リップルCEO「デジタル資産の長期的な価値は、それを提供するユーティリティが重要」

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リップル(Ripple)のCEO、Brad Garlinghouse氏がCNNのインタビューに登場し、リップルについて語った。

CNNとのインタビューで、Garlinghouse氏は、最近10万のフォロワーを持つツイッターユーザーに「フォークして新しくやり直す」と言われたことに対して、XRPはオープンソースのため、彼らが望むならフォークはできるかもしれないと前置きした上で、次のように語った。

XRPコミュニティでは、XRPの最大の保有者はリップルであり、XRPエコシステムの成功を最も望んでいます。私たちは、ユースケースとXRPを使って問題を解決することに焦点を当てています。
(中略)私たちは健全で成功したエコシステムに関心を持っているので、私たちはそれ(XRP供給によるダンプ)を絶対にやりません。実際、私たちはエスクローで所有するXRPのほとんどをロックして触れないようにしています。

しかし、XRPの最大保有者ということであれば、価格操作を行っていると思って間違いないかと尋ねられると「それはできない」と答え、他のアルトコインと相関関係があり、クジラがビットコインを操作するように、操作はできないと述べた。また、小さい時価総額であれば操作も可能だが、CoinMarketCapによると、XRPは1日に10億ドルの取引があり、価格操作ができるとは思わないとの見解を示した。

また、よく聞かれる質問として「XRPをいくらで機関投資家に販売しているのか」という質問に対しては、マネーグラムの場合は、市場から買っていて特別な取引はないとしたが、機関投資家の場合は、ロックアップしてダンプするのを防いでおり、市場の取引量によって調整するが、制限事項を設けていると述べた。

さらに「少し安い価格で提供し、6か月、1年は売ることができないようにしている」という認識で間違いないかと問われると、基本的にあっていると答えている。

XRPの価格は、年初から25%以上下落しており、リップルを持っているユーザーは、XRPの大量供給を疑問視しているが、Garlinghouse氏は、今回のインタビューで「デジタル資産の長期的な価値は、それを提供するユーティリティが重要になってくる」と述べた。

直近では、コンテンツに対してマイクロペイメントが行える「Coil」とのパートナーシップを発表し、10億XRPの援助を行ったと発表したが、これはユーティリティ強化の一環と考えられる。

また、今月7日には、「リップルはXRPエコシステムを成長させる手助けをしているというが、成果がでていない、XRPから離れてほしい」というツイートに対して、リップルCTOのDavid Schwartz氏が「私たちはあなたを大いに失望させるだろう」と返信していたが、これは、長期を視野に入れており、すぐに成果がでないのを分かった上での返信だったと思われる。

XRPエコシステムのために投資した成果がいつの時点ででてくるのかは不明だが、リップルの決断が正しかどうかを判断するには時間がかかりそうだ。

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