第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)が28日から30日まで横浜で開催

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国連や世界銀行、アフリカ連合と共に日本が開催している国際会議「アフリカ開発会議」(Tokyo International Conference on African Development:TICAD)。この開発会議はアフリカの開発をテーマに1993年から開催している国際会議で、2013年までは5年ペースの開催期間を3年毎にペースアップしておこなわれている。そして今年で7回目の会議が明日8月28日から30日の期間、横浜で行われる。

外務省-第7回アフリカ開発会議
外務省-第7回アフリカ開発会議

アフリカと言えばレオナルド・ディカプリオが主演した紛争ダイヤモンドが題材の映画「ブラッド・ダイヤモンド」などのようにダイアモンド等の鉱物資源、ソマリア内戦の映画「ブラックホーク・ダウン」のような内戦やそれが引き起こす飢餓のイメージが強い。また、ユニセフ等の募金を促すテレビCMで貧困を連想する方も多いだろう。

ブラッド・ダイヤモンド(Wikipediaより)
ブラッド・ダイヤモンド(Wikipediaより)

しかし近年では「ICT(情報通信技術)の活用促進に最も成功した政府」のルワンダや、東アフリカのシリコンバレーとも呼ばれるほどにITスタートアップ企業が次々創業しているケニア、アフリカ最大の人口と80~90%もの高い携帯電話普及率を背景にGoogleとFacebookがそろって進出したナイジェリアなど、IT産業が盛り上がり欧米企業などからの投資を引き付ける国が出ている。インフラや各種規制が無いことを逆手にとる形でイノベーションを生み出すなどIT産業が盛り上がっており、「シリコン・サバンナ」という言葉も生まれるなど一昔とは状況が変わってきている。

ケニア政府が開発中のテクノロジーハブKonza Technopolisのサイト
ケニア政府が開発中のテクノロジーハブKonza Technopolisのサイト

実際日本企業が現地ITスタートアップに投資を行う例も出ており、SBIグループのSBIレミットやSOMPOホールディングスがケニアを本拠とする国際仮想通貨送金サービスのBitPesaに出資を行っている。

JETRO:東アフリカでは群を抜く存在感(ケニア その1)
JETRO:東アフリカでは群を抜く存在感(ケニア その1)

BitPesa
BitPesa

今回TICAD7パートナー事業として、8月30日には「アフリカ・日本 スタートアップ・ピッチ イノベーション推進&パートナー発掘」も行われるなど、これまでの農業や貧困への支援だけではない新たなアフリカとの関係構築のイベントも組まれている。

JETRO:アフリカ・日本 スタートアップピッチ イノベーション推進&パートナー発掘
JETRO:アフリカ・日本 スタートアップピッチ
イノベーション推進&パートナー発掘

日本とアフリカが組むことで、どんなイノベーションが産まれるか注目だ。

[参考]
・外務省-第7回アフリカ開発会議(TICAD 7):https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/ticad7/index.html
・横浜市-第7回アフリカ開発会議 横浜開催 2019:https://ticad7.city.yokohama.lg.jp/
・Konza Technopolis:http://www.konzacity.go.ke/
・JETRO 海外ビジネス情報 TICAD特集:アフリカビジネス5つの注目トレンド:東アフリカでは群を抜く存在感(ケニア その1)
・BitPesa:https://www.bitpesa.co/
・JETRO イベント情報:アフリカ・日本 スタートアップピッチ:イノベーション推進&パートナー発掘

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