ビットコインが浸透する5つの理由【米大手格付けWeiss Ratings】

50年近く続く米大手格付けWeiss Ratingsが、ビットコインがこれまで以上に浸透する理由5つを発表しました。

Weiss Ratingsとは
50年近く続く米国の格付け会社。仮想通貨方面の情報収集にも注力しており、仮想通貨専用のサイトweisscryptocurrencyratings.comを運用している。

膨大な調査が必要なため、仮想通貨の格付けを発表できる調査会社は少ないが、Weiss Ratings社はそのうちの一つで50以上の仮想通貨の格付けを公表している。

仮想通貨業界は昨年のハッキングから市場価格低迷など、いい印象を抱いている方は少ないでしょう。ただWeiss Ratings社のレポートでは以下5つの理由から浸透し続けていると評価しています。

理由1 ビットコインはさらに安全になった

Weiss Ratings公式サイトより

ハッシュ率が2018年1月の毎秒1700万テラヘッシュから3800万まで増え、51%攻撃を行うことが難しくなった。攻撃出来るほど大きなマイニングプールは存在しないし、もしプールから借りることが出来たと仮定してもその費用は莫大すぎる。

理由2 アクティブアドレスの数が安定している

Weiss Ratings公式サイトより

blockchain.comウォレット(ビットコイン主要ウォレット)のユーザー数は過去4年間で増え続け、古いアドレスが削除されることがほぼない。ビットコイン価格が暴落した昨年の4月以降でも、毎日約50万件のアドレスがアクティブで現在もそれを維持している。

理由3 トランザクション量が2倍

Weiss Ratings公式サイトより

2017年の市場価格のピーク時から、価格暴落に沿う形でトランザクション数も激減した。だが、市場が回復していないにも関わらず2018年4月に比べトランザクション量は2倍になっている。

理由4 取引手数料は約25セント(約25円)

Weiss Ratings公式サイトより

2017年のピーク時には手数料が法外な価格に高騰していたが、現在は非常に安定した価格で横ばい状態が続いている。マイニング手数料の総額は1日あたり約76,000ドルで、30万トランザクション数で割ると、取引の平均手数料は約25セント(約25円)だ。

理由5 ライトニングネットワークが順調

Weiss Ratings公式サイトより

ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するライトニングネットワークは昨年始動したばかりだが、その容量は増え続けている。

ライトニングネットワークが広がるに従いビットコインの取引量も増え、現在では500BTCが取引されている。重要なことはライトニングネットワークには制限がないことだ。採用されればさらにスケーラビリティ問題を解決するだろう。

まとめ

以上、Weiss Ratings社の数値を使ったビットコインに関する5つの理由でした。

ハッシュレート水準はマイニング事業の盛衰に大きく関係していることもあり注目されていますが、アクティブアドレスやトランザクション数に注目している方は少なかったのではないでしょうか。これを機会にこういった数値の動きもチェックしておきましょう。

特にライトニングネットワークは企業でも採用が進んでいる最中です。この取り扱い量の推移を見ることで、スケーラビリティ問題への解決が進んでいるかどうかが判断できます。今後のビットコインの流れを判断する意味でも、ライトニングネットワークでの取引量はチェック項目に加えることをお勧めします。

ちなみにWeiss Ratings社のビットコイン評価はC+で、それほど高い評価が与えられているというわけではありません。C+の低評価ぶりはビットコイン愛好家を怒らせたことも記事内で触れられています。

歴史のあるWeiss Ratings社として、こういった5つの好材料があっても相対的に判断し厳格に評価を与えているようです。

参照:Weiss Ratings公式サイト

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