米格付け大手Weiss Ratingsが2019年を予想

50年近く続く米大手格付けWeiss Ratingsが仮想通貨の今後を占う7つの予想を公開しました。膨大なデータから導き出す予想にはどんなものが含まれているのでしょうか。名指しされている技術やコインを中心にご紹介します。

2018年は災難だったが大きな進歩の年

予想に入る前の冒頭で2018年は市場価格的には災難だったが、基盤技術の進歩は目覚ましいものがあったことに触れています。

・Hashgraphの技術はブロックチェーンを超え革新的
・非ブロックチェーンで問題解決を目指すHolochainが世界に浸透
・BitcoinはスピードアップのためににLightning Networkを立ち上げ
・EOSはメインネットがリリースされトランザクションも急増

特に上記の4項目を挙げ、2018年は災難ではなく非常に良い進歩だったと言及しています。

評価するのはRippleのXRP、新技術のHashgraphなど

以下、予想を7つご紹介しますが、その中で名指しで評価されているのは、ブロックチェーンの対抗馬として台頭してきているHolochainやHedera Hashgraphなどのブロックチェーンを使っていない技術です。

また非常に高い技術力でネットワークを構築しようとするEOS、Cardanoはインターネットを進化させる技術だと評価されています。特に銀行ネットワークを揺るがしているリップルは世界一の仮想通貨になる可能性があることも指摘しています。

反対に実用例が乏しくなってきているBitcoin Cash、Bitcoin SV、Litecoinは酷評され今後姿を消す可能性があることを挙げています。

以下、予想の詳細です。

予測1:ビットコインは資産として利用される

ビットコインを保管するために特別な費用は必要ない。そして政府に没収されることもない。ビットコインは真のデジタルゴールドになりつつある。

予測2:ビットコイン価格は最高値を更新するだろう

仮想通貨相場は2015年までに4回暴落を経験し、2018年に5回目を記録した。市場では多くの人が離れ、本当に仮想通貨を評価をしている人が残り保有量を増やしている。分散技術は問題解決をしながら大きく進歩し、強気相場の基礎が出来ている。

2019年は以前の暴落後の相場と同様に、再び上昇し最高値を目指すだろう。

予測3:良質なアルトコインは最高価格の20倍に達する

多くのアルトコインはまだあまり知られていないが、一握りの優れた技術を持ったコインは浸透するにつれ大きく注目を浴びるだろう。それらは史上最高価格に戻り、さらにそこから20倍を記録するコインもあるだろう。

予測4:いくつかの技術が新しいインターネットを構築する

EOS、Cardano、Holochainなどがより安全で世界規模のネットワークを開発している。まだ他のプロフェクトでもこの分野に参入してくるだろう。

多くは淘汰されるが、その一部が世界的なネットワーク構築に成功した場合、時価総額は何兆ドルにも達する可能性がある。

予測5:特定の技術が金融業界を破壊する

ビットコインはデジタル決済システムとして産まれたが、まだその目的を達成していない。

しかしRippleのXRPとStellarは問題解決を行い送金など金融業界を破壊する可能性がある。特にRippleのXRPは世界的な銀行の巨大決済ネットワークであるSWIFTの座を狙っている。もしSWIFTのシェアを一部でも奪うことが出来ればXRPが世界一の仮想通貨になる可能性がある。

予測6:ビットコインしかり、いくつかのコインは舞台から姿を消す

多くの仮想通貨は新しい技術を生み出していないという点で表舞台から姿を消そうとしている。現在トップ10に入っているコインでもBitcoin Cash、Bitcoin SV、Litecoinなど当てはまる通貨がいくつかある。

画期的な実用例がなく、これらは時間の経過とともに消える可能性がある。

予測7:コイントップ10に新しい顔が加わる

現在はまだ評価されていなくても、Holochain、Hedera Hashgraphなどの新しい技術は将来時価総額でトップ10に達する可能性がある。

Close Menu