ICOはアイディアの宝庫

アイディアが埋もれている

国内ではICOの実施や参加に規制ルールを整備中ということで、ICOに関してはいまいち盛り上がりに欠けるところがある。国内では将来実施予定とのささやかな発表がいくつかあるものの、現状のルール規制下で実施されるICO案件はもちろん皆無である。

GoogleやFacebookの発表でもあった通り広告についても厳しく、ICO関連は優良不良関係なく全面禁止、FINTIDEなどICOをまとめているサイトなんて信じられない、というような扱いにも捉えられる。だが、その規制の雰囲気がせっかくの新技術やアイディアから目を背ける流れになってはいないだろうか?

注目プロジェクトはICO実施

ブロックチェーン技術を使ったスタートアップや今後様々な業界で猛威を振るうかもしれない最新技術を使った起業アイディアは、その特徴を最大限活かしほぼICOを実施していると言っても過言ではない。現状ブロックチェーン技術を使った起業にて資金集めという視点でクラウドファンディングやIPOをするプロジェクトを見つける方が難しい。

これまで実施されたICOプロジェクトの進行状況や、これから募集される新規案件には仮想通貨の未来を担う画期的なアイディアが含まれており、むしろプロジェクトごとに追いかけて情報収集すべき内容なのだ。

 

注目されていないのは残念

世界中のいたるところで実施されるICOは、多くの機関から叫ばれているように詐欺案件があるのは確かでその見極めは最重要項目である。

しかしICOというくくりだけで、特に日本国内において本来クローズアップされるべき良質なプロジェクトや仮想通貨が、埋もれてしまってはいないだろうか。

もしICOというだけで注目から外しているとすれば、今後のビジネス的な進歩から目を背けていることになるし、本当にもったいないと感じる。

各業界で産まれる新たなアイディア

ブロックチェーン技術にはまだまだ発展途上で、スケーラビリティなど多くの問題もあるのは確かだが、公開された台帳とそれを流用した通貨という画期的な特徴がある。

この特徴について考えてみてほしい。記録、そして通貨である。

テレビでもよく由緒正しい商人の蔵から古い帳簿が出てくるではないか。ビジネスのやり取りはもちろんこの社会では、取引ごとに記録された台帳、そして金銭のやりとりが基本機能として必須なのである。

これはどんなジャンルの業種にも当てはめることができる。決済とその記録が行われるショッピングや旅行業界、売買や入出金が行われる証券取引所機能や銀行機能、話題になっているゲーム業界やアーティストと直接つなぐ音楽業界、二酸化炭素排出量をポイント化するエネルギー業界など、適用アイディアをここで書き出したらきりがない。

 

ホワイトペーパーに詰まっている

業界はバラバラだがこれらのICOプロジェクトには一つ共通点がある。それぞれの業界内にある既存の問題をブロックチェーン技術によって解決しようとする姿勢だ。その熱い内容がICOプロジェクトのホワイトペーパーの中に詰まっていると声を大にして言いたい。

例えば今、観光業界に従事している方はブロックチェーン技術がその観光サービスにおいてどのように使われるか旅行関連ICOのホワイトペーパーを絶対に見るべきだと思う。今後の業界の流れの予測につながるし、現在のサービスの改善ヒントになるかもしれない。

もちろん現状のアップルミュージックやスポティファイなどの既存の巨大サービスが、ブロックチェーン技術を使っているとはいえ産後間もない新興アプリにすぐに置き換わることは考えにくい。ただインターネット登場以降のここ20年、最新技術やアイディアが業界再編を主導してきた過去を見れば軽視できないのは明らかだろう。

前置きが長くなってしまったがFINTIDEでは一つ一つ業界に絞って、どのようなICO案件が登場しているかまとめてみようと思う。まずは観光業界から。

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【業種ごとの注目ICO特集Vol.1】
既存サービスを破壊する!?観光業界の注目ICOプロジェクト

関連ワード:ICOブロックチェーン
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