イーサリアム(ETH)を保管・操作できる「MyEtherWallet」での作り方と使い方を解説

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MyEtherWallet(MEW)の作り方と使い方を解説

イーサリアム(ETH)を保管・操作できる「MyEtherWallet」での作り方と使い方を解説します。

MyEtherWallet(MEW:マイイーサウォレット)って何?

MyEtherWallet(MEW)は、Webブラウザやデスクトップアプリケーションからイーサリアムブロックチェーンが操作できるサービスです。Webウォレットではありません。
MyEtherWallet.comで提供されています。
MyEtherWallet.comはあくまで操作画面(端末)を提供するだけで一切の情報を保存しません。ウォレットの作成・操作に使う情報は自己管理、オフライン管理になります。入力したパスワードや発行された秘密鍵などはなくさないようすぐにメモ・印刷して保管するようにしましょう。もちろん盗まれないようにの保管です。

【 ※注意! 】
2018年4月にMyEtherWallet.comでもハッキングによる公式乗っ取り、リダイレクトによるフィッシングサイトへの誘導トラブルが起きました。できれば後述の「より安全に、MyEtherWalletのローカル環境を作る」を先に準備できるといいと思います。

MyEtherWallet.comへアクセスする(日本語で表示)

MyEtherWallet.comへアクセスしたら、「日本語」に表示を変更しましょう。
サイト右上のメニューからプルダウン選択でEnglishを日本語にすると変わります。クッキーが有効になっていれば次からサイトアクセス時に日本語がデフォルト言語になります。

イーサリアム(ETH)を保管・操作できる「MyEtherWallet」での作り方と使い方を解説

【メモ】
MyEtherWallet.comへアクセスすると最初に「リテラシー案内」がポップアップします。ポップアップには「盗難にあわないために、MEWって何?」など初歩的なリテラシーを解説するスライドになっています。必ず目を通すと良いでしょう。※日本語に変更して再度トップページへアクセスすると、このスライドも日本語で再表示されます。すべてのスライドを見るとポップアップしなくなります。

お財布の作成

それでは、お財布(ウォレット)を作成していきましょう。

秘密鍵を暗号化・解錠するPasswordを入力します。最低9文字以上の入力が必要です。推奨は21文字以上とされています。このPasswordは暗号化した秘密鍵(お財布)を解錠する時に必要になります。

MyEtherWalletお財布の作成パスワードの入力

Keystoreファイルを保存する

Keystoreファイルをダウンロードして保存しましょう。
保存したら「理解できました。続けます。」をクリックして次へ進みましょう。
※Keystoreとは暗号化された暗号鍵ファイルのことです。このKeystoreファイルと一番最初に設定したパスワードを組み合わせることで解錠ができます。
MyEtherWalletお財布の作成暗号鍵のダウンロード保存

自分の秘密鍵を保存する

作成され表示されている秘密鍵を保存しましょう。絶対に人に見られたり渡したりしないようにしましょう。
※秘密鍵とは「キャッシュカード+暗証番号」のような存在です。これが漏洩するだけですべて盗られます。
印刷ができるので印刷しておきましょう。印刷できない場合、PDFで保存ができますので、保存しておいて後で印刷もできます。
MyEtherWalletお財布の作成秘密鍵の保存

ウォレットの操作(解錠)

次のページで、ウォレットの確認・解錠ができます。画面左の選択肢から「秘密鍵」を選択して前の画面で保存した秘密鍵を入力してアンロック(解錠)を押します。
MyEtherWalletお財布の作成お財布の確認

正常に解錠されれば表示されます。
ウォレットの画面については、次のお財布情報を見るの項で解説しています。
MyEtherWalletお財布の確認・見方

お財布情報(ウォレット)を見る・操作する

画面右上部メニューから「お財布情報を見る」を選択。
すると、どの方法でお財布を解錠するか選択する画面が表示される。
いくつかの方式のウォレットが選べるが、ここでは上述で出てきた「Keystore/JSON File」と「秘密鍵」の2つの方法での解錠を説明します。

