ブロックチェーンに関するニュースが日々数多く世界を駆け巡っています。そんな数あるブロックチェーンニュースの中から厳選した記事について独自の視点で斬り込む「ブロックチェーンNEWS斬り」。ナビゲーターはこの二人。

来年のゴールデンウィークは10連休と聞いてウキウキの
“ブロックチェーンおじさん”ことミトミツです。

気がつけば11月も半ば。すっかり肌寒くなってきました。
仕事きっちり“トークンレディー”のミトミザワです。
本日取り上げたブロックチェーンNEWSはこちら。
米S&P500を構成する企業の幹部が決算資料の中で「仮想通貨」や「ブロックチェーン」と言及する回数が激減している。米国の大手企業の間で、仮想通貨やブロックチェーンに対する熱は冷めてしまったのだろうか?…

米企業の決算資料の中でもほとんど「仮想通貨」「ブロックチェーン」というワードは言及されていないようです。

今年は本当に仮想通貨業界にとっては風当たりの強い年でした。

まさにそれを象徴するかのように今年の流行語にノミネートされている仮想通貨関連のワードも「仮想通貨/ダークウェブ」ですからね。なんですか、このスラッシュは!「仮想通貨=ダークウェブ」みたいじゃないですか。ネガティブキャンペーンもほどほどにしていただきたい!

流行語の話題はさておき、まずはAxiosのグラフをご覧ください。左が「ブロックチェーンに言及した回数」で、右が「ビットコイン・仮想通貨に言及した回数」です。
出典:AXIOS

富士急ハイランドのジェットコースター「FUJIYAMA」を彷彿とさせる見事な急降下であります。

仮想通貨やブロックチェーンに対する投資家の期待が薄れているとみられる一方で、誇大広告を避けるためあえて「ブロックチェーン」という言葉を使わないようにしているとの見方もあるようですよ。

ほほう。では私のことも「ブロックチェーンおじさん」ではなく「おじさん」と呼んでください。

いつも裏ではそう呼ばせていただいております。

えっ!?
いや、でも、これはこれでいいと思いますね。

何がどうよいのですか?

むしろ今までが乱発し過ぎていたのですよ。これはすなわち、仮想通貨、ブロックチェーンという言葉が健全に使われるようになってきたということだと思います。

なるほど。発想の転換ですね。

実にポジティブなニュースですなぁ。
(冒頭の発言撤回させていただきます。)

ついでに国内の検索トレンドの方ではどんな感じなのか、Google Trendsで調べてみました。
検索トレンド「仮想通貨」
検索トレンド「ブロックチェーン」
検索トレンド「ブロックチェーンおじさん」

やはりこちらも減ってますね。これはやはり「仮想通貨」や「ブロックチェーン」に対する世間の興味や関心は薄れてきていると言わざるを得ません。

あの、あの、最後のは余計じゃないですかね?

これが現実です。いい加減に現実から目を逸らすのはやめてください。もうやめさせてもらいます。「ブロックチェーンNEWS斬り」次回、“新生!ただのおじさん”でお会いしましょう。