Ethereumが全体価格を牽引、ビットコイン価格が3700ドル(40万円)回復

2月18日16時現在、ビットコイン価格が3700ドル、日本円にして40万円台を回復した。約10日間3600ドル台で小幅な値動きのみだったが、久しぶりに大きく値が動いた。3700ドル台は2019年1月10日以来で、Ethereumの価格上昇が先行するかたちで、ビットコインなど市場全体の上昇につながった。

ビットコイン価格に影響する前、17日19時ごろからEthereumの価格が上昇しており、前日比で10%を超える上昇率となっている。

Ethereumについては、CFTC(米商品先物取引委員会)へ提出されたErisXの提案書や、コロラド州にて2月15日~17日に行われていたイーサリアム開発者向けハッカソンETHDenverなど、Ethereumに関する複数の好材料が影響したと考えられる。

ErisXの提案書

先日イーサリアムの共同創設者でConsenSysの創設者でもあるJoseph Lubin(ジョセフ・ルービン)氏が加わったことでも話題になったErisXだが、そのErisXがCFTC(米商品先物取引委員会)から求められていたEthereum(イーサリアム)に関する提案書を提出したことが公式発表された。

提案書より

 

ErisXとは
2010年7月に設立され、CFTC(米商品先物取引委員会)の登録の下、先物取引所を運用してきた実績を持つ。2019年に仮想通貨専門の取引所開設を目指し、CFTC(米商品先物取引委員会)に登録申請中。
これまでの経験を活かし仮想通貨の先物取引、現物のスポット契約、そして先物の精算業務を行う予定。Fidelity、ナスダック、DIGITAL CURRENCY GROUP、MONEX GROUPなど金融大手が出資していることでも注目されている。

この提出は以前CFTC(米商品先物取引委員会)が、イーサリアムを取り扱うために公募していた意見募集に回答したものだ。提出書の中でEthereum(イーサリアム)の構造が紹介され、さまざまな分野でのユースケースを例に社会に浸透していると評価されている。

またこれまで決められた規制がないことから、機関投資家などの大手プレーヤーが参加していない状況を挙げ、CFTC(米商品先物取引委員会)が規制し監督することでEthereumのような金融商品がより活性化すると報告されている。

Ethereum開発者向けハッカソン「ETHDenver」

イーサリアムの共同創設者でConsenSysの創設者、またErisXの取締役にも加わったJoseph Lubin(ジョセフ・ルービン)氏が週末に参加していたのが、コロラド州で行われているイーサリアムの開発者向けハッカソン「ETHDenver」だ。

この「ETHDenver」イベントでは、以前からUNICEFフランスと提携しイベント専用のトークン、The Boost Tokenを使った賞金システムを初めて採用することでも話題になっていた。イベントに参加する開発者は賞金システムでトークンを獲得する機会、トークン所持している開発者向けに特典などがある。

「ETHDenver」イベントにはEthereum開発者向けということで、イーサリアムファウンデーションのメンバーが多く参加している。また簡易交換所ShapShiftのCEO、Erik Voorheesや、UNICEFベンチャーズのChris Fabian、仮想通貨版のEDGARを目指す情報開示サイトMessariなど、イーサリアム関係者以外で現在注目されている大物が多数参加していた。

EOS、ビットコインキャッシュ、Makerも好調

イーサリアムの他、価格上昇率が好調なのはEOSの4%、ビットコインキャッシュは7%となっている。またステーブルコインDAIを発行するMakerも前日比で9%を超える上昇率となっている。

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