キン/Kin(KIN)の特徴をまとめて解説

Kin

去年の12月7日に米国最大手取引所のCoinBase(コインベース)が上場候補として発表したステラベースの仮想通貨KINの特徴についてまとめて解説します。


キン/Kin(KIN)とは?

KINはカナダを拠点にメッセンジャーアプリkikを自社開発、提供しているKik Interactiveが発行した仮想通貨です。
kikの将来の発展とユーザー間の取引に使うユーティリティートークンとして2017年12月にICOを経て生まれました。

キン/Kin(KIN)の特徴

  • 利用者数:2009年にカナダのウォータールー大学の学生グループが立ち上げたメッセンジャーアプリkikは、現在欧米を中心に3億人のユーザーを抱えています。(LINEは1億人)
  • 先行する実績:Kinは元々あったポイントサービスkikポイントを継承する形で生まれました。kikポイントは1日平均300,000トランザクション数、ピーク時には260万トランザクションを記録する実績があります。
  • 2017年で5番目に成功したICO:10年近くサービスを提供し、3億人という巨大なコミュニティベースから2017年9月に行われたICOでは9,800万ドル(110億円)を調達しています。

Kinは元々巨大な利用者数とその需要を捌くためにイーサリアムとステラのハイブリッドシステムでしたが、去年11月にはトランザクションスピードと流動性改善を目的にステラベースに完全移行しています。
このような大規模なシステム変更が行われるくらいの人気と需要があるKinですが、現在Kinの有価証券性を巡って米SECと争っています。

米SECは2017-2018年に販売されたユーティリティ以外のトークンは、有価証券対象となる可能性があるため規制当局へ登録する必要がある、という見解を以前から明かしています。
これにより去年の12月13日に無担保型ステーブルコインのBasisがプロジェクトの終了と出資やへの返金に追い込まれています

この事態にKik創業者兼CEOであるTed Livingston(テッド・リヴィングストン)CEOは

トークンは「新しい資産」であるため従来の株式・債券販売とは異なる法が適用されるべきだ

と主張しSECと裁判で争う意向を明らかにしています *1。

Ted Livingston
Ted Livingston氏(氏のTwitterより)

 

ICOが有価証券の募集と見なされるべきかという「ICO規制の真髄となる問題」に関する初めての民事訴訟の提起は、多くのICOプロジェクトにとって今後を左右するものとなることから大きな注目を集めています。

kik公式サイト:https://www.kik.com/
kik App Soreページ:https://itunes.apple.com/jp/app/kik/id357218860?mt=8
kik Google Playページ:https://play.google.com/store/apps/details?id=kik.android&hl=ja

[参考]
*1 THE WALL STREET JOURNAL Jan. 27, 2019:Are ICO Tokens Securities? Startup Wants a Judge to Decide

基本情報

正式名 Kin(KIN)
発行日 2017年9月12日
発行上限 10,000,000,000,000
ホームページ http://www.kinecosystem.org/
ホワイトペーパー https://kinecosystem.org/static/files/Kin_Whitepaper_V1_English.pdf
ソースコード https://github.com/kinecosystem
取引所 Bancor Network、HitBTC、Mercatox、YoBitなど
Close Menu