スチーム/Steem(Steem)の特徴をまとめて解説
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Steemはソーシャルメディア向けに作られたブロックチェーンプラットフォームです。Steemプラットフォームでは「Steemit」というサービスを展開していて、ブログやインスタグラムのように、日記や写真、動画等を投稿することができ、読者の評価に応じて報酬が支払われます。そこで使われている通貨がSteemです。
創設者
Steemは、2014年7月に登場したBitSharesの創設者Daniel Larimer氏によって作られました。Daniel Larimer氏はSteemitでの仕事を退き、現在はEOSのプロジェクトに携わっているようです。
3種の通貨
Steemは単独の通貨ではなく3種類のトークンが存在し、それぞれの役割を持っています。
・Steem
取引所で法定通貨等と取引することができるトークン。また、内部取引所でSteem Dollarと交換したり、Steem Powerにパワーアップすることができる。発行枚数が無限であるため、価値の上昇はほぼ見込めない。
・Steem Power
Steemit等で支払われる報酬で、Steemから変換(パワーアップ)することができる。SteemPower(SP)の保有量によって、投票の影響力や得られる報酬が増える。保有しているSPは即座にSteemに戻す(パワーダウン)ことはできず、1週間に13分の1ずつ変換される。変換せずに引き出すことはできない。1SP=1Steem。
・Steem Dollar
SteemDollar(SBD)1に対して1米ドルの価値を持つトークンで、報酬で得ることができる。SBDは内部取引所でSteemとリアルタイムに取引することができる。
まとめ
Steemというトークン自体の価格は仕様上急激に上がるということは無いと思われますが、Steemitに代表されるようにSNSや何気ないツイート等普段多くの人が行っている行動に報酬が発生するプラットフォームは、今後期待が持てるのではないでしょうか。
基本情報
ジェネシス日 | 2016/03/24 |
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ブロックタイム | 3.0 seconds |
発行上限 | ∞ |
コンセンサスアルゴリズム | DPOS/PoW |
ホームページ | https://steem.com/ |
開発/GitHub | https://github.com/steemit/steem/ |
エクスプローラー | https://steemd.com/ | 取引所 | Binance、UPbit、Bithumb、Bittrex、Huobi、Poloniex、RuDEX、GOPAX、OpenLedger DEX、HitBTC |