ソニー系会社と富士通がブロックチェーンを活用した外国人留学生向け教育支援の実証実験を開始

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ソニー系会社と富士通がブロックチェーンを活用した外国人留学生向け教育支援の実証実験を開始

ソニーグループの教育関連事業を展開する株式会社ソニー・グローバルエデュケーションと富士通株式会社、株式会社富士通総研は、ヒューマンアカデミー株式会社の協力のもと、外国人留学生の日本語講座受講履歴や成績データの管理の面でブロックチェーン技術が有効かを確認する実証実験を2月27日より開始した。2020年3月の実用化を目指す。

実験では、富士通のデジタルラーニングプラットフォーム「Fisdom(フィズダム)」上で開講している日本語検定対策講座「にほんごdojo」を留学希望学生に受講してもらい、学習ログや成績情報など受講者ごとの学習データを証明書としてブロックチェーン上へ改ざん不可能なデータとして保存・管理する。

教育機関は、留学を希望する外国人学生から提出される学習証明書の真偽確認の際、ブロックチェーン上の学習データと照合することで、語学能力を正確に把握、留学後における個々の能力、多様性に対応する適切な教育を支援することを可能にする。

今後3社は、学習ログや成績情報を多角的に解析することで、学習スタイルや学習プロセスも評価できるような取り組みも検討していくとしている。

日本では、2019年4月より施行される「改正出入国管理法」により、外国人労働者の受入拡大が見込まれている。外国人就労者や留学生は、来日前に日本語の講義やテスト結果を受入先の教育機関や企業へ提出することを必要とされているが、その真偽確認、実際の言語力の確認は困難であり、来日後に語学力の面で人間関係に支障をきたすなど、適切な教育が施せず、その後の就労支援にも課題を抱えている。

ソニー、富士通、ブロックチェーン活用の学習証明書の実証実験イメージ

[参考]
外国人留学生の日本語講座の受講履歴や成績証明管理にブロックチェーンを活用する実証実験を開始(ソニーニュースリリース)
Fisdom

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