クアンタム/Qtum (QTUM)の特徴をまとめて解説

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QTUM

クアンタム/Qtum(QTUM)は、イーサリアムの「スマートコントラクト」とビットコインの「UTXO」モデルの特徴を活かした、分散型アプリケーション(DApps)を作るためのベースとなる独自のブロックチェーン技術です。

UTXOとは、「Unspent Transaction Output」の略で、取引データのみに基づいて残高を計算する仕組みのことです。今までの全てのデータを取得してくる必要がなく、自分の取引データのみを利用するため、動作が速くなります。

Qtumは、イーサリアムの「Ethereum Virtual Machine(EVM)」を使って、DAppsなどの汎用的な開発を可能にし、Bitcoin CoreやUTXOモデルによって信頼性、匿名性、取引データのスケーラビリティに対応しています。


特徴

2017年3月に行ったICOでは、約5日間で1,560万ドルを集め、注目されました。

Qtumは、主に商用利用を強調しており、DAppsの使用事例などでもモバイルをサポートしていく「Go-Mobile戦略」を推進しています。これは、インターネットトラフィックの約半分がモバイルデバイスによるものであるという事実から収益性を考慮し、モバイル戦略強化を打ち出しているようです。

また、Qtumは、EVMにとってかわるX86VMの開発を行いローンチしました。これによって、Qtum開発者は、C++やPythonなどの主要なプログラミング言語を使用してスマートコントラクトを書くことができ、開発者は自分自身でテストと検証ができるようになります。さらに、標準ライブラリの提供、ガスモデルの最適化、Account Abstraction Layer(AAL)の機能を最大有効活用できるなど、DApps開発も簡単になり、企業への導入や新規参入が容易になるメリットがあります。

創業者と支援者の職歴

共同創業者兼CEOであるPatrick Dai氏は、中国EC最大手であるAlibabaで開発者として働いており、Forbes誌の中国版「30-under-30」に選ばれています。

また、ビットコイン関連スタートアップのエンジェル投資家Roger Ver、OKCoin CEOのXu Star、Ethereumの設立者、JAXX WalletのCEOであるAnthony Di Iorioが支援者に名をつらねており、プロジェクトへの注目度の高さがうかがえます。

メインネットへの移行済み

2017年9月13日にQtumメインネットワークが実装され、10月4日のトークンスワップを経て、QTUMのERC20トークンは利用できなくなりました。

2018年5月には、X86仮想マシンをローンチしてテストネット接続を開始しています。

将来性

「Go-Mobile戦略」や「DApps開発の容易さ」が認知されれば、Qtumを使った開発は増えていく可能性があります。
ただし、類似プロジェクトに、Ethereum、EOS、NEOがあり、これらとの差別化もしくは、強みを生かしたQtumのブランディングが必須になってきそうです。

基本情報

ジェネシス日
ブロックタイム 2.0 minutes
発行上限 100,787,456
ハッシュアルゴリズム
コンセンサスアルゴリズム Proof of Stake
ホームページ https://qtum.org/en
開発/GitHub https://github.com/qtumproject
コミュニティ/フォーラム https://forum.qtum.org/
エクスプローラー https://qtum.info/
取引所 Chbtc、Cobinhood、CoinBene、CoinEgg、CoinEx、Coinexchange、Coinhouse、CoinNest、Coinone、Coinrail、Coinsuper、CREX24、CryptoBridge、Cryptopia、Exrates、EXX、Gate.io、GoPax、HitBTC、Huobi、JEX、KuCoin、Lbank、Liqui、LiteBit、Livecoin、Novadex、OKEx、OTCBTC、Qryptos、Quoine、Shangya Exchange、TradeOgre、Upbit、ZB
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