タッチ決済が使えるQRコード決済を紹介【連携した時の還元率は?】

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タッチ決済が使えるQRコード決済を紹介【連携した時の還元率は?】

QRコード決済は、アプリ画面でバーコードを提示(またはQRコード読込)して決済しますが、Felica対応決済と連携することでタッチ決済が使えるようになります。

タッチ決済は、読取機にスマートフォンをかざすだけで決済でき、導入している店舗も多いため、QRコード決済が使えないところで代替決済として利用できます。

以下から主要なQRコード決済と連携できるタッチ決済と還元率について紹介します。

QRコード決済と連携できるタッチ決済

下記の表は主要なQRコード決済と連携できるタッチ決済の一覧です。

「連携したタッチ決済にチャージする時」と「タッチ決済を利用した時」で還元率を分けています。

QRコード決済 連携できるタッチ決済 還元率
PayPay なし なし
d払い iD 【利用】0.5%還元
au PAY Suica 【チャージ】0.5~2.5%還元
【利用】0.5~2%還元
楽天ペイ Suica 【チャージ】0.5%還元
【利用】0.5~2%還元
LINEアプリ iD 【利用】1~2%還元
メルペイ iD なし

PayPayで使えるタッチ決済

PayPayは、連携できるタッチ決済はありません。

d払いはiDと連携できる

d払いはiDと連携できます。

d払い(iD)で利用した金額は、ケータイ料金と一緒に請求されます。d払い残高からではないのでチャージは不要です。

ただし、ケータイ料金との合算払いなので、ドコモ回線ユーザーしか利用できません。

連携したiDを利用すれば、0.5%(200円で1ポイント)のポイント還元があります。

注意点 ・ドコモ回線がないと利用できない
還元率【利用時】 ・0.5%還元

au PAYはSuicaと連携できる

au PAYはモバイルSuicaと連携した「au PAYのSuica」が使えます。

au PAY残高からモバイルSuicaにチャージする時に0.5%還元(200円につき1ポイント)がつきます。

au PAYの場合は、au PAY残高にau PAYカードを使ってチャージすると1%還元されるので、チャージによるポイント2重取り(合計1.5%還元)ができます。

※au PAYゴールドカードの場合は、au PAY残高へのチャージが2%還元になります。

また「au PAYのSuica」をJRE POINTサイトに登録すれば、「au PAYのSuica」の利用でもポイントがたまります。

JR東日本の在来線の利用額に応じて50円ごとに1ポイントたまり、下記のマークがあるお店で使っても200円(または100円)ごとに1ポイントたまります。

Suicaのお買い物でポイントがためられうお店を見分けるためのマーク

デメリットは、au PAYのSuicaはおサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンでしか利用できません(iPhoneは未対応)。

また、通常のモバイルSuicaで利用できる「定期券の購入」や「Suicaグリーン券の購入」は利用できません。

注意点 ・おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンのみ利用可
・「定期券の購入」や「Suicaグリーン券の購入」はできない
還元率【チャージ①】 ・0.5%還元(au PAY残高からau PAYのSuicaへチャージ)
還元率【チャージ②】 ・1~2%還元(au PAYカードまたはau PAYゴールドカードからau PAY残高へチャージ)
還元率【利用時】 ・0.5~2%還元(JRE POINT登録したau PAYのSuicaを利用)

楽天ペイはSuicaと連携できる

楽天ペイはモバイルSuicaと連携した「楽天ペイのSuica」が使えます。

楽天ペイのSuicaに楽天カードからチャージすれば0.5%還元(200円につき1ポイント)がつきます。

※楽天キャッシュからはチャージできないので、au PAYのようなチャージによるポイント2重取りはできません。

「楽天ペイのSuica」利用によるポイント還元は、au PAYのSuicaと同様にJRE POINTサイトに登録すればたまります。

楽天ペイのSuicaのデメリットもau PAYのSuicaと同じで、iPhoneは未対応、「定期券の購入」や「Suicaグリーン券の購入」の利用は不可となっています。

注意点 ・おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンのみ利用可
・「定期券の購入」や「Suicaグリーン券の購入」はできない
還元率【チャージ】 ・0.5%還元(楽天カードから楽天ペイのSuicaへチャージ)
還元率【利用時】 ・0.5~2%還元(JRE POINT登録した楽天ペイのSuicaを利用)

LINEアプリはiDと連携できる

LINE Payから直接連携できるタッチ決済はありませんが、LINEアプリならGoogle Payを経由してiD決済を使うことができます。

利用金額はLINE Pay残高から支払われるので事前にチャージが必要です。

タッチ決済キャンペーンによるポイント還元があり、2022/6/30(木)23:59までは1%還元で、2022/7/1以降は2%還元のキャンペーンに切り替わります。

LINE PayにGoogle Payを連携するとiDを使って支払いができる

注意点 ・LINEアプリで設定が必要
・LINE Pay残高にチャージが必要
還元率【利用時】 ・1%還元(2022/6/30まで)
・2%還元(2022/7/1以降)

なお、LINEアプリは、iD以外にVisaのタッチ決済も連携できます。

メルペイはiDと連携できる

メルペイはiDと連携できます。

メルペイのiD決済の利用金額は、メルペイ残高から差し引かれるので事前にチャージが必要です。

メルペイ残高へのチャージや、メルペイのiD決済利用によるポイント還元はありません。

注意点 ・メルペイ残高にチャージが必要
還元率 ・なし

QRコード決済で使えるタッチ決済まとめ

まとめると「d払い」と「LINEアプリ」は、iD利用でポイントがたまります。

LINEアプリは、タッチ決済キャンペーンでポイント還元率がアップするのでお得&便利です。

au PAYと楽天ペイはチャージと利用の両方でポイントがたまります。

チャージのポイント2重取りができるau PAYのSuicaがおすすめですが、au PAYカードがないと魅力が半減してしまいます。

「au PAYのSuica」も「楽天ペイのSuica」もJRE POINTサイトに登録しないと、利用でポイントがもらえないので注意しましょう。

関連ワード:タッチ決済還元率