Mastercard ※プライム会員 |
申込対象 | 満18歳以上の方(高校生は除く) | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
発行方法 | 即時発行 通常発行 | 即時発行 通常発行 |
ブランド | Mastercard | Mastercard |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ポイント還元 | Amazon.co.jpでの利用:1.5% Amazon.co.jp以外での利用:1% コンビニでの利用:1.5% | Amazon.co.jpでの利用:2% Amazon.co.jp以外での利用:1% コンビニでの利用:1.5% |
追加カード | ETCカード 家族カード(本会員1名あたり3枚まで) | ETCカード 家族カード(本会員1名あたり3枚まで) |
付帯機能 | Mastercard®コンタクトレス決済 電子マネーiD Apple Pay Google Pay | Mastercard®コンタクトレス決済 電子マネーiD Apple Pay Google Pay |
ショッピング補償 | 年間200万円まで | 年間200万円まで |
支払日 | 月末締め翌月26日払い | 月末締め翌月26日払い |
ポイントアップキャンペーンでポイント還元率がアップする
Amazonでは、セール開催時に「ポイントアップキャンペーン」を同時開催しています。
通常時のアマゾンマスターカード還元率は最大2%ですが、ポイントアップキャンペーン時は最大3%までアップします。
なお、キャンペーンの対象となるには、「キャンペーン期間中の買い物合計金額が10,000円(税込)以上になること」などの条件があるため、必ず確認して参加しましょう。
2025年4月18日(金)からは「スマイルSALE」がスタートし、ポイントアップキャンペーンも開催されます。

ポイントアップキャンペーン還元率の注意点
ポイントアップキャンペーンでは、特定カテゴリーの商品が大幅にポイントアップになっていることがあります。

対象外カテゴリーでお買い物をしてもポイントはもらえないので注意しましょう。
例えば、「スマイルSALE」では、最大10%還元の内訳は以下のようになっています。
項目 | ポイント還元率 |
---|---|
プライム会員 | ・会員:1.5% ・非会員:0% |
Amazon Mastercard | ・利用:最大3%(通常還元率を含む) ・未利用:0% |
特定カテゴリー | ・購入:5.5% ・未購入:0% |
d払いの基本情報

「d払い」を利用した場合のポイント還元率は0.5%(200円につき1ポイント)です。
dカードに入会している場合は、支払い元に設定することでdカード支払い特典が0.5%付き、最大で1%還元になります。
d払い | |
基本還元率 | 0.5% |
Amazon.co.jpでd払いが使えるのはドコモ回線ユーザーのみ
Amazonでのお買い物でd払いを利用する場合、ドコモ回線が必要です(ドコモの回線のspモード、ahamo、irumo契約者のみが利用可能です)。ドコモ以外の回線を使用している場合、Amazonでのd払いは利用できません。
Amazonでd払いを利用した時のポイント還元率を計算すると以下のようになります。
「ドコモ経由でAmazonプライム会員」になっている人は、最大で6%還元が可能です。
項目 | ポイント還元率 | |
---|---|---|
d払い基本還元率 | 0.5% | |
dカード(支払い設定特典) | 0.5% | |
ドコモを通じた Amazonプライム登録※1 | ・eximo契約 ・ahamo契約 ・ギガホ契約 | 1% |
60歳以上 | 1% | |
d曜日(d曜日特典) | 3% | |
合計 | 6% |
※1ドコモ経由でAmazonプライムに登録をしているユーザーで、「eximo・ahamo・ギガホ」プランや、60歳以上のユーザーは、Amazon.co.jpで「d払い」を使用すると、注文金額の1%分のdポイントがたまります。ポイント進呈上限は、それぞれ100ポイント/月です。
ドコモのAmazonプライム登録の特徴

「ドコモのAmazonプライム」とは、ドコモユーザーのみ利用できるAmazonプライム会員登録です。
Amazonプライム会員月額費は600円(2025年4月時点)で、ドコモ経由で登録しても価格は同じですが、特典として「毎月120ポイント」がもらえるため、実質「480円」で利用できます。
また、最初の3カ月間は、回線料金と月額会費の合計から「600円が割引(Amazonプライム会員月額費相当)」されます。
さらに、Amazonプライム会員の年額払いと比較しても「ドコモのAmazonプライム登録」の方が12円ほどお得です!
プライム会員の年額払いは5,900円(税込)のため、ひと月当たり約492円。
サービス | 利用金額 |
---|---|
アマゾンプライム会員(月額) | 600円/月 |
アマゾンプライム会員(年額) | 約492円/月(5,900円/年) |
ドコモ経由 プライム会員(月額) | 600円/月(実質480円/月) ※毎月120ポイント還元 |
d曜日はネットのd払いでポイント還元率アップ

