PayPay(ペイペイ)と楽天ペイどっちがお得?【還元率・クーポン・キャンペーンで比較】

PayPay(ペイペイ)と楽天ペイは、QRコード決済の代表格といえます。

PayPayは利用できる場所が多く、超PayPay祭などお得なキャンペーンを随時開催しています。一方、楽天ペイを使えば、楽天ポイントをためることができ、楽天市場や街のお店でも使うことができて便利です。

こうなると、どちらのQRコード決済を使えばお得なのか迷ってしまいます。

そこで、この記事では、PayPay(ペイペイ)と楽天ペイを比較して、どっちがお得かを調査しました。

目次

PayPay(ペイペイ)と楽天ペイどっちがお得?

PayPayと楽天ペイを下記の項目で比較しました。

PayPayと楽天ペイを比較した項目

  • 還元率
  • クーポン
  • キャンペーン

結果を先に伝えると、クーポンやキャンペーンなどに参加せず、ただチャージして使うだけであれば「楽天ペイ」の方がお得です。

一方、クーポンやキャンペーンを使えば「PayPay」の方がお得になる可能性が高くなります。

以下から調査した結果について、詳しく説明します。

PayPayと楽天ペイを還元率で比較

PayPayと楽天ペイを還元率で比較すると下記のとおりです。

基本還元率 最大還元率
PayPay残高払い 0.5% 1.0%
PayPayあと払い 1.0% 1.5%
楽天ペイ 1.0% 1.5%

2022年12月1日から、PayPayのポイント還元率が「PayPay残高払い」と「PayPayあと払い」で変更になりました。

基本還元率の比較では楽天ペイ!

この記事での「基本還元率」とは、キャンペーンなどに参加していなくても、QRコード決済を利用しただけでもらえる、基本のポイント還元率のことです。

PayPay残高払い(現金や銀行口座から残高にチャージして使う方法)の基本還元率は0.5%還元、PayPayあと払いは1.0%還元となっています。

楽天ペイは1.0%還元(100円で1ポイント)です。

PayPay残高払いと楽天ペイを比較した場合は、楽天ペイの方が還元率が高くなります。

一方、PayPayあと払いと楽天ペイでは、還元率が同じため、もらえるポイントは同じになります。

なお、PayPayあと払いを利用するには「PayPayカード(クレジットカード)」が必要です。

楽天ペイは、チャージ以外にもクレジットカードを設定して支払う「カード払い」が利用できます。基本還元率は1.0%なので、チャージが面倒な人はカード払いでも同じ還元率で利用可能です。

この結果をふまえると、キャンペーンなどに参加せずに、ただ利用するだけであれば、楽天ペイの方が便利といえます。

最大還元率で比較した場合はどちらがお得?

2022年12月の条件変更により、PayPay残高払いは、PayPayステップの条件をクリアしても、最大で1.0%ポイント還元にしかなりません(変更前は最大で1.5%)。

PayPayあと払いは、PayPayステップの条件を達成すれば、最大で1.5%還元になります。

楽天ペイは、楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると+0.5%還元、チャージした楽天キャッシュを使うと1.0%還元、両方を合わせて1.5%還元になります。

還元率だけを見ると、PayPayあと払いと楽天ペイは同じですが、PayPayステップの条件達成は難しいうえに、毎月クリアしないと還元率を維持できない点に注意が必要です。

楽天ペイはチャージと支払いで簡単に1.5%還元を実現できます(楽天カードが必要です)。

そのため、最大還元率で利用する場合も「楽天ペイ」の方が簡単・便利でお得です。

※なお、楽天ペイでカード払いにしている場合は、チャージができないので1.0%ポイント還元になります。

請求書払いで比較した場合

「請求書払い」で比較した場合、PayPayは請求書払いが使えますが、楽天ペイは使えません。

ただし、PayPay請求書払いによるポイント還元はなくなってしまったため(2022年4月に終了)、ポイント還元で比較すると、どちらもお得とは言えません。

PayPayで支払うメリットがあるとすれば、PayPayステップの対象となるため、翌月以降のポイント還元率を上げることができる点です。

PayPayステップの条件達成を狙っているならPayPayを使いましょう。

PayPayと楽天ペイをクーポンで比較

PayPayと楽天ペイは、どちらもクーポンを配信しています。

クーポン利用ならPayPayがお得!

