俳優ウェズリー・スナイプスが映画基金を設立|2,500万ドルのセキュリティートークンを取引所LCXから発行

米ベテラン俳優のウェズリー・スナイプス(Wesley Snipes)氏は映画やテレビ番組の製作に投資することを目的とした映画基金「Daywalker Movie Fund(DMF)」を設立し、2,500万ドル(約27億円)のセキュリティートークンを取引所LCXから発行することを発表した。

仮想通貨取引所のLCXは、ブロックチェーン技術に積極的なリヒテンシュタイン公国に本社を置く仮想通貨取引所。今回発行されるセキュリティートークンは、リヒテンシュタイン公国のブロックチェーン法の下に発行されることになっており、規制されたトークン発行となっている。

取引所LCXのインフラを利用し流通させる今回のDMFトークンは、参入障壁が限りなく低く設計されており、機関投資家はもちろん個人投資家を含む幅広い視聴者が参加できる基金になると特徴を説明している。

Daywalker Movie Fund(DMF)

2,500万ドル(約27億円)のDaywalker Movie Fund(DMF)は、ファンド管理の専門家とウェズリー・スナイプス氏を含む投資委員会によって管理される。この基金は他のハリウッドプロディーサーと共に映画製作に割り当てられる予定となっている。

ウェズリー・スナイプス氏は以下のように述べている。

私の古くからのファン、そして新しいファンが、私たちと一緒に共同プロデューサーとなることができるのは非常にエキサイティングです。トークン化されたDaywalker Movie Fundに投資することにより、視聴者は投資家になり、成功に参加できます。

また取引所LCX CEOのMonty CM Metzger氏は以下のように述べている。

ブロックチェーン技術の導入は、過去の電子メールの導入と比較することができます。 トークン化することは、新たなクラスのデジタル資産を強化し、金融業界を再構築しています。LCXのチームは、ここ数か月間、規制や法的な側面において協調を進めてきました。最終的にこのトークンを公開でき非常に嬉しく思います。

映画界で制作資金のトークン化進む

今回のウェズリー・スナイプス氏が行ったような映画基金は業界に広がりつつある。

今年5月にはワーナーのRyan Kavanaugh氏が映画投資専門のプロジェクトを立ち上げたほか、7月にはレオナルド・ディカプリオ氏の映画製作会社Appian Way Productionが取り組む映画製作費にセキュリティートークン発行が行われることが発表された。また、大日本印刷(DNP)等が出資するBLOCKPUNK(ブロックパンク)が取り組むアニメ制作でもトークン化が行われた。

それぞれのトークンには独自の特典やメリットを盛り込まれていた。こういった独自仕様は事前に視聴者へ権利販売できるため映画やアニメ制作において都合が良く、トークン化される例が増えつつある。

仮想通貨取引所LCX

ブロックチェーン技術に積極的なリヒテンシュタイン公国に本社を置く仮想通貨取引所。独自のプラットフォームを用意するのではなく、バイナンスやコインベース、OKEXやクラーケンなどの主要取引所と提携し、同一のインターフェイスにて各取引所の取引を仲介する特徴を持っている。

LCXでは独自に発行するLCXトークンの販売も計画しており、LCXトークンの販売は仮想通貨取引所Liquid.comで行われるIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)として9月13日から計画されている。

参考:Liechtenstein Blockchain Innovator LCX Announces It Will Work With Wesley Snipes To Tokenize $25 Million USD Movie Fund

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