テックビューロが予定通りICO総合プラットフォーム COMSA HUB製品版を公開
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テックビューロホールディングス株式会社は、ICO総合プラットフォーム「COMSA」のソフトウェア開発事業であるCOMSA HUBの製品版を公開した。
このリリースは約1年前にβ版をリリースしたロードマップ通りの公開となり、今年9月に行われたCOMSA COREの製品版と合わせ、ICO総合プラットフォーム「COMSA」のリリースが完了したことになる。
COMSA HUBとは
今回リリースされたCOMSA HUBは、パブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーンをつなぐ製品であるため、mijinブロックチェーンのライセンス所有者に提供される予定になっている。
今回のプレスリリースによればパブリックブロックチェーン上の企業のマスターアカウントと、内部のプライベート勘定との間でトークン残高の整合性をコントロールできると発表されている。
4月に公開されたテスト版では、パブリックであるビットコインのブロックチェーンと、プライベートであるmijinブロックチェーンを、COMSA HUBを使って接続しシームレスに変換できる環境を整えている。今回の製品版に伴い、テストネット上で試すことが出来るデモアプリも公開された。
COMSA HUBを活用することにより、パブリックチェーンで発行したトークンを、mijinプライベートチェーン内に簡単に移管できるため、VRやゲーム等の様々な用途に活用することが可能となると説明している。
COMSAとは
資金調達とトークン発行を行うことができる「ICO総合プラットフォーム」で、2017年に自らICOを行い当時相場で100億円以上資金調達したことで話題となった。
企業向けのブロックチェーン技術の導入を支援する製品となっており、パブリックチェーン上の通貨受け入れ、企業からのトークン発行、プライベートブロックチェーンである「mijin」も含めたワンストップの総合ソリューションとなっている。