PayPayには、毎週月曜日に更新されるPayPayクーポンがあります。5%還元クーポンが多くあり、これは基本還元率の10倍です。

そのため、対象のお店がPayPayクーポンを発行していれば、PayPayクーポンを使って、PayPayで支払った方が確実にお得になります。

ただし、ポイント付与上限などが決まっている場合があるので、事前に確認しましょう。

一方、楽天ペイにも「街のお得なクーポン」がありますが、クーポンが少なく、使いにくい仕様になっています。楽天ペイには取得したクーポンを自動で適用する仕組みがないので、購入前にその都度クーポンコードの提示が必要です。

そのため、クーポン利用で比較すると、利便性やポイント還元率ではPayPayが便利でお得です。

PayPayと楽天ペイをキャンペーンで比較

キャンペーンは、どちらもお得なキャンペーンを開催しています。

超PayPay祭開催中ならPayPayがお得!

PayPayで有名なキャンペーンは「超PayPay祭」です。

期間中は、ポイント還元率がアップするキャンペーンが3つあります。

超PayPay祭で還元率がアップするキャンペーン

  • 1)PayPayジャンボ
  • 2)PayPayクーポン発行
  • 3)PayPay関連サービスのキャンペーン

PayPayジャンボは、PayPay決済を利用すると自動で抽選が行われ、最大全額ポイント還元されるキャンペーンです。

PayPayクーポン発行では、街のお店やオンライン加盟店から、おおむね5%~10%のクーポンが発行されます。また、Yahoo!ショッピングやebookjapanなどのPayPay関連サービスでもポイント還元率がアップします。

楽天ペイも各種キャンペーンを開催しています。

毎週日曜・月曜日に開催している「楽天ペイの日」、ポイント山分けキャンペーンなど、毎月開催しているのでポイント獲得のチャンスは多いと言えます。

しかし、お買い物マラソンや楽天スーパーSALEなどの楽天市場で開催している大型キャンペーンでは、楽天ペイは使えないため、楽天市場関連キャンペーンでのお得感はありません。

そのため、キャンペーンで比較すると、大型キャンペーンで確実に高還元が狙えるPayPayの方がお得です。

自治体コラボキャンペーンがお得!

どちらのコード決済も自治体とコラボしたキャンペーンを開催しています。

30%以上の還元率で開催している地域もあり、1,000円使えば300円戻ってくるので利用しないともったいないキャンペーンです。

自治体コラボキャンペーンの開催エリアは、楽天ペイよりもPayPayの方が多いため、キャンペーンでの利用機会で比較するとPayPayの方が有利になります。

同じエリアであればどちらを使っても還元率は同じです。

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ポイントカード提示でポイント2重取り

PayPayも楽天ペイも共通ポイント(楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、Tポイント)が使えるお店では、ポイント2重取りができます。

会計前に共通ポイントカードを提示してから、QRコード決済を使うことで、「共通ポイントカードのポイント」+「基本還元率」の2つでポイントがためられます。

【まとめ】PayPayと楽天ペイでどっちを使えばよいか迷った時

以上をまとめると、クーポンやキャンペーンを利用すればPayPayがお得になり、それ以外は楽天ペイがお得という結果になりました。

PayPayクーポンがある PayPayがお得
※クーポンによる付与が2%以上
キャンペーン開催時 PayPayがお得(超PayPay祭開催中)
※街のお店やYahoo!ショッピングなど
上記以外でさくっと使いたい 楽天ペイがお得
※楽天カードからチャージで1.5%還元

上記のように、利用シーンによってポイント還元率が変わるため、どちらもよく利用するのであれば、使い分けてポイントをためるのがおすすめです。

ただし、使い分けるとポイントが分散してしまい、ポイントの有効期限が切れてしまうこともあるので、注意しましょう。

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この記事を書いた人

2級FP技能検定保有。クレジットカード10枚以上保有。
簡単にできるお得なポイ活の紹介を心がけています!主にP+を設定したLINE Pay(5%還元)やLINEプリぺ(3%還元)を使っていますが、サービス終了のため新たなお得経路を模索中です。

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