みずほの銀行系スマホ決済サービス「J-Coin Pay」がスタート、加盟店向けアプリも公開、触ってみた感想

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j-Coin Payホームページ

みずほの銀行系スマホ決済サービス「J-Coin Pay」がスタートした。J-Coin Payホームページもオープンし、アプリもそこからダウンロードができる。(※公式へのリンクはページ下)

また、こちらは契約の申し込みがまず必要だが、加盟店向けアプリも公開されている。3月4日現在、利用できるお店は「Cooming soon」となっており、インストールしたJ-Coin Payアプリ上からも使えるお店の案内は確認ができなかった。順次利用できるようになるのかもしれないが、アプリDLができるようになっているのに使えないのは残念で肩透かしと言わざるをえない。

J-Coin Pay使えるお店
※6月17日:追記
「コスメティクスアンドメディカル」の2店舗で「J-Coin Pay」の取扱いを開始(3ヵ月でこれだけ?)

対応できる使用ケースだが、割り勘・店頭決済・送金と、既に利用開始されている他のキャッシュレス決済アプリサービスでできることは一応そろえてあるようだ。

アプリにみずほの口座を登録、操作してみた感想

気になる、操作レスポンスだが、みずほダイレクトで銀行の口座残高への反映を監視しながらチャージしたら即時に反映され、預金口座からもチャージ額が引かれていた。逆にチャージした額を口座に戻した場合は、1時間ほどのタイムラグがあったのでアプリから銀行預金口座への反映のところだけは即時とはいかないようだ。

預金も現金も足りない時、振込手数料の節約のため、誰かからお金をアプリへ送金してもらい、それを口座に戻したうえで現金で出金するといった場合は注意が必要かもしれない。送金のアプリまでの着金反映はすぐにされていた。

割り勘請求については、電話番号からのSMSなどで連絡となるが、使い勝手としてはLINE Payのようなグループコミュニケーションツール付帯ではないので少し手間に感じる。

しかし「J-Coin Pay」の最大の利点は預金口座へお金を戻すのも無料でできる点だろう。他のキャッシュレス決済サービスの多くはチャージへの一方通行か、口座へ戻すのに振込手数料にあたる金額が掛かる。これに関しては銀行系ならではの強みと言える。昨今、他行への振込手数料無料の条件は厳しく月の回数も限られている。10万円の制限までだが預金・現金化できる送金が何度しても手数料が無料なのは非常に便利だろう。

最初のアプリ登録のフローに不安…

アプリをダウンロードし登録をしていく過程で、いくつか気になることがあった。それは、J-Coin Payアプリ上から入力を求められる個人情報や口座情報が多い点だ。また、アプリの認証番号などについても、銀行との認証、承認についても「J-Coin Pay」名が主体で、信用先である銀行系としての利点を感じられず常時フィッシング詐欺を警戒しているような不安に付きまとわれていた。この辺りは、日頃扱い慣れた銀行サイト側からのアプリへの認証、承認手続きを先に踏ませるなど、フィッシング詐欺され難いような見せ方の工夫があっても良かった気がする。今の作りは非常にフィッシング詐欺してくださいと言わんばかりのフローに感じた。

将来的に、口座を持たなくとも利用できる、訪日外国人向けの利用も想定しているためにこのようなフローなのかもしれないが「J-Coin Pay自体には何の信用もない」以上、先に信用のある場所とフローから認証を感じたい。

お得なポイントが今後出てくるか?

J-Coin Payについて今のところ使用できる加盟店がアナウンスされていないので不明だが、キャッシュバックやポイント還元のようなお得な利用がどれだけ用意されるかは気になるところだ。

現在、キャッシュレス決済のシェア競争は激化しており、キャッシュバックは当たり前のように20%が定常化しそうなキナ臭さをていしている。もし20%が定常化したらよほど収益基盤が強い加盟店でなければ軒並み潰れる結果になるだろう。無事、日本のキャッシュレス化政策も失敗に終わる。

そうならないためにJ-Coin Payが銀行系の強みを活かしたサービスを展開するか、同じく20%還元の血みどろのパワーゲームに参加するのか注目していきたい。

[参考]
公式:https://j-coin.jp/
App Store:iOS版
Google Play:Andoroid版

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