ジリカ/Zilliqa(ZIL)の特徴をまとめて解説

メインネットももうすぐリリースされそうなZilliqa。CoinBase(コインベース)の上場候補にもリストアップされあらためて注目されています。


プロジェクト発足

シンガポール国立大学の研究員だったXinshu DongによってZilliqaプロジェクトは発足しました。2015年にシャーディング(※後述)に関する学術論文を発表して以来、ブロックチェーンのスケーラビリティ問題をテーマを研究を行ってきたブロックチェーンプロジェクトです。

特徴1 シャーディング

シャーディングとはトランザクションを並列処理する技術のこと。通常ビットコインなどのブロックチェーンでは送金トランザクションを1件づつ処理する必要があるため、大規模なトランザクションには対応できないスケーラビリティ問題が立ちはだかっています。

シンガポール国立大学の研究室にて生み出された並列に処理できるこのシャーディング技術により1秒間に2820処理可能で、クレジットカードの処理(1秒間に約4000件)に迫る処理能力を有しています。

2015年に発表されたシャーディングに関する研究論文
A Secure Sharding Protocol For Open Blockchains

また公式ブログの中で創業者のXinshu Dongは以下のように述べています。

Zilliqaが作られた目的は、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨などで問題となっているスケーラビリティ問題を解決することにあります。

特徴2 スマートコントラクトと専用言語Scilla

Zilliqaではイーサリアムのように分散型のスマートコントラクトと実装することが出来ます。大きな特徴としてScilla(Smart Contract Intermediate-Level Language)と呼ばれる専用言語を自ら開発(2018年5月に発表)しており、それを使うことで確実なスマートコントラクトを実装を行うことが出来ます。

スマートコントラクトは一度ブロックチェーン上にリリースされると改修が出来ないデメリット(巨額ハッキングで有名なDAO事件もスマートコントラクト不備によるもの)があります。そのため実装前の検証作業が非常に重要です。Scillaでは構文間違いなど実装前の検証作業に重点を置き開発されています。

Scilla(Smart Contract Intermediate-Level Language)公式ページ

広告業界と提携

世界的な広告代理店大手Mindshareと提携し、ブロックチェーン技術を使った広告業界への活用が進んでいます。高い処理能力を誇るZilliqaのプラットフォームが活かせる活用方法です。

広告以外でも助成金を補助して呼び込み

Zilliqaはスマートコントラクトと実装することが出来るプラットフォームです。広告以外でも多くのアプリケーションを呼び込みたいということで、2018年6月にアプリケーション開発補助プログラムを受け付け、8月に受賞アプリが発表されました。

決済や金融アプリからゲームにいたるまで様々なアプリケーションが発足しています。イーサリアムよりも高い処理能力を誇るZilliqaの活用が広がっています。

プロジェクトの進行状況

2017年3月にスタートしたZilliqaプロジェクトは順調にリリースを重ね、12月1日にテストネットのVersion3.0、コードネームMao Shan Wangまでのリリースが終わっています。

ロードマップではメインネットのリリースまでもうすぐです。

Xinshu Dongの公式ブログでリリース状況をチェック

基本情報

正式名 Zilliqa (ZIL)
発行日 2017年3月
発行上限 12,600,000,000
ホームページ https://www.zilliqa.com/
ホワイトペーパー https://docs.zilliqa.com/whitepaper.pdf
ソースコード https://github.com/Zilliqa/Zilliqa
取引所 Binance、Bithumb、Upbit、Huobi
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