VanEckとSolidXのビットコインETFは延期へ|否認を織り込んでいたビットコイン市場は延期を好感し上昇
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5月20日、SEC(米証券取引委員会)は投資運用会社VanEckとブロックチェーン企業SolidX社が申請するビットコインETFの承認期限を延期した。
今回の期限は今年一月に発生した米政府機関の閉鎖が原因で、VanEck社によって取り下げと再申請が行われた件に関する期限となる。今回延期となったことで最終期限は90日後の夏頃となる。
またSEC(米証券取引委員会)による同発表の中で、引き続きビットコインのついての様々な項目についてのコメントを求めており、認可すべき市場になっているのか情報収集を行っている。
ビットコイン価格への影響
VanEckとSolidXのビットコインETFはETFの中でも最有力候補と目されているが、市場関係者はこれまでの度重なる延期により、今回も認可される可能性は低いとして予め織り込み済みだった。
一部では最終期限を待たずに否認される可能性もあるとした意見も出たが、SECから延期が正式に発表されたことで市場は好感しビットコイン価格の上昇へつながっている。