多くの学生をユーザーに持つローン会社SoFiが仮想通貨取引を提供

低金利の学生ローンを中心に事業を急拡大させている金融企業のSoFiが、その若いユーザー向けに仮想通貨への投資サービスを開始することが発表された。

SoFiは2011年にスタンフォード大学の大学院生Mike Cagneyらによってサンフランシスコで設立され、大学の学生と卒業生をマッチングさせることにより低金利の学生ローンを実現させたスタートアップだ。その後、学生ローンだけではなく住宅ローンや個人ローンなど事業の拡大を行い、2015年にはソフトバンクグループから10億ドルの調達も成功させフィンテック企業の注目株に成長している。

またSoFiでは、ローンだけではなく既存のユーザー向けに投資部門もあり、敷居の高い株式投資を簡単に始めることができる投資サービス「SoFi Invest」を提供している。こういったサービス内容から、借り手だけではなく若い投資家もSoFiは多く抱えている。

公式ホームページより

 
今回の発表に関してCNBCによると、SoFiのCEO、Anthony Noto氏は以下のように述べている。

Anthony Noto氏(SoFi CEO)
私たちがターゲットにしているユーザーは、仮想通貨の価格がいくらになっているかが気になっており、購入したいと考えています。
彼らは購入してみたいという願望を持っており、すでに持っている人も多くいます。

また、2017年末にほぼ2万ドルまで急上昇し、現在その価格から80パーセント以上下がっている市場にも触れ、「ユーザーによってはそれを機会と見なすかもしれません」と発言している。

株式市場への投資に加え、この下落した仮想通貨市場を好機ととらえサービス開始する。仮想通貨取引はCoinbase(コインベース)と提携の元に行われ、2019年第2四半期に開始する予定にしている。

SoFiでは50万人にも上る会員数を有しており、正式にサービスが開始されれば影響も大きいことが予想される。

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