決済大手VISAが国際送金サービス「Visa B2B Connect」を正式発表

世界的な決済大手のVISAは、ブロックチェーン技術を用いた国際送金サービス「Visa B2B Connect」を6月11日に正式発表した。

クレジットカードによる個人決済を主にサービス展開しているVISAだが、11日に発表された「Visa B2B Connect」は、カードベースではない企業間の国際送金を目的として構築されている。

既存の国際送金では経由する銀行が多く、時間やコストがかかっていたが、2国間の銀行間取引を効率化させ、ビジネスシーンにおける企業間取引を促進する特徴を発表している。

ブロックチェーン技術の得意分野の1つとして国際送金があるため、リップル社をはじめとする国際送金プラットフォームが多く存在しているが、ついに世界的な決済大手のVISAが国際送金分野に参入したことになる。

この国際送金ネットワーク「Visa B2B Connect」では、リナックスのオープンソースプロジェクトである「ハイパーレッジャー・ファブリック」を使っており、共同開発としてIT大手IBMや同じく決済のBottomline社、金融サービスのFISが名を連ねている。

今回のプレスリリースで各社のコメントとして以下のように発表されている。

Visaビジネスソリューション Kevin Phalen氏
Visa B2B Connectの発表は、世界中の企業間取引の進化において画期的な出来事です。銀行間取引を容易にするソリューションを提供することで、業界の主要な問題点を解決します。Visa B2B Connectを使用すると、データの透明性と一貫性を高め、支払いをより迅速かつ簡単に行うことができます。

Bottomline社のCEO、Rob Eberle氏
ボトムラインはビザと協力し、企業が迅速に国境を越えた決済を行える革新的な方法を提供できることを嬉しく思います。私たちの世界中の金融機関の顧客にVisa B2B Connectを提供でき、顧客は差別化された決済能力を手に入れることが出来るでしょう。

FISのRaja Gopalakrishnan氏
すべての決済システムに置いて金融機関の近代化は、FISのグローバル戦略の重要な柱となっています。私たちの多くの顧客にVisa B2B Connectプラットフォームを提供でき、またその最初のパートナーとなったことを嬉しく思います。

IBMブロックチェーン Marie Wieck氏
Visa B2B Connectと協力し、ブロックチェーン技術の規模拡大に関するIBMの専門知識を電子決済における世界的リーダーの強みに結合させました。これは、ブロックチェーン技術を使った国際的な送金が、安全で透明性がありビジネスシーンに置ける価値移動に役立つことを証明する独特の例です。

参考:Press Releases Visa B2B Connect Launches Globally

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