【Keystore/JSON File】+【パスワード】でアンロック(解錠)する
MyEtherWalletお財布の確認方法Keystore

【秘密鍵】で解錠する。
楽ですが盗られた時のリスクが高いのでハードウォレットがない場合はローカル環境で「Keystore/JSON File」+「パスワード」の利用をお勧めします。
MyEtherWalletお財布の確認方法秘密鍵

アンロックをクリック。
解錠に成功すると「正常に、お財布が解錠されました」といったメッセージが出て、画面下にそのままスクロールできるかたちでウォレット情報が表示されます。
MyEtherWalletお財布の確認・見方

①あなたのアドレス/アカウントアドレス/QRコード
作成された自身のウォレットアドレスいわゆる口座番号です。相手に振り込んでもらう時など公開する情報です。相手にスマホで読み取ってもらうのに使えるQRコードも作成されています。

②秘密鍵(未暗号化)/秘密鍵QRコード
最重要情報、「キャッシュカード+暗証番号」にあたる情報です。非表示になっており“目”のマークをクリックすると表示されます。

③お財布紙情報を印刷
ペーパーウォレットを表示・印刷できます。PDFでの保存も可能です。

④アカウント残高
ウォレットアドレスのイーサリアム残高が表示されます。

⑤トランザクション履歴
自身のウォレットアドレスの全トランザクション履歴が閲覧できます。

⑥トークン残高
イーサリアム上で発行された独自トークンの各残高が表示されます。カスタムトークンで追加で持っているトークンを取り込んだりもできます。
AirDropやICOに参加している場合必ず使う機能です。

【メモ】
ここで説明した「お財布情報を見る」はウォレットを操作できる情報を含んでいます。もし残高を確認したいだけならウォレットアドレスとブロックチェーンエクスプローラーサービスを利用しての確認をおすすめします。

より安全に、MyEtherWalletのローカル環境を作る

MyEtherWalletは何も情報をWEBに保存しないソフトウェアウォレットですが、サービスクライアントはWEB上で提供されています。
これだとフィッシング詐欺やサイトがハッキングなどでウィルスを仕込まれた場合、秘密鍵が盗まれる危険があります。
(とか書いてたら、本当に公式がハッキングされて公式経由でフィッシングサイトへのリダイレクトとか起きて笑えません)

それを防いでより安全に利用するために、MyEtherWalletはオープンソースで開発され、サイトのクローン(複製)がGitHubにて公開・提供されています。ユーザー利便性と敷居を下げるためにWEB上で動いていますが本来はこちらの使い方が正しい使い方です。

ローカル環境の作り方は簡単。ダウンロードして解凍するだけです。GitHubとか開発者向けのサイトへ案内する必要がなければ冒頭こちらを案内したいくらいです。
それでは、ローカル環境を作ってみましょう。

MyEtherWallet.comの画面下フッターに「Github: Current Site & CX」というリンクがあります。
MyEtherWalletローカル環境の構築

クリックするとMyEtherWalletのGitHubへジャンプします。
https://github.com/kvhnuke/etherwallet

え?MyEtherWallet.com経由じゃなく直でGitHub飛ばせよって?いえいえ、公式だよって示す意味でも一応経由してみました。
(とか書いてたr(以下略、、、、本当にありがとうございました。)

MyEtherWalletローカル環境の構築github

MyEtherWalletのGitHubが開いたら画面右中央「Clone or download」より「etherwallet-mercury.zip」がダウンロードできます。
圧縮ファイルを解凍して自身のPCの管理しやすいフォルダ下に展開しておきましょう。
展開したファイル内の「\etherwallet-mercury\dist\index.html」をクリックか使いたいブラウザにドラック&ドロップすればMyEtherWallet.comのローカル環境=クローンが開きます。

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