ブロックチェーンバンキングBankorusとは?米オーバーストックが投資

ブロックチェーン企業に数多く投資している米ナスダック上場企業オーバーストックが、投資専門の子会社メディシベンチャーズを通じて、ブロックチェーンバンキングプラットフォームBankorusの株式5.1%を取得したことを3月11日に発表した。

米オーバーストックは次世代のブロックチェーン企業に数多く投資する大手企業だ。個人富裕層向けにサービスを展開するバンキングプラットフォームBankorusへのオーバーストック社の投資は、今後仮想通貨に多くの資産が流入することを見据えての投資と見られている。

オーバーストックのプレスリリースでは以下のように発表されている。

メディシベンチャーズのジョナサン・ジョンソン氏
Bankorusは仲介業者を排除し、個人が自分のデジタル資産に簡単にアクセスできるようにサービス構築しました。このサービスはメディシベンチャーズの目標とも共通する、革新的なブロックチェーンバンキングプラットフォームです。

ブロックチェーンバンキングプラットフォームBankorusとは

オックスフォード大学の在学中にリーマンショックを経験したグレゴリーヴァンデンバーグ氏が、2013年に立ち上げた富裕層向けの投資アドバイスサービス。

すでに中国、ヨーロッパ、米国を中心に20万人以上の富裕層の顧客を持ち、AI分析を行った自動アドバイスサービスが特徴。1000万円以上の投資資金を持つ富裕層向けに、デジタル資産の購入、販売、保管、貸し出しなどのサービスを提供している。

公式サイトより

 
Bankorusの技術は革新的なビジネスアイディアとして2015年頃から多くの表彰を受けており、2017年には上海のブロックチェーン大賞で最優秀にも選出された。Bankorusにはモルガンスタンレーなど大手企業も出資している。

米オーバーストックとは

オーバーストックとは、米ナスダック上場企業でアウトレット商品をオンラインで幅広く取り扱っている小売総合サイト。2014年に大手企業で初めてビットコイン支払いを受付開始した。

ブロックチェーン関連技術へ投資を積極的に行っており、投資専門の子会社メディシベンチャーズを通じて、STOプラットフォームのtZEROや、東カリブ中央銀行が発行するデジタル通貨を支援しているフィンテック企業Bittなどに投資している。

60兆ドルを占める富裕層資金

Bankorusの公式サイトでは、投資額が1億ドル(約111億円)を超える富裕層の投資資金は全体で計60兆ドル(約6660兆円)にも及ぶと報告され、現状は不動産のような流動性の低い資産に固定されていることが多いが、この一部を仮想通貨市場に投資することを目標としている。

大手企業もバックアップに名乗りを上げたことは、富裕層の資産運用シーンで仮想通貨への投資ニーズが高まっていることが予想される。

参考:プレスリリース「Global Blockchain Accelerator Medici Ventures Announces Strategic Equity Purchase in Bankorus」

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