野球プロリーグ世界最高峰「MLB」のブロックチェーンゲーム開発会社 今度は「スタートレック」のライセンスを獲得

STARTREK-CSC

去年日本人として4人目の最優秀新人賞に輝いた大谷翔平選手が現在活躍している世界最高峰プロ野球リーグ、Major League Baseball(MLB)。
そのMLBのブロックチェーンゲーム「MLB Champions」を開発・運営しているのがアメリカ・カリフォルニアを拠点にしているゲーム会社Lucid Sightです。
今回、そのLucid Sightが新たに1966年から現在もテレビシリーズが続く、世界最長のSFテレビドラマシリーズとしてギネス認定されている「スタートレック」のライセンスを取得した、と発表しました。

CSC Medium Jun 4:Star Trek coming to the ETH Blockchain… First there was Bitcoin, then Ethereum, now Gold Pressed Latinum?
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発表によるとLucid Sightが開発中のブロックチェーンゲーム、「Crypto Space Commander」(CSC)リリース後に開催予定のゲーム内期間限定イベント「Divergence Alpha Event」で「スタートレック」とコラボするとの事です。
「Divergence Alpha Event」のイベント期間中はいくつかのスタートレックに登場する宇宙船がイベントを通して入手可能になるとの事です。(なお今回コラボするスタートレックは「プライムタイムライン」に準拠した時間軸であり、CSCの宇宙とスタートレックの宇宙で発生した次元の裂け目によってとそれぞれの宇宙が交わるという設定、との事です。)

CSC内のUSS Enterprise D(CSC公式Mediumより)
CSC内のUSS Enterprise D(CSC公式Mediumより)

そしてイベントの終了後でも獲得したアイテムと宇宙船は残る、との事です。(次元の裂け目が閉じてイベントは終了するとのこと。)

CSCでは、スタートレックイベントアイテムを含むすべてのアイテムはイーサリアムのERC-721規格を利用して、個別のシリアル番号が付与されブロックチェーンに記録されています。
これら所有権などの公開記録はイーサリアムブロックチェーンに保持され、開発者でさえも所有者の完全な同意無しに変更することはできません。
ブロックチェーンアイテムのこの特性により、CSC内のアイテムや宇宙船は実世界のおもちゃやトレーディングカードに似たコレクション性を有します。
そしてCSC内のアイテムや船はゲーム内市場だけでなくユーザー間で独自に取引可能との事です。

現在ゲームは1年以上開発されており、Steamストアにて夏の終わり頃のリリースを目指しています。

Lucid Sightの共同創設者兼CTO Fazri Zubair氏は今回の発表について

“Star Trekは自分が若き日にテクノロジーのキャリアを追求するきっかけになった作品です。今回、世界で初めてのブロックチェーン版USS Enterpriseによって、「Star Trek」を新たなフロンティアへと導く機会を得る事が出来ました。”

と、述べています。

Fazri Zubair氏(氏のMediumより)
Fazri Zubair氏(氏のMediumより)

なおLucid Sightは、ゲーム内アイテムで11万ドル超えのオークションを成功させたanimoca Brandsと業務提携しており、CSCに関する権利をanimoca Brandsも有しています。
CSCは現在日本語のサポート予定はありませんが、animoca Brandsは自社ゲームの日本語対応に熱心な会社ですので後ほど日本語が対応するかもしれません。
正式リリースまではまだ間がありますので、今後のニュースが楽しみですね。

Crypto Space Commander(CSC)とは

Lucid Sightが開発中の宇宙を舞台にしたオープンスペースのPC / Macゲームです。
プレイヤーはEthereumブロックチェーンで保護されているアイテムを採掘、収穫、ゲーム内の他のプレイヤーや敵と戦う、および自身で加工して工芸品にするなどして入手できます。
入手したアイテムはイーサリアムブロックチェーン技術によりゲーム内またはゲーム外の市場で取引および販売可能で現実の利益に出来る、Play To Ownなゲームを目指しているそうです。

スタートレック・シリーズとは

1966年の「宇宙大作戦」(TOS)から「スタートレック:ディスカバリー」(DSC)までテレビシリーズが6シリーズ、劇場映画は13作、アニメ版(まんが宇宙大作戦:TAS)も作られるなど現在もシリーズ継続中の超人気SFドラマシリーズです。
今年後半には、日本でも80年代後半から90年代前半にかけて深夜放送で放映された「新スタートレック」(TNG)に出ていたピカード艦長を主人公にした「Star Trek: Picard」の放映が控えています。
なおスタートレックではシリーズ中の事件などによって時間軸が3つに分かれている設定になっており、同名のキャラが居ても別人という別々の世界となっています。
そしてプライムタイムラインとは3つある時間軸の内、主にテレビシリーズおよび2002年以前の映画版シリーズが属している時間軸の事です。
その為、今年12月に公開されるスターウォーズの新作を監督するJ・J・エイブラムズ氏が監督やプロデューサーとして関わった2009年の劇場版スタートレック(STXI)、2013年のスター・トレック イントゥ・ダークネス(STID)、2016年のスタートレック ビヨンド(STB)で登場した宇宙船は出ない事になります。

[参考]
・Lucid Sight Medium Jun 4:Star Trek coming to the ETH Blockchain… First there was Bitcoin, then Ethereum, now Gold Pressed Latinum?
・Crypto Space Commander:https://www.csc-game.com/
・Steam CSC:https://store.steampowered.com/app/895040/CSC__Space_MMO/
・Star Trek Official website:https://intl.startrek.com/
・Lucid Sight:https://www.lucidsight.com/
・MLB Champions:https://www.mlbcryptobaseball.com/
・Animoca Brands:https://www.animocabrands.com/

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