決済大手のVisaは11月14日より、VisaデビットカードがGoogle Payに対応することを発表した。
今回Google Payに対応するのはジャパンネット銀行、ソニー銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行が発行するVisaデビットカードで、Visaのタッチ決済対応店舗やオンラインでのセキュアな支払いが可能になる。今回Visaのタッチ決済でGoogle Pay対応を行うのは日本で初めてとなる。
Google Pay(グーグルペイ)は、アンドロイド端末に決済手段を登録することで非接触の支払いができるスマートフォン機能で、買い物をする際に実際のカードを提示せず安全な決済を行える特徴を持っている。
今回の発表に合わせVisa代表取締役社長のスティーブン・カーピン氏は以下のようにコメントを発表した。
Visa スティーブン・カーピン氏
この度のGoogle Payの対応により、消費者の皆さまに、これまで以上に、より利便性の高いデジタル決済を提供するとともに、日本のキャッシュレス化推進にさらに貢献できるものと考えています。Visaのタッチ決済に加えて、『Visaトークンサービス』によるトークナイゼーションの活用により、セキュアなデジタル決済が大きく飛躍する基盤となり、プラスチックカードからモバイルへの移行や、デバイスを問わず安心して決済することが可能となります。よりシンプルで、スピーディ、安全な一貫したデジタル決済の提供により、消費者にとっても、加盟店にとっても、最大限ご満足いただける決済体験を提供できると考えます。