「d曜日」とは、金・土曜日に対象のネット加盟店で「d払い」を利用すると「d曜日キャンペーンポイント」として購入金額の3%が還元されるキャンペーンです。
Amazon.co.jpもd曜日の対象のため、ポイント還元が受けられます。
また、dポイントを利用分も購入金額にカウントされるため、商品を2000ポイントで購入しても60ポイントたまります。
他の「d払い」関連キャンペーンと併用できますが、毎月キャンペーンエントリーが必要です。
Amazonでdポイントがたまる
NTTドコモとアマゾンジャパンは、2024年4月10日より協業を開始し、これによりアマゾンでdポイントをためたり、使ったりすることができるようになりました。
ドコモ回線の利用有無にかかわらず、アマゾンで1回あたりの合計注文金額が5,000円(税込)以上の場合に注文金額(税込)の1%分のdポイント(50ポイント)がたまります。
dポイントの進呈上限は1回あたり100ポイントのため、1万円利用すると進呈上限になります。
一部の商品を除き、dポイントとAmazonポイントの両方がたまるので、登録しておかないともったいないです。
たまったポイントは、1ポイント1円単位で利用できます。
dポイント還元条件 | ポイント還元率 |
---|---|
1回あたりの合計注文金額が5,000円(税込)以上 | 注文金額(税込)の1% ※進呈上限は1回あたり100ポイント |
dアカウントとAmazonアカウントの連携方法
アマゾンでdポイントをためたり、使ったりするには、Amazonアカウントとの連携が必要です。
アマゾンアプリからdポイントカードを連携する方法を紹介します。
まず「アマゾンアプリ」を開いて、画面下の「人アイコン」をタップして、「お客様の支払方法」を選択(下の方にスクロールするとでてきます)。

次の画面で「概要」>「パートナーポイントを管理する」をタップ。

「新しいポイントプログラムを登録する」をタップ。

ポイントプログラム一覧から「dポイント」を選択。

dアカウントの利用者情報登録で「郵便番号や住所」などの登録を行う。

利用するdポイントカードを選択。

アカウントが連携されると利用可能なポイントが表示されます。

アマゾンマスターカードとd払いを比較

アマゾンマスターカードとd払いのポイント還元率を比較すると以下のようになります。
タイプ | d曜日以外 | d曜日 |
---|---|---|
Amazon Mastercard ※非プライム会員 | 1.5% | 1.5% |
Amazon Prime Mastercard ※プライム会員 | 2% | 2% |
d払い ※非ドコモ経由のプライム会員 | 最大1% ※d払い基本還元率:0.5% ※dカード支払い特典:0.5% | 最大4% ※d払い基本還元率:0.5% ※dカード支払い特典:0.5% ※d曜日:3% |
d払い ※ドコモ経由のプライム会員 | 最大3% ※d払い基本還元率:0.5% ※dカード支払い特典:0.5% ※プライム特典(対象プラン契約):1% ※プライム特典(60歳以上):1% | 最大6% ※d払い基本還元率:0.5% ※dカード支払い特典:0.5% ※プライム特典(対象プラン契約):1% ※プライム特典(60歳以上):1% ※d曜日:3% |
d曜日以外で比較した場合
d曜日以外で比較した場合、全ての条件を満たすことができれば、ドコモ経由プライム会員による「d払い」が最大3%となって一番お得です。
ドコモ経由で登録した時のプライム会員特典(対象プラン契約特典/60歳以上特典)を除くと最大1%となり、Amazon Prime Mastercardユーザーの方がお得になります。
d曜日(金・土)で比較した場合
一方、d曜日は「d曜日のポイント還元」だけで3%還元となるため、「Amazon Prime Mastercard」より1%以上d払いの方がお得なります。
ドコモ回線ユーザーなら「d払い」の利用がおすすめです!

よくある質問
まとめ:d曜日にd払いがポイント還元が高い

アマゾンで、アマゾンマスターカードとd払いではどちらがお得なのかについて解説しました。
どちらのサービスでもポイントをためることができますが、d曜日に「d払い」を使用することでポイント還元率が大幅にアップします。
ただし、アマゾンでのd払いはドコモユーザーしか利用できないのが残念なところです。
また、ドコモユーザーは、ドコモ経由でアマゾンプライム会員に登録した方が、ポイントバックにより、実質料金がアマゾン年額会員費よりも少しお得になります。
そして、アマゾンで誰でもdポイントをためられるようになっているので、忘れずにdアカウントを連携させましょう。

直近では、4/18(金)9:00~4/21(月)23:59まで、ゴールデンウィーク「スマイルSALE」が開催されます。
その内、d曜日は4/18(金)と4/19(土)です。
ただし、ポイントアップキャンペーンがあるため、ドコモ経由のAmazonプライム特典が付かない方は、Amazon Prime Mastercardを使った方がお得になる可能性があります。
自分の状況に合わせてAmazonでお買い物しましょう!