スイスのクリプトバレーで認可された仮想通貨取引所SMART VALORが稼働

クリプトバレーと呼ばれているブロックチェーン企業の聖地スイスのツークに拠点を置くスタートアップ企業のSMART VALORが、仮想通貨取引業務を開始したことを公式発表した。取り扱う仮想通貨はビットコインとイーサリアムで、4種類の法定通貨スイスフラン(CHF)、ユーロ(EUR)、スターリング・ポンド(GBP)、USドル(USD)にて利用可能になった。

2017年に設立されたブロックチェーンスタートアップ企業のSMART VALORは、将来すべての資産がトークンに置き換わる金融システムを想定しており、株式証券はもちろん金融以外の資産についてもトークン発行が行えるセキュリティトークンプラットフォームを構築している。

その第一歩として今回、主要な仮想通貨の取引機能をリリースした。SMART VALORはスイスの金融規制機関から認可を受けている数少ない金融企業で、ライセンスは昨年2018年1月に受けていた。それから1年半の開発期間を経て取引機能の開設を実現させている。

SMART VALORのCEOであるOlga Feldmeier氏は以下のように述べている。

SMART VALOR CEO、Olga Feldmeier氏
18か月の開発期間を経て、私たちはSMART VALORプラットフォームの主要な要素である仮想通貨取引所を開設でき嬉しく思います。これは様々な資産へ投資を行うことが出来る世界初のセキュリティトークンプラットフォームになるという私たちの目標への大きな一歩となります。

今回の取引所では毎秒100万にも上る注文を処理できる高速処理能力や、分かりやすい取引システム、そして仮想通貨の安全なカストディ機能を提供するとしている。カストディの分野にて業務提携するのは、米国を拠点にしている世界有数の仮想通貨カストディ企業BitGoと発表されている。

セキュリティトークンの取り扱いへ

今後SMART VALORは本来の目的であるセキュリティトークンプラットフォームへの歩みを進めていく予定となっている。株式証券や投資ファンド、金融派生商品を含む様々な証券のトークンを扱うことができるMTF(Multilateral Trading Facility)のライセンス取得を行っていく。

規制当局からの仮想通貨事業に対する視線が世界的にも厳しくなっているが、SMART VALORのようにコンプライアンス重視の事業展開は今後も順調に成長を続けることが予想される。時間はもちろんかかることが予想されるが、今後の進捗にもぜひ注目したい。

参考:SMART VALOR Platform is Live!

関連ワード:BitGoクリプトバレー
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