仮想通貨の種類
世界に数ある仮想通貨。現在ICOとして募集され確認されているだけでも3000種類以上あります。使い方や特徴も様々で、この中に未来の理想の通貨が眠っていることは確かです。ですがいったいどうやって有望な通貨を見つけることができるんでしょうか。
目次
主要5種しか扱わない日本の認可取引所
その将来有望を知る手掛かりとして現在の市場価格を把握することが重要です。買いたい人と売りたい人が集まって売買をする相場。日本ではbitflyerやZaif、DMM Bitcoinなどが5種類以上のコインを取り扱っています。
名前 | URL | 取り扱いコイン数 |
bitFlyer | https://bitflyer.jp/ | 7 |
Zaif | https://zaif.jp/ | 5 |
bitbank.cc | https://bitbank.cc/ | 6 |
bitbank trade (*2019年3月31日でサービス終了) | https://www.bitbanktrade.jp/archives/2925 (リンク先は終了のお知らせです) | 1 |
DMM Bitcoin | https://bitcoin.dmm.com/ | 7 |
GMOコイン | https://coin.z.com/jp/ | 5 |
QUOINEX | https://ja.quoinex.com/ | 4 |
BITPoint | https://www.bitpoint.co.jp/ | 5 |
BTCBOX | https://www.btcbox.co.jp/ | 4 |
みんなのビットコイン | https://min-btc.com/ | 3 |
(参考:取り扱い仮想通貨数 比較ページ https://fintide.jp/hikaku_exchange/)
日本でも増えるどころか取り扱いをやめるコインの種類があったりと、なかなか気軽に取引できるコインが増える方向には向っていません。
世界ではコインが増え続けているんだから、もう少し敷居を低くしてもいいのではとお思いの方もいると思うのですがそれはユーザー目線の意見。コイン規模が小さかったり資金洗浄に使われたり、一定のリスクがあると金融庁から認可を受けている以上取り扱いが難しいのが現状です。
はい、そうですよね。
ある意味成長しきった主要コインは興味ない、現在の主要通貨ではなく未来の理想のコインを見つけたいんだ。という方に参考にして欲しいのがDEX取引価格です。
分散型取引所(DEX)
分散型取引所(DEX)、その名の通り管理人のいない売買取引所のことです。2018年に入ってから取引量(金額)もかなり上向いている分散型取引所(DEX)が増えてきました。総じて仮想通貨同士を売買できるのが特徴です。
一口に取引所といってもそれぞれ次世代の取引所をかけて特徴も様々です。取り扱いコインの多さ、法定通貨に交換できる取引所、取引手数料の安さを売りにする取引所など、スプレッドも大きい日本の認可取引所で売買してる自分はまさか取り残されてる?と思わせるくらい機能が充実しています。
取引の主要機能はブロックチェーン技術で作られているので取引情報はもちろん全公開。参照方法はそれぞれありますが、どんなマイナーな通貨であれ1回でも取引ペアが作られれば基本的には誰でも取引データを参照することが可能です。
主要 分散型取引所(DEX)
・EtherDelta https://etherdelta.com/
ETHプラットフォームで発行された通貨はすべて取り扱い
・Bancor https://www.bancor.network/
こちらもETHプラットフォーム向け。スプレッドなし。
・Openledger https://openledger.io/
・Waves https://waveswallet.io/
(などなど多数あります。)
最近ICO募集でも相次いで新たな取引所関連プロジェクトが発表されています。仮想通貨もそうですが取引所も乱立しすぎているのでどの取引所が残っていくかこちらも注目されるところですね。
最近も続々と取引所プロジェクト発足
・DECOIN
配当型コインを売りに取引所自体が発行
https://www.decoin.io/
・CrypStock
各取引所を統合したトレードシステムを売りに
*2019.05.07 サイト自体消滅
・Blockchain.io
欧州の中央集権型取引所と分散型決済システムを組み合わせ
https://blockchain.io/
仮想通貨取引所に脱線しましたが、テーマは上場もしていない草コインの価格ですね。そうです様々な分散型取引所で世界中の投資家がそれぞれ売買したマイナーな通貨ペアがあって、その情報が公開されている・・・
と思ったと思いますが、こんな面倒な計算はもちろん不要です。
主要分散型取引所(DEX)の公開されている取引データを取り込んで円表示してくれている便利なサイトが多々あります。
草コインの現在価格を自動計算してくれる便利なサイト
・CoinMarketCap https://coinmarketcap.com/
名前の通りコインの時価総額を掲載しているサイト。その数1600種類以上(2018/6/18現在)
・CryptoCompare https://www.cryptocompare.com/
ビットコインの売買Volumeは約66%が日本円(2018/6/18現在)。
TOP>Bitcoin>ANALYSIS
ざっと見るだけでも1500種類以上のコインがリストされています。これらは参考値として円換算された価格も掲載され、その過去チャートも見ることができます。
上場もされていないマイナーなコインは売買ができない?
今の価値がどのくらいかもわからない?
いいえ、世界に取引が1件でもあればそのコインのおおまかな市場価値が分かります。
未来のコインを見つけるのは君だ
これらの便利なサイトの中には使いやすいアプリをリリースしているところもあります。実際にリスクのあるマイナーコインを所有しなくても、気になっているコインの価値チェックは楽しいものです。
2018年後半戦も、分散型取引所の取引総額は上がっていくことが予想されます。その取引増加量をチェックして今ホットな取引所がどこか、そして価値が上がっている仮想通貨を探してみて下さい。もしかするとそれは未来の理想のコインかも知れません。