ループリング/Loopring (LRC)の特徴をまとめて解説

LOOPRING

去年の12月7日にアメリカ最大手取引所であるコインベースが発表した上場候補の一つである、ループリング/Loopring (LRC)の特徴をまとめて解説します。


ループリング/Loopring (LRC)とは?

仮想通貨をやり取りする取引所には前述のコインベースやバイナンスなどのように企業などが中央管理者として、管理するウォレットに仮想通貨を預けて取引する中央集権取引所(CEX)が一般的です。
このCEXと違い、中央管理者を必要しない取引所を分散型取引所(DEX)といいます。
DEXでは中央管理者が居ない為にハッキングやシステムダウン、取引所が倒産したり国の規制にあって閉鎖されるようなリスクがありません。
そしてこのDEXのためにイーサリアム上に構築されたDEXの取引をマッチングするプラットフォームであり、かつプラットフォームで使われるオープンプロトコルがLoopring/ループリングです。
そしてこのプラットフォームで使われるイーサリアムでの仮想通貨がLRCとなります。

ループリングの特徴

ループリングでは以下の特徴があります。

  • リングマッチング
    取引では注文に対応する注文がないと取引成立となりませんが、DEXは後発で現在主流の仮想通貨取引はCEXに対して取引量が少なくて取引が成立しずらい・流動性が低いという問題があります。
    そこでループリングでは3つ以上の取引を「リング」という塊にしてから、注文同士をスマートコントラクトでマッチングをさせる事で取引成立の可能性を上げる「リングマッチ」という仕組みで問題に対応しています。
    なおリングを繋ぐ作業を行う人々をリングマイナーと呼び、手数料としてトークンを受け取ります。
  • オーダーシェアリング
    リングを複数繋げただけでは取引成立とはいかない為、リングマッチングで完全に成約しなかった取引を次のリングに組み込み、完了するまで同じプロセスを繰り返す仕組み、「オーダーシェアリング」があります。
  • クロスチェーン
    異なるブロックチェーン間でも取引ができるようにループリングはブロックチェーンには依存しないように設計されており、ブロックチェーンがスマートコントラクトをサポートしている場合、展開可能です。
    そして展開しているブロックチェーンに応じてトークン表記も異なり、イーサリアムに展開している場合のトークン表記がLRC、クオンタム(QTUM)はLRQ、NEOではLRNです。


Loopring公式動画

去年の12月18日、異なる銀行間を繋げる金融プラットフォームであるWanchainとパートナーシップを結び*1、競合であるkyber Networkや0xなどと競い合いながら将来の分散型取引所の基盤への歩みを進めています。

[参考]
*1 Loopring Protocol Dec 18, 2018: LRC is Live on Wanchain: A Step Across Chains

基本情報

正式名 Loopring (LRC)
発行日 2017年8月1日
発行上限 1,395,076,054
ホームページ https://loopring.org/
ホワイトペーパー https://github.com/Loopring/whitepaper/raw/master/ja_whitepaper.pdf
ソースコード https://loopring.org/documents.html
取引所 Binance、Bithumb、Bittrex、OKEx、Upbitなど
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