トロン/TRON(TRX)の特徴をまとめて解説

トロンは、シンガポールを拠点とするTRON財団が開発する仮想通貨で、ブロックチェーン技術を使ってデジタルコンテンツを保護し、クリエイターと視聴者をダイレクトに繋ぐ分散型プラットフォームの構築と良質な作品を創造するクリエイターへの活動支援を目指しています。

ちなみに、この分散型プラットフォームの名称がトロンであり、トロンの中で使われる基軸通貨がTRX(TRONIX)です。


設立と創始者

トロンは2017年8月にバイナンス上でICOがおこなわれ誕生しました。ICO開始30秒で完売になったことで話題を呼びました。当初はERC20トークンでしたが、2018年6月にメインネットがリリースされて以降は独立したプラットフォーム上の通貨となっています。創始者は中国の音楽ストリーミングサービス『Peiwo』のCEOでもあるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏。2017年にはフォーブス誌が選ぶ30歳以下のアジアの企業家30人にも選ばれた人物です。

justin sun
<Linkedinより>

トロンの全貌

トロンについて理解するためには、トロンの今後の展開を理解しておく必要があります。なぜなら現在システムは開発中で順次リリースされていく予定となっており、トロンのすべてが完成するのは2027年とまだまだ先の話です。トロンのロードマップを見ながらトロンの全貌を見ていきましょう。

名称 期間 内容
1 Exudos(エクソダス) 2017年8月~2018年12月 コンテンツのアップロード、保存、配信の仕組みを確立させる
2 Odyssey(オデッセイ) 2019年1月~2020年6月 コンテンツ制作者へのTRXでの報酬支払いができるようになる
3 Great Voyage(グレートヴォヤージュ) 2020年7月~2021年7月 「所得の測定」「TRON保有者への配当の支払い」「サポーターの管理」等の主要な課題に取組む
4 Apollo(アポロ) 2021年8月~2023年3月 各コンテンツ制作者が独自トークンを発行できるよう分散型取引プラットフォームを完成させる
5 Star Trek(スタートレック) 2023年4月~2025年9月 分散型オンラインゲームのためのプラットフォームを提供
6 Eternity(エタニティ) 2025年9月~2027年9月 トロン上でオンラインゲームプラットフォームの構築が可能になる

クリエイターは自身が制作した動画や音楽、最終的にはゲームといったデジタルコンテンツをトロンにアップし消費者に直接販売することができるようになります。

トロンの特徴

コンテンツを視聴したい人はTRXでクリエイターに視聴料やチップを支払う仕組みとなるため、クリエイターに正当な報酬が支払われます。またブロックチェーン技術によって不正ダウンロードの防止といった効果も期待できます。

トロンは次々と大手企業との提携を進めており、今後さらにTRXを使用できるサービスが増えていくと予想されます。提携先が増えればそれだけTRXを使用できるシーンが増え、仮想通貨にとって大事な流動性がTRXに生まれてきます。これまでも提携の話が出る度にTRXの価格が上昇するといったトレンドがあり、この点は今後も大いに期待できるポイントです。

TRXはあいにく日本ではまだ上場しておりませんが、海外の取引所では続々と上場しています。しかも上場発表直後はTRXの価格が上昇するといったトレンドもあるなど非常に活気のある仮想通貨とも言えます。

tronchart
出典:CoinMarketCap

TRXの用途

基本的にトロンのネットワーク上のサービスで使用できます。

1. 有料コンテンツ視聴時の支払い
2. 気に入ったコンテンツ制作者へ投銭感覚で寄付
3. 独自トークンの発行
4. 提携サービス先での使用

 【提携が完了しているサービス例】
 ・中国の音楽ストリーミングサービス「Peiwo」 ※こちらは使用可能になっています。
 ・シンガポール初の自転車シェアリングサービス「Obike」
 ・中国の映像ストリーミングサービス「Baofeng.com」

基本情報

ジェネシス日 2017/08/28
ブロックタイム
発行上限 100,000,000,000
ハッシュアルゴリズム
コンセンサスアルゴリズム Proof-of-stake
ホームページ https://tron.network/
twitter https://twitter.com/Tronfoundation
取引所 Binance、OKEx、Huobi、Bithumb、Upbit、Bit-Z、Bitforex、Kryptono、HitBTC、Sistemkoin、Mercatox、Bittrex、Ethfinex、Liqui、Shangya Exchange、他多数
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