22日、PundiXは、アキバ・スクエアで行われた秋コレにブースを出展し、限定XPASSの販売とXPOSを使った決済体験を行った。
販売されていたXPASSは、秋コレ限定のデザインとなっており、PundiXが提供するXWalletにXPASS番号を入力し、スクラッチで隠されている6桁の番号を使ってウォレットに登録する。XWalletには秋コレ限定のデザインも反映される。
また、XWalletやXPASSに仮想通貨を入庫(チャージ)することで、決済端末XPOSを使って簡単に決済ができる。
日本では、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策(AML/CFT)など、規制の観点から、その場で簡単に仮想通貨をチャージして決済することができない。これは他のキャッシュレス決済に比べてデメリットであり、身分証の提示などで簡単に仮想通貨をチャージできる方法が必要と考えられる。
ただし、決済方法が簡単になったからと言って、仮想通貨決済が普及するとは考えにくく、今回のような同人イベントやコラボグッズの販売など、よりユーザーに近いところでの仮想通貨利用機会の創出も必要となる。
現時点では、仮想通貨による決済は一般的ではないが、ブロックチェーン技術を一般普及させる為、ユーザーの身近な場所に着目し、開発と提供を進めているPundi Xの今後に期待